山桜燻しの手法

新潟では古くから魚を囲炉裏の上に吊るし、乾燥燻製して長い冬の保存食にする「いぶし」の手法が有りました。
当社では、消えかけているその技術とヨーロッパで行われている肉の燻製の技術を学び、炭と山桜の原木での燻製を行っています。
山桜をあえてチップにせず、チップによる強い燻製の色の付きの良さは期待せず、原木から立ち昇るやさしい煙で、時間を掛け味と香りを肉の中まで染みこませています。