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バッテリー上がりが起きる一番の原因は、電気の使い過ぎです。バッテリーの充電分よりも多くの電気をつかってしまうとバッテリー上がりがおきます。エンジンを切った状態で室内灯やヘッドライト、エアコンを長時間つけたままだとバッテリーは上がりやすくなります。また、車に乗らなさすぎても待機電力によりバッテリーが消耗されるため、バッテリー上がりが起こることもあります。
バッテリー上がりとは、電気の使用量がバッテリーの充電分を上回ってしまい充電が切れることです。バッテリーの充電をおこなうことで再び使用することができます。
バッテリー上がりの前兆としては、エンジンがかかりにくくなったり、ヘッドライトや室内灯が暗くなったり、パワーウィンドウの開閉が遅くなるなどの症状が現れることがあります。これらの症状があるときは、充電が少ないことやバッテリーの劣化が考えられるため、点検を受けておくことをおすすめします。
車のバッテリー充電は、エンジンを動かす方法と充電器を利用する方法があります。車はエンジンの回転によって発電する仕組みとなっています。エンジンの回転数が増えるほど発電量も多くなるため、走行することでバッテリーを効率よく充電することが可能です。充電器を用いた方法では、ご自宅で充電する場合は8~10時間ほどかかりますが、ガソリンスタンドなどにある急速充電器を使えば30分ほどで済ませることができます。しかし、急速充電はバッテリーに負担がかかるため、充電後にはバッテリーの点検をしてもらいましょう。
バッテリー上がりが起きたときには、ジャンプアップ作業をおこないます。ジャンプスタートともよばれるこの方法では、上がったバッテリーに一時的に電気を貸すことによって車のエンジンを始動させます。エンジンが動けば発電されるようになるため、しばらくエンジンをかけたままにすることでバッテリが充電されることになるのです。このジャンプアップ作業は同じ電圧の車かジャンプスターターというポータブルバッテリーを用いておこなわれます。
ご連絡をいただいてから最短5分でお客様のもとに駈け付けます。エリアや混雑状況によって到着時間が変わりますので、お問合せいただければ待ち時間のご案内をいたします。
カーバッテリー110番ではエンジン始動は8,800円(税込)から承っています。エリアや加盟店、トラブルの内容によっては料金が変動することがありますので、作業の前に料金の確認をいたします。追加の作業が必要となった場合にも、確認をとってから作業に入りますので、ご不明点があればお気軽にご質問ください。
バッテリーが膨らんでいたり、バッテリー液の消耗が早い場合にはバッテリーの劣化が考えられます。そのような変化が見られた場合には、電圧計でバッテリーの電圧を測ってみましょう。12Vのバッテリーでは、12.5~13Vほどが正常です。これより低い場合には劣化のおそれがあります。電圧計を用意できない場合には、カーショップやガソリンスタンドで測ってもらうこともできますよ。
ヘッドライトがつけっぱなしの場合、満タンまで充電されている状態でも3~5時間程度でバッテリーが上がってしまうといわれています。実際にバッテリーが満タンまで充電されている状態はまれなので、本来はさらに短い時間でバッテリーは上がってしまいます。
次回エンジンをかける分のバッテリーの充電をおこなう場合には、走行した方がエンジンの回転数が上がるため発電量が増えます。30分から1時間の走行で済ませることができます。
バッテリーは化学反応によって充電・放電をおこないますが、気温が低いとこの反応がにぶくなり、電圧が低くなることが原因で性能がおちることがあります。また、冬の寒い日には暖房をつけたり、リヤデフォッガー(リアウインドウを温めてくもりが起きないようにする機能)を利用したりするため、気づかぬうちに電気を大量に消耗してしまうことから、バッテリー上がりが起きやすくなるといわれています。
エンジンをかけるにはセルモーターを動かす必要があります。しかし、バッテリー上がりが起きているとセルモーターを動かす電気がないため、エンジンもかからなくなってしまうのです。
ハイブリッド車のバッテリーは従来のガソリン車のようにボンネットにあるとは限りません。トランクの下や後部座席の下などに設置されていることが多いです。車種によって細かい場所は異なるため、説明書などで確認してみてください。
ハイブリッド車やEV車には、そのシステムを作動させるためにバッテリーが2つあります。ひとつ目の補機バッテリーは、ガソリン車と同じように車内の電気機器を動かすためのバッテリーです。ふたつめの駆動用バッテリーは、モーターを駆動させるため、エンジンの始動に必要なバッテリーとなります。
はい。ハイブリッド車の場合には、補機バッテリー上がりが起きやすいです。補機バッテリーは、ガソリン車と同じく電気の使い過ぎによっておきます。補機バッテリー上がりが起きるとハイブリッドシステムが動かないため、車を走らすことはできません。ジャンプアップ作業によってエンジンをかけます。
はい。電気自動車もバッテリー上がりが起きることがあります。電気自動車の場合には、駆動バッテリーが上がる「電欠」とよばれる状態になった場合には、その場での対処では難しいためレッカーやけん引によって近くの充電器のある場所まで移動させる必要があります。
ガソリン車のバッテリーの寿命は3~5年といわれています。車の使い方によってこれより短くなることもあるため、バッテリーの異変を感じたら点検をおこなってください。
車のバッテリーを長持ちさせるには、定期的にエンジンをかけることが大切です。充電が満タンの状態を維持すると劣化を防ぐことができます。バッテリー上がりを起こさないために、少なくとも1週間に1度は30分以上の走行をするようにしましょう。