重要事項説明書

1 施設概要

1 実施主体及び代表者:医療法人誠和会 理事長 大島教子
2 施 設 名 称:介護老人保健施設 シルバーピアしきな
3 開設年月日:平成4年2月1日   
4 所在地:沖縄県那覇市識名2丁目6番35号
5 電話番号:098-833-1165 FAX番号:098-836-4165
6 管理者:川崎恭子
7 介護保険指定番号:介護老人保健施設(第4750180020号)
8 入所定員:95名(2階フロア45名・3階フロア45名・4階フロア5名)
(個室14室/2人室5室/3人室1室/4人4人室17室)

2.事業の目的

当施設は、要介護状態と認定された利用者(以下「利用者」)に対し、介護保険法令(以下「法」)の趣旨に基づき、利用者がその有する能力に応じ可能な限り自立した日常生活への復帰を目指した介護老人保健施設サービスを提供することを目的とします。

3.運営方針

当施設は事業の目的を達成するため、以下の運営方針を定めます。
<ゆとり・愛・ふれあい>をモットーに明るく家庭的な雰囲気のなかで、看護・介護サービスを行い、利用者が一日も早く自立して家庭復帰ができるように、ご支援します。
・利用者のご満足いただける生活をお約束するために、職員は<笑顔><尊敬の心><感謝の心>を忘れずに、利用者とのふれあいを大切にしております。
・ご家族・地域との交流を密にし、在宅療養の要介護利用者を受入、皆様のお役に立てるような施設を心がけます。

4.職員の配置状況及び職務内容

1 管理者:常勤兼務 1名
2 医師:常勤兼務 1名
3 薬剤師:薬局連携
4 看護職員:常勤専従 10名
5 介護職員:常勤専従30名/非常勤専従12名
6 機能訓練士
・理学療法士:常勤兼務 3名 ・非常勤兼務 2名
・言語聴覚士:非常勤兼務 2名 
・リハビリ助手:非常勤 1名
7 支援相談員:常勤専従 1名/常勤兼務 1名
8 管理栄養士:常勤専従 1名
9 介護支援専門員:常勤専従 1名
10 事務職員:常勤専従 5名
11 調理員:委託

5.利用の対象者

1 介護保険被保険者の第1号被保険者(=65歳以上)の者であり要介護認定を受けて要介護(1~5)と判定された者
2 介護保険被保険者の第2号被保険者(=40以上65歳未満)の者で16の特定疾病に該当しかつ要介護認定を受けて要介護(1~5)と判定された者
3 病状は安定しているものの医療機関を退院してすぐに自宅へ戻るのは不安という者
4 在宅で療養しており、病状が安定期で入院治療の必要はないが、リハビリや看護・介護を中心とした医療ケアや生活ケアやリハビリを必要とする者

6.利用手続

介護保険被保険者証の確認
サービス利用を提供するに当たり、利用者の介護保険被保険者証を確認致します。
・利用時の必要書類
(1)介護保険被保険者証          (5)個人情報の使用による同意書
(2)負担限度額認定証            (6)契約書(契約書に添付)
(3)主治医又は医療機関における情報提供書 (7)事業所が必要とする書類
(4)利用同意書(重要事項説明書に添付)

7.介護老人保健施設のサービス内容

(1) 施設サービス計画の立案
居宅における生活への復帰を目指し、利用者の心身の機能の維持回復を図るため利用者及び家族の意向を取り入れ、利用者に関わる職種の職員の協議により作成される施設サービス計画を作成します
(2) 医療に関する事
当施設に医師・看護師を配置し、利用者の状態に照らした適切な医療行為・看護を行います。投薬も施設から行います。投薬は医師の管理・指示の下、看護師が服薬管理を行います。
(3) 機能訓練に関する事
当施設に理学療法士及び言語聴覚士を配置し、PTによる施術・各種機器を使用しての機能訓練及び言語訓練等を通して残存機能の働きを促進させ状態の維持・回復・向上を図ります。
(4) 生活全般に関する事
グループケア(少人数単位に利用者を区分し専属の職員配置)による「利用者の声」を尊重した利用者本位のケアを提供しております。
(5) 身体の介護に関する必要な支援
ア 排泄の介助 イ 移動、移乗の介助 ウ その他必要な身体の介助

7.介護老人保健施設のサービス内容

(6)食事事に関する事
楽しみのあるおいしく食べやすい食事の提供を追及しております。嚥下(えんげ)機能が衰えた方にはゼリー食を提供しています。
(7)口腔ケア(口腔内清拭・嚥下機能向上訓練等)
口腔内の清潔保持及び嚥下機能向上により経口での栄養摂取継続・誤嚥性肺炎等の疾病予防を図る為、口腔ケアを強化しております。毎食後の口腔内清掃で清潔を保持します。(歯ブラシ・スポンジブラシ・ガーゼ・歯間ブラシ等を使用します。)寝たきり等自分で歯磨きができない場合は個々人の状況を確認しながら職員が口腔内清拭を行います。入れ歯や歯の状態を観察し、必要に応じ、歯科受診を依頼する事もあります。又、毎食前の嚥下体操を行い嚥下機能の向上を図ります。
(8)入浴サービス:週に最低2回行います。但し、利用者の身体の状態に応じて清拭となる場合があります。入浴回数の希望があれば対応致します。一般浴槽の利用のほか、状態により対応できる特別浴槽も設置しております。

7.介護老人保健施設のサービス内容

(9)シーツ交換:週に1回、シーツ及び布団カバーの交換を行います。
ベットマットの消毒を半年に1回行います。事情によりベットマットがかなり汚れた場合はその都度取り替えます。
(10)衣類の洗濯:毎日実施いたします。(別途料金)クリーニング表示の素材はご遠慮下さい。
(11)理美容サービス:月1回

8 利用者の負担の額

(1)別に定める料金表により該当項目の介護保険給付の1割の自己負担額をご負担頂きます。
(2)別に定める料金表により該当項目の介護保険外の費用をご負担頂きます。

9.利用料金のお支払方法

(1)お支払い方法は、現金(窓口支払)、銀行振込、金融機関口座自動引き落とし(毎月17日引落)の方法があります。金融機関口座自動引き落としをお勧めいたします。
(2)毎月5日に、前月分の請求書を発行しますので、その月の17日までにお支払いください。お支払いいただきますと領収書を発行いたします。領収書には「医療費控除対象項目」の区別を記したものとし、「確定申告」の際に申請することにより、条件に適合すれば所得税の還付が受けられます。
(3)領収書の再発行は致しかねますますので、大切に保管してください。
(4)利用料支払い者による支払いが、2ヶ月以内に確認できない場合は、連帯保証人にご請求申し上げます。(5)利用者の介護保険料の滞納等により当施設が介護保険からサービス利用料に相当する給付を受領することができない場合は、利用者又はその家族は、当施設の定める期日までに、現金又は銀行口座に本来の保険給付額及び自己負担額の全額をお支払い頂きます。

9.利用料金のお支払方法

(6)当施設は、前項により費用の支払いを受けた場合には、「サービス提供証明書」を発行致しますので、後日最寄りの市町村へ手続きとり「払い戻し」を受けて下さい。


10 身体拘束等の防止

当施設では利用者に対し、緊急やむ得ない場合を除き身体拘束その他利用者の行動を制限する事は致しません。又、緊急やむ得ない場合には身体拘束等を行う場合も有り得ます。その際は利用者及びご家族へご説明し、許可を得ます。安全には十分に配慮致しますが、不可抗力的事故を起こり得ます。その際は、ご説明させて頂きます。

11 非常災害対策

非常災害対策として、所轄消防機関との連絡を密にして、避難、救出及び消火に関する訓練を毎年2回以上実施し、利用者の安全の確保に努めております。
又、当施設に防災設備(スプリンクラー、消火器、消火栓)を設置し、定期的に設備・備品の点検も行っております。

12 苦情・相談における対処法

事業者の提供するサービスについて「苦情又は相談」がある場合は、下記へお寄せ下さい。
迅速に対応し、速やかにご報告させていただきます。
【苦情の対応】
(1)苦情受付窓口の設置
(3)事業者における「苦情相談対応マニュアル」に沿い迅速かつ適切に対応します。
(4)手順は「内容を詳細に聞き取り記録」「事実の確認」「利用者への報告」を主とします。
(5)問題解決が難しい内容に関しては、専門家等の助言を求め最善の策を講ずるよう努めます。
(6)必要に応じ関係市町村、関係機関へ報告します。
(7)一連の経緯については詳細に記録に残します。
(8)従業者への周知徹底を図り再発防止並びに業務の改善につなげます。

苦情窓口の連絡先

(1)事業者内窓口:介護老人保健施設シルバーピアしきな
担当者:管理者又は支援相談員 
方法:(ア)窓口への申し出(相談室への直接面会及び電話連絡)
(利用時間:午前10時から午後4時まで)
(電話番号:098-833-1165<イイローゴ>)
(イ)当施設内設置の「ご意見箱」への投書
直接、事業者への申出が困難な場合は下記へ申し出ることもできます。 

(2)沖縄県国民健康保険団体連合会
住所:那覇市西3-14-18 電話:860-9026(苦情専用・FAX兼用)
方法:書面もしくは電話での受付となり、所定様式は那覇市役所ちゃーがんじゅう課の窓口に備え付けている。
(3)那覇市役所 ちゃーがんじゅう課
住所:那覇市泉崎1-1-1 那覇市役所仮庁舎内 
電話:862-9010(ちゃーがんじゅう課直通)
方法:介護相談員宛て、電話又は窓口で受付し申し出る。

【相談体制】

1.管理者は、原則として利用者及びその家族からの苦情や相談、職員からの相談にあたります。
2.手順は「内容を詳細に聞き取り記録する」「事実の確認」「利用者(職員)への報告」を主とします。
3.チームで解決を要する事項についてはチームカンファレンスを開きます。
4.職員全員に情報提供が必要な場合は、相談者の許可を得て、全員に周知徹底します。
5.問題解決が難しい内容に関しては、専門家等の助言を求め最善の策を講ずるよう努めます。
6.必要に応じ関係市町村、関係機関へ報告します。
7.一連の経緯については詳細に記録に残すものとします。
8.従業者への周知徹底を図り再発防止並びに業務の改善につなげます。

13.緊急時等における対応方法

病状の悪化した利用者については、当施設の医師と協力病院又は利用者及びその家族の指定する
医療機関と連携し、速やかな措置を講じます。転院についての搬送は、救急車・当施設車両・民間の介護タクシー等、利用者の状態に応じ対応致します。又、ご家族への連絡については、速やかに「契約書」に記載のご家族へ電話連絡差し上げますので、ご家族の対応の程お願いします。
※尚、当施設では、下記の医療機関・歯科医療機関に協力いただいております。
協力医療機関
・名称 那覇市立病院
・住所 那覇市古島172-1(098-884-5111)

・名称 中山胃腸科外科
・住所 那覇市真嘉比330-1(098-886-3717)

協力歯科医療機関
・名称 那覇市立病院
・住所 那覇市古島172-1(098-884-5111)

14 事故発生時における対応方法

(1) 事故が発生した場合には、迅速かつ適切に対応し、再発防止に努めます。
(2) 事故の原因の解明・対策検討の上、利用者ご家族へご説明申し上げます。
(3) 必要に応じ関係市町村、関係機関とも連携して対応します。
(4) 損害賠償保険に加入しております。その事態となった場合には当該保険会社に連絡し速やかに手続きをとり賠償致します。

15 守秘義務及び個人情報の保護

従業者は、従業者である期間及び従業者でなくなった後においても、正当な理由がなくその業務上知り得た利用者又はその家族の個人情報を漏らしません。

16 その他運営についての重要事項

(1) 従業者の資質の向上を図る為、定期的に施設内研修を実施し施設外研修の派遣も行っております
(2)利用者への「営利行為・宗教の勧誘・特定の政治活動」を行いません。又、利用者及び家族等も当施設に対して同様とします。
(3)利用者の責に帰すべき事由によって、当施設が損害を被った場合、利用者及び家族等は連帯して、当施設に対して、その損害を賠償するものとします。