浮気調査で鞄の中にボイスレコーダーを入れるのはダメ?正しい方法とリスクを徹底解説
浮気調査で鞄の中にボイスレコーダーを入れるのはダメ?正しい方法とリスクを徹底解説
2024.12.12
最近は、小さくて高性能なボイスレコーダーが登場しています。そのため、パートナーの浮気調査への活用を検討する方もいるでしょう。この記事では、浮気調査におけるボイスレコーダーを設置する方法について解説します。違法性を避けるための方法や、適切な設置場所のポイントを紹介します。浮気調査の証拠として認められやすい対策も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
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ボイスレコーダーを鞄に入れる行為は違法?
以下の場所にボイスレコーダーを入れる行為は違法性が疑われます。
- パートナーの鞄など持ち物に入れる
- 浮気相手の所有物や家に仕掛ける
- 別居中のパートナーの家に仕掛ける
たとえ夫婦であっても、個人のプライバシーは尊重されなければなりません。そのため、パートナーの所有物にボイスレコーダーを仕込む行為は、プライバシーの侵害にあたります。また、浮気相手や別居中のパートナーの家にボイスレコーダーを仕掛ける行為は、住居侵入罪に問われる可能性があるため、注意が必要です。どちらも自宅ではないため、勝手に侵入する行為は罪になります。
犯罪行為で得た証拠は、浮気の証拠として法的に認められることはありません。それに加えて、自分が罪に問われる可能性もあるため、リスクを冒して浮気の証拠を集める行為は避けましょう。
ボイスレコーダーの正しい設置場所と隠し方
パートナーの浮気の証拠を集めるためボイスレコーダーを仕掛けるなら、共有する場所に隠しましょう。個人の所有物や、自宅以外に仕掛ける方法は違法ですが、2人が共有する場所にボイスレコーダーを仕掛けても法律に違反することはありません。
例えば、以下のような場所が共有場所にあたります。
- 自宅のリビングなど共有する場所
- 夫婦で共有する自家用車内
- 夫婦が共有する寝室
自宅内では、リビング・寝室・洗面所などが共有スペースです。共有スペースは自分とパートナーが一緒に使う場所で、ボイスレコーダーを設置しても法律に違反する恐れはありません。夫婦が同じ寝室を共有している場合も、ボイスレコーダーを仕掛けることが可能です。家族が不在の際に、浮気相手を連れ込んで不貞行為を行う可能性があるため、特に自宅の寝室は浮気調査の場所として適した場所です。また、警戒心が強いパートナーは自宅に浮気相手を連れ込むことは避けますが、リビングに1人でいる際に、浮気相手と電話でやり取りする可能性があります。
自家用車にボイスレコーダーを仕掛ける際には、夫婦共有車であることがポイントです。名義はどちらか一方でも、普段から夫婦共有の車として使っている車であれば、ボイスレコーダーを仕掛けても違法性が低くなります。
ボイスレコーダーで得た音声は証拠になる?
ボイスレコーダーで録音した音声は、確実な浮気の証拠になりません。音声データ単体では、不貞行為を確実に証明する根拠とはならないため、複数の証拠を組み合わせることが重要です。
証拠になる可能性がある場合
証拠になりやすいのは、パートナーが浮気を認めた音声データです。2人の会話中に、パートナーが浮気を認めた音声があれば、証拠の一部として採用される可能性があります。ただし、後で「脅迫された」「勘違いだった」と言い逃れされる可能性はあります。
次に証拠になりやすいのは、肉体関係を示す音声データです。性行為中の音声データだけでなく、その前後の会話も証拠とみなされます。ただし、この場合でも「2人でDVDを見ていただけ」と言い逃れする可能性はあります。
証拠になりにくい場合
違法行為で得た音声データは、どのような音声でも証拠にはなりません。例えば、パートナーや浮気相手の所有物や個室にボイスレコーダーを仕掛けた場合です。夫婦が共有するものや場所以外にボイスレコーダーを設置して録音した音声データは、証拠として認められません。
違法行為で得た音声が証拠として認められない理由は、それを認めてしまうと、どのような違法行為も容認することになってしまうためです。また、パートナーを脅して自白させた場合、その音声データも証拠として認められません。
ボイスレコーダーがバレた場合のリスク
自分でボイスレコーダーを設置する場合は、以下のリスクがあります。
パートナーにバレて証拠を得られにくくなる
法律に違反しないようボイスレコーダーを設置する場合、夫婦の共有場所に設置しなければならないため、パートナーに見つかるリスクが高くなります。ボイスレコーダーが見つかると、パートナーは浮気の証拠が見つからないよう警戒心を強めるでしょう。すると、設置前より浮気の証拠が得られにくくなるリスクが生じます。証拠が見つからないと、慰謝料の請求をすることも、浮気相手と別れさせることもできません。
夫婦関係が悪化する
ボイスレコーダーで録音していたことがバレれば、パートナーはよく思いません。信頼が失われ、夫婦関係にひびが入り、修復が難しくなるリスクがあります。
逆に自分が訴えられる
最も避けたいのは、逆に自分が訴えられるリスクです。夫婦共有の場所にボイスレコーダーを仕掛けたとしても、プライバシー侵害の恐れがあり、訴えられるリスクがあります。違法行為を行った場合はなおさらで、住居侵入罪や脅迫罪は立派な犯罪です。
どの場合でも、さまざまなリスクを伴います。パートナーに見つかると、うまく言い逃れされる可能性や、2人の関係性が悪くなるリスク、さらには自分が犯罪者として扱われるリスクもあるため注意が必要です。
ボイスレコーダー以外の証拠収集方法
ボイスレコーダー以外の手段で浮気の証拠を集める方法もいくつかあります。
写真や動画
2人がホテルに入る様子を撮影した写真や動画、性行為中の写真や動画があれば、浮気の証拠としての信頼性が高まります。浮気現場を写真や動画に残すのは難しいかもしれませんが、その分証拠能力のあるものになります。ただし、2人で食事をしている場面や一緒に歩いているだけの写真や動画は、浮気の証拠として決定力にかけるため、注意が必要です。
LINEやメールのやり取り
2人がホテルや自宅に泊まる約束をしたLINEやメールなども証拠の1つです。デートや食事の約束程度の内容では、証拠として認められないことが多いですが、ホテルや自宅に泊まるなどの肉体関係の疑いがある内容であれば、証拠として有効なものになります。ただし、パートナーの携帯を勝手にのぞく行為はプライバシーの侵害となる可能性が高いため、入手手段に限りがあります。
領収書
ホテルや飲食店の領収書も証拠として扱われることがあります。LINEやメールなどの内容と合わせると、より証拠としての効力を発揮します。例えば、LINEでホテルに行く約束をしていて、当日のホテルの領収書がある場合、相手とホテルに行ったことの証明になります。また、2人で旅行に行った場合、旅行先の飲食店の領収書があれば、旅行に行ったことの証明ができるでしょう。旅行に行っただけでは浮気の証拠として認められませんが、複数の証拠のうちの1つとして使える可能性があります。
浮気調査なら探偵にご相談ください
ボイスレコーダーを使った浮気調査を検討している場合、慰謝料の請求を考えているか、夫婦関係の修復を試みたいと考えているのではないでしょうか。しかし、自分で浮気調査をする方法は、失敗するリスクが高くなります。成功率を高めたいのであれば、探偵に浮気調査を依頼することを検討してみてください。