保証書なしでも時計買取はしてもらえる?保証書が査定額に与える影響を解説

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不要になった時計の買取を考えているけれど、保証書を失くしてしまったので、買取ってくれるか不安だという方も多いのではないでしょうか。保証書がない場合、買取価格にどのような影響があるのか気になる方も少なくないはずです。今回は、保証書なしの時計買取が査定額に与える影響について詳しく解説します。

保証書なしでも時計買取はしてもらえる?

保証書なしでも時計買取はしてもらえる?

時計の売却を考えた際、保証書が手元にないと買取ってもらえないかもと不安になるかもしれません。しかし、多くの中古腕時計の買取を行っているお店では、保証書がない状態でも査定、買取に応じています。特に、RolexやOMEGA、TAG Heuerなどの人気ブランドの時計は、保証書や箱がない状態でも需要が高いため、多くの買取業者が積極的に取り扱っています。

ただし、保証書がないことで、時計が正規品かどうかの判断が難しくなるケースもあります。そのため、保証書がないことによって偽物かもと疑われてしまい、買取を断られるケースもありますので注意してください。

保証書や箱が時計買取に与える影響

保証書や箱が時計買取に与える影響

保証書の重要性

時計の購入時に付いてきた保証書は、その時計が、正規ルートで流通したものであることを示す何よりの証拠であり、その信頼性や価値を裏付ける重要な書類です。保証書はメーカーが発行するもので、時計を購入した時期だけでなく、購入店舗、時計の製品番号などなどが記載されているため、その時計が偽物でないことを示す貴重な証拠となります。

保証書は、他の付属品とは違い再発行されないことや、時計1本に対して1枚しかない貴重な存在です。また、保証書がないとメーカーの保証を受けることができなくなってしまうため、かなり重要な書類となっています。

箱や付属品の影響

時計の購入時に付属していた元箱などに代表される付属品も、買取査定額に大きく影響を及ぼすアイテムです。オリジナルの箱や専用ケースは、その時計の価値を保つだけでなく、購入時の状態に近い形で再販できることもあり、販売側も高値での売却が可能となるため、買取査定額も高値が期待できます。

さらに、購入時に付属されていた取り扱い説明書や替えのベルト、調整用の工具などが揃っていると、完品と呼ばれる状態になるため、市場価値が増し、結果として買取価格の向上につながります。逆に、箱なし、付属品なしの状態では、市場価値が下がってしまうため、買取価格が目減りする傾向にあります。

ブランド別の査定額への影響

ブランド別の査定額への影響

ブランド時計の買取査定額は、付属品の有無に大きく影響されます。付属品の中でも、特に保証書や箱は、買取査定金額を大きく左右する極めて重要な要素です。

Rolex(ロレックス)

Rolexの場合、人気のGMTマスターIIやEXPLORER I、SUBMARINERなどのProfessional Seriesでは、保証書が欠けるだけで5万円から30万円ほど査定額がダウンしてしまいます。また、DATEJUSTやOYSTER PERPETUAL、Perpetual Pearlmasterなどのドレスウォッチであっても、1万円から10万円程度の減額が一般的となっています。さらに、オリジナルの箱がないでも、保証書ほどの影響はありませんが、約1万円の査定ダウンが相場となっています。

OMEGA(オメガ)

OMEGAに関しては、Rolexほどではありませんが、査定額への影響があります。保証書が欠けていると1万円から7万円ほどの査定額ダウン、箱なしでは最大で1万5千円程度の減額などの影響があります。

Cartier(カルティエ)

Cartierでは、保証書が欠如していると、査定額が最大10万円の減額、箱がない場合も1万円ほど査定額のダウンなどの影響があります。BIG BANGやCLASSIC FUSIONなど人気モデルの豊富なHUBLOTの場合には、保証書がないと3万円から20万円ほど、箱なしで5千円から1万円ほどの減額となることが中古時計市場の相場となっています。

ここで紹介した高級ブランド時計の査定額は、市場の動向や需要の変化によって大きく変動します。しかし、どのブランドにおいても共通しているのは、保証書や箱の有無が査定価格に直接影響を及ぼすという点です。ブランドごとに査定基準は異なりますが、いずれの場合も付属品の有無が価格に与える影響は軽視できません。

保証書なしの時計を買取してもらうときの注意点

保証書なしの時計を買取してもらうときの注意点

保証書を紛失した時計を売却する場合には、慎重に取引方法を選ぶことが重要です。特に個人間取引はリスクが高く、専門の買取業者を利用するのが賢明な選択と言えるでしょう。

保証書がない状態は、時計が本物であることを証明する手段が限られます。そのため、フリマアプリやネットオークションでは偽物ではないかと疑われ、取引が成立しにくいばかりか、購入者側の悪意ある行為によってトラブルに巻き込まれるケースも珍しくありません。例えば、落札者が故意に偽物とすり替え、届いた商品が違うと主張し返金を求める詐欺行為が発生するリスクもあります。こうした状況を避けるためにも、個人間取引ではなく、鑑定の専門知識を持つ買取業者に査定を依頼することが理想的です。

信頼できる買取業者であれば、保証書の有無にかかわらず、時計のブランド、モデル、状態を適正に評価し、適切な買取査定金額を提示してくれます。特に実績の豊富な業者なら、保証書なしでも正規品であるかどうかを鑑定するノウハウを持っているため、安心して取引を進めることができるでしょう。

保証書がない時計を売却する際は、リスクを最小限に抑えるためにも、信頼できる買取業者を選び、安全な取引を心掛けることが大切です。

保証書なしの時計を高く買取してもらうコツ

保証書なしの時計を高く買取してもらうコツ

付属品を大事に保管しておく

保証書がない場合でも、購入時に付属していた箱や取り扱い説明書、替えのベルト、コマ、ギャランティカードなどの付属品が揃っていれば、保証書がない影響を最小限に抑えられます。時計マニアの方の多くは、これらの付属品も重要なコレクションアイテムとなります。特に、ブランド時計の純正の箱は、時計の価値を証明するための重要な要素の1つとなっているので、大切に保管しておきましょう。

日頃からお手入れをマメにする

時計の状態も査定額に大きく影響を及ぼす1つの要素です。時計を使用していると、汗やホコリなどの影響でどんどんと汚れてしまいます。日頃から汚れを拭き取るクセをつけ、固まって取れなくなる前に拭き取り、清潔な状態を維持しましょう。また、時計は、湿気や衝撃に弱い一面もあります。保管場所に注意し、湿気や衝撃による傷や錆を防ぐことも時計の価値を下げないために必要です。

修理証明書をつける

正規店でオーバーホールや修理を受けた場合には、その際に証明書が発行されます。基本的に正規店は、本物しか対応していないため、証明書があるということは、正規店が本物だと認めているという証明になるのです。もちろん、保証書があれば問題ありませんが、正規店での修理証明書があれば、本物だという証になりますので、より高い買取査定額につながりますので、修理の際に発行された証明書は捨てずに、買取の際には提示するようにしましょう。

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保証書なしの時計買取は査定額に大きく影響する

保証書なしの時計買取は査定額に大きく影響する

保証書がない場合でも時計の買取自体は可能ですが、査定額は大幅にダウンしてしまう可能性が高いです。保証書は、その時計が本物であることを証明するアイテムですので、買取業者の評価の向上に直結していきます。高級ブランド時計を購入した際には、手放す際に少しでも高い査定になるよう、保証書はもちろん他の付属品を大事に保管しておきましょう。

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