宮の前歯科クリニックは、1歳半のお子様から90歳の高齢の患者様まで幅広い世代の歯科診療を行う地域密着型の歯科クリニックです。私は不得意な領域を作らず、患者様のさまざまな希望に応えられる歯科医になりたいと考え、大学卒業後は荒川区西尾久の宮の前歯科クリニックで研修し、今は院長を務めています。当院は都電荒川線・宮ノ前駅の目の前、徒歩1分もかからないビルの1階です。仕事が終わったあとや休日にゆっくり治療を受けたい患者様の利便性を考え、平日は21時まで、土日は17時まで診療しています。当院の治療は健康保険適応を基本に行っていますが、高品質の素材を使った自由診療もおすすめしています。その際、目安となる費用がわかるようにホームページにできるだけ開示していますので患者様は事前に把握できます。それに基づいて、患者様が不安なく自由診療の相談ができるよう努めています。矯正治療の相談も無料で行っています。日本の国が超高齢社会に入り、ここ荒川区でもさらに高齢化が進んでいます。要支援や要介護の高齢者が増加するなか、認知症や寝たきりが問題になっています。超高齢化の問題に対して、私なりに歯科医ができることを考えてみると、足腰が悪くなって外出しづらくなった高齢者や寝たきりの高齢者の口腔ケアでした。歯や口の中の健康状態が、糖尿病や生命に直結する心疾患にも大きく関係していることは科学的にも証明されています。噛むという行為が唾液を分泌し、脳の活動にも好影響を当たることも、よく知られた話になりました。在宅歯科というかたちで訪問治療・訪問ケアができれば、荒川区の地域貢献にもなり、寝たきりの患者様への手助けにもなると思われます。今、すぐ実施はできませんが、いつも心から離れず、実施の機会を模索しているところです。