朝はなにかと忙しいものですが、おや、今朝はメディカルちゃんのお友達、目のあたりに違和感を感じているようです。どうしたのでしょうか?
・眼帯で患部を覆うのはより悪化する可能性あり
・目薬なら『ロート 抗菌目薬EX』や『参天製薬 サンテ抗菌新目薬』など抗菌有効成分スルファメトキサゾール配合のものなどがおススメ
・1時間に10分程度は、スマホ・PCなどから目を離す
・触らないのが悪化させないポイント

もくじ
ものもらいとは?
まぶたにある、まつげの毛根や油分を出す線「マイボーム腺」が、何らかの原因で詰まってしまったもの。それが「ものもらい」です。
霰粒腫は、マイボーム腺という線が詰まって起こり、霰粒腫は細菌感染を起こしていません。
麦粒腫
まぶたのキワや内側に細菌が侵入して、腫れや赤み、かゆみ、痛みなどを起こします。まつげの毛根に感染する場合と、マイボーム腺という油分を出す線に感染する場合があります。
霰粒腫
油分を出すマイボーム腺の詰まりが原因で、細菌感染は起こしていない状態のものもらいです。詰まると目の乾き、肉芽腫(炎症が原因でできる腫瘍・瘤)が起こります。目の違和感、ゴロゴロ感などの原因になります。
ものもらいの原因は? ストレスとの関係も!
ものもらいは、免疫が低下すると起こりやすい病気です。
そのため、風邪などの感染症の後や疲れた時、ストレスが多い時、睡眠不足の時などに発症しやすいです。
マイボーム腺からの脂質は、ホルモンバランスの乱れ、脂質の多い食事などで粘り気が強くなり詰まりやすくなります。また。化粧品などの油分や粉などのつまりも原因になります。
ものもらいの初期症状にはどんなものがある?
目の違和感、痛み
まばたきの時に異物感を感じる
触るとゴロゴロする
触ると痛い部分がある
目を動かすと痛む
目やにが増加する
かゆみ
充血
徐々に腫れが広がる

ものもらいにおススメの目薬は?
- ロート 抗菌目薬EX
抗菌有効成分スルファメトキサゾール配合。免疫低下、抵抗力低下の状態にある目の血行を促して素早くものもらいを改善へ導きます。
- 参天製薬 サンテ抗菌新目薬
抗菌有効成分スルファメトキサゾール配合。かゆみを抑え、抗炎症成分などを複合的に配合してものもらいを改善へ導きます。
2~3日使用しても変わりない、進行しているなどの場合は眼科へ相談しましょう。
オフィスなど出先でもケアできるおすすめの方法
ものもらいがあるときは、コンタクトレンズ、メイクは避けましょう。どちらも目の皮膚の負担になります。
また、マイボーム腺の詰まりが原因で起きる霰粒腫は、目の周りの血行不良なども良くありません。
デスクワーク、パソコンを扱う時間が長いなどの人は、休息時間に目を温め、血流を良くしてマイボーム腺の詰まりを起こさないようにしましょう。
ホットタオルでのホットパックや、市販品のホットパックなどが有効です。
また、1時間に10分程度は、パソコン画面から目を離してください。液晶画面を見ていると瞬きが不足しているので、瞬きをして目の乾燥や血行不良を改善しましょう。
ものもらい悪化? 避けてほしいこと
見栄えが悪いとの理由で眼帯をする人もいますが、眼帯で幹部を覆うのも避けましょう。雑菌の繁殖が増加し悪化してしまいます。

スマホの使い過ぎで発症しやすくなる?
ものもらいは昔からある症状
もともとお子さんに多い病気でしたが、特に近年、パソコン、スマホなどを使う時間が増えたことで大人も多くの人が発症しやすくなっていると言えます。
特にデスクワークの人は、疲れている時などに発症しやすいので疲れている、ストレスが多いという際にはコンタクトレンズをやめて仕事をするようにしましょう。目への負担を軽減できます。
治療は初期がポイント
治療は初期であれば、目薬や軟膏だけでの治療で痛みはありません。進行すると膿を出す切開が必要になってしまいます。
ただし、切開の際は麻酔を使うので痛みはありませんし、眼帯も当日だけで次の日は不要な場合がほとんどです。
しかし、中には長く放置していることで、ものもらいがしこりとして残る場合もあります。しこりができてしまうとしこりがなくなるのに数ヶ月かかってしまう場合もあります。
目の異常を感じたら、早めに眼科の受診をしましょう。
ものもらいの予防法は?
眼周囲を清潔に保つようにしましょう
スマホやTVはなるべく避け、ゆっくり過ごしましょう。睡眠をたっぷりとるのも免疫力を上げるので、ものもらい対策になります。
また、細菌感染が原因でも、ものもらいはできるので、目は不衛生なもので触らないようにしましょう。
特にコンタクトレンズは1日で変えるタイプにして生活に保ちましょう。帰宅後はなるべく早くコンタクトレンズはとって、目の洗浄を行いましょう。
<参考文献・URL>
■日本眼科学会 霰粒腫
https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=6
監修者

- 眼科医
-
東京医科大学眼科入局
2015年 田町三田やまうち眼科開業
安心して診療を受けることができるよう、環境を整えることに尽力。
丁寧な説明を心掛け、地域に根ざすクリニックをつくりあげていく。
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