カメラの買取は、持ち込みと出張買取どちらがいいのか迷う方は多いでしょう。リスクを抑えるなら、出張買取がおすすめです。この記事では、カメラの買取方法3種類の特徴を解説します。中でもおすすめの出張買取と店舗買取のメリット・デメリット、できるだけ高値で買い取ってもらうコツを解説しますので、自身にとって最適な方法を選ぶための参考になさってください。
カメラの買取方法

カメラの買取方法は、以下の3種類があります。
- 出張買取
- 宅配買取
- 店頭買取
それぞれの特徴について紹介していきます。
出張買取
出張買取とは、自宅で買取してもらう方法です。査定金額に満足した場合はその場で買取が可能で、すぐに現金を受け取れるメリットがあります。出張買取に向いているのは、自宅から持ち出しにくい高価なカメラを買取してもらう場合や、買取してもらいたいカメラや付属品が多い場合です。ただし、自宅に人を入れることに抵抗感がある方には向いていません。
宅配買取
宅配買取とは、カメラを梱包し宅配便で送る買取方法のことです。全国どこからでも買取が可能なため、近くに買取店がない地域に住んでいる方に向いています。ただし、宅配便が到着してから査定が行われるので、すぐに現金化はできません。宅配中にトラブルがありカメラが破損する恐れや、キャンセルで送り返してもらう際のトラブルにも注意が必要です。
店頭買取
店頭買取とは、買取店舗にカメラを持ち込み買取してもらう方法です。その場で査定金額がわかり、すぐに現金化できるメリットがあります。スタッフの対応や店舗の雰囲気から、信頼できるお店なのかの判断もしやすいでしょう。ただし、近くに買取店舗がない場合は、利用できません。
中でもトラブルなどのリスクが少ないのは、出張買取と店頭買取です。次の章からは、それぞれのメリットとデメリットを詳しく説明していきます。
持ち込みでカメラを買取してもらうメリットとデメリット

この章では、買取店舗にカメラを持ち込み買取してもらう方法のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
持ち込み買取には、以下のメリットがあります。
- すぐに現金化できる
- 査定金額の内容を質問できる
カメラを店舗に持ち込むと、査定士がその場で鑑定してくれます。正常に作動するのか、付属品はあるのか、傷や汚れがないのか、その場で確認します。カメラの状態を確認したうえで査定金額が提示されるため、金額に納得すればその場で現金の受け取りが可能です。
また、提示された査定金額に納得できない場合は、その場で質問できます。もう少し高値での買取ができないか価格交渉ができるため、できるだけ希望の金額に近づけられる可能性があります。カメラの状態が良ければ、高額で買取してもらえるかもしれません。
デメリット
持ち込み買取には、以下のデメリットがあります。
- 店舗に足を運ぶ必要がある
- 査定の待ち時間がかかる
- 複数店舗を回る可能性がある
買取店舗を利用する際には、移動時間や交通費がかかります。特に、近くに買取店がない地域に住んでいる方は、店舗に足を運ぶため多くの時間や手間がかかる点に注意が必要です。
また、店舗での買取を希望する方が多数いるときは、査定に時間がかかります。一般的な待ち時間は数十分程度ですが、他にも買取希望のお客さんが多数いる場合や、査定してもらう品数が多い場合などは数時間かかる可能性があります。
買取店に持ち込む方法はその場で査定金額を聞けるメリットがありますが、金額に納得できない可能性があります。特に、カメラ以外にも幅広く扱っている買取店は、カメラの価値を正しく見極めることが難しく、安値での買取になるかもしれません。査定金額に満足できなければ、別の店舗に足を運ばなければいけない可能性もあります。
出張買取でカメラを買取してもらうメリットとデメリット

この章では、カメラの出張買取のメリットとデメリットについて説明します。
メリット
出張買取には、以下のメリットがあります。
- 査定に費用がかからない
- 運搬する手間がない
- 追加の査定に対応してもらえる
- すぐ現金化できる
店舗買取は交通費がかかり、宅配買取はキャンセル時の返送料が自己負担となる可能性があります。一方、出張買取では出張料を無料としている買取店が多いため、費用がかからないケースが多いです。
また、出張買取は、運搬の手間がなく、運搬でカメラを損傷するリスクがない点でもおすすめです。売りたいカメラが多数あるときや、高価なカメラを運搬時に破損したくないときは、出張査定が向いています。
カメラ買取専門店ではなく総合買取店では、追加で不用品の査定も可能です。スタッフから高価買取しやすいものの提案を受けられるため、予想以上に現金を得られる可能性があります。
デメリット
出張買取には、以下のデメリットがあります。
- スケジュール調整が必要
- 買取を断りにくい
- セキュリティリスクがある
平日に在宅が難しい家庭では、多くの人が買取を希望する土日に査定してもらうことになり、待たされる可能性があります。また、自宅までわざわざ来てもらった負い目から、満足できない査定金額が提示されても、買取が断りにくいかもしれません。特に、対面で断るのが苦手な方にとっては、デメリットが大きくなる可能性があります。
出張買取は、セキュリティ面でも注意が必要です。有名な買取店に依頼すれば、危険な目に遭ったり、物を盗られたりするリスクは少なくなるかもしれませんが、一人暮らしの女性などは他人を自宅に入れるのを不安に感じるかもしれません。
カメラをできるだけ高く買取してもらうコツ

カメラは状態によって査定金額に大きな差が生まれます。できるだけ高値で買い取ってもらうため、以下のポイントに注意しましょう。
綺麗な状態で買取してもらう
カメラはできるだけ、綺麗な状態で買取に出しましょう。査定金額が下がるのは、カビやくもりなど除去できない汚れがあるときです。専用のクロスでレンズや本体の指紋や汚れを落とし、ブロワーで細かいホコリを飛ばします。綺麗な状態に保たれているカメラは、買取店側で再販する際にも売りやすいと判断されるため、査定金額アップが期待できます。
付属品を揃える
付属品がないと減額対象となるため、一緒に買取に出しましょう。箱、保証書、取扱説明書、バッテリー、充電器、接続ケーブルなど、購入した状態に近いほど、査定金額が上がりやすくなります。
複数店舗で査定を依頼する
カメラの査定をしてもらう際は、複数店舗に依頼しましょう。店舗によって買取強化中のカメラの種類が異なっており、販売しやすいカメラの種類が違うことが多いからです。事前にフリマアプリやオークションサイトで相場を確認しておくと、提示された金額が妥当なのか判断しやすいでしょう。
売りたいカメラが多い場合は出張買取がおすすめ

これまで紹介したように、カメラの高価買取には複数の方法があり、それぞれにメリットやデメリットが存在します。その中でも、持ち出しにくいカメラを買取に出す場合や、カメラや付属品の数が多い場合には出張買取がおすすめです。
買取店に持ち込む際に付属品を忘れるなどの心配もありません。また、交通費や返送料などの出費の心配が少なく、査定金額に納得できなければ断れる点も魅力です。大事にしてきたカメラが多い方ほど、出張買取の利用を検討してみてはいかがでしょうか。