診療について 犬や猫が伴侶と呼ばれるようになり、家族の一員として考えられるようになりました。私たちの診療する動物は犬と猫でありますが、飼い主さまにしてみればご家族を診てもらっているのと同じことです。 私たちは大と猫を診療するのと同時に、飼い主さまのご家族の命を預かっていることを常に考え、診療を行っていかなければならないと考えます。けいこくの森動物病院では、そのご家族に合った治療法の説明・提示を心がけています。1つの病気でも治療法やアプローチ方法はいくつもある場合があります。複数の治療法を説明・提示した上で、飼い主さまのご家族のライフスタイル、ワンちゃん・ネコちゃんの性格や病態を考慮し、最善の治療法をお勧めさせていただきます。したがって、時に飼い主さまのライフスタイルやワンちゃん・ネコちゃんの扱い方をお伺いすることもあります。私たち病院スタッフは、検査や診断し、お薬を処方することはできますが、ご自宅で投薬をすること、ワンちゃん・ネコちゃんの状態を常に観察することはできません。それができるのはワンちゃん・ネコちゃんのご家族、飼い主さまです。当院では治療を進める上で、飼い主さまも治療スタッフの一員、医療チームとして重要な存在であると考えています。そのため飼い主さまには考えられる病気・病態・薬の効能・リスクをしっかりインフォームドし、細かい連携を取っていきたいと考えています。病院としても、常に知識・技術を研鑚し、少しでも良い治療法を提供できるように日頃から学会・勉強会に積極的に参加していきたいと考えています。また今後、診療時間の延長、夜間診療、入院お預かりの夜間管理など、できる限り飼い主さまの意向に沿うように病院の形態を変えていきたいと思います。
飼い主さまに向けて けいこくの森動物病院は、飼い主さまと共にワンちゃんやネコちゃんの健康の維持と病気等による苦痛の軽減を行っていきたいと考えています。
私自身、一人暮らしのとき犬猫を飼っていたことがあり、飼い主さまが持つ悩み、病気のときの不安などを経験してまいりました。また犬猫から学ぶこと、与えられるものの多さを実感してきました。そのような経験を生かし、飼い主さまの気持ちを考えられる病院作り、スタッフ教育を行っていくつもりです。
したがって病気による苦痛や不快感を取り除くだけでなく、飼い主さまの不安も解消できるような診察を行っていきます。そのため、「その子にあった治療法の提示」「わかりやすく納得できる説明」「飼い主さまとの連帯」を常に考え大切にしていきます。
どんなに小さな問題・不安でもかまいませんので、お気軽にご相談ください。