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  • 江戸東京博物館の常設展示室がパワーアップしました。開館から20年以上たった2015年3月、約9000平方メートルの広大な常設展示室を改修し、パワーアップしてリニューアルオープンを果たしました。博物館の5階・6階にまたがる常設展示室には約2000点もの展示物がありますが、とにかくスペースが広く空間を贅沢に使っているので、ダイナミックな展示が多いのが魅力です。

  • 新しくなった江戸東京博物館・常設展示室の大きな見所の一つが、広大なスペースを有意義に使った「実物大」の模型。中でも江戸時代の庶民が暮らしていた『棟割長屋』では職人や、今まさに赤ちゃんが生まれたばかりの家族、寺子屋などが1棟にひしめき合って暮らしている様子がリアルに再現されています。

  • 江戸東京博物館の常設展示室はなんと写真撮影可(フラッシュの可・不可は展示による)。展示物の前で記念写真を撮ることができるのはもちろん、大名の駕籠や人力車、驚くほど前輪が大きな明治時代の自転車など、本でしか見たことのないような昔の乗り物に実際に乗って撮影もできます。ベストショットを撮って、乗って、触って、担げる展示これが大人気です。

  • 江戸東京博物館では千両箱や肥桶を実際に担げるコーナーあります。時代劇などではお馴染みのアイテムですがこれが驚くほど重いのです!よくこれだけ重いものを持って、ひょいひょい歩けたり積み上げたりするもんだと心底感心。江戸の町人を尊敬せずにはいられません。チャレンジする来館者もその重さに度肝を抜かれます。今後、時代劇の見方も変わりそうです。

  • 江戸東京博物館では、江戸、明治、大正、昭和の東京の移り変わりを見て最後にたどり着くのは平成の東京。遠い昔と思いがちな江戸・明治・大正・昭和の東京ですが、原寸大の模型やリアルなジオラマを通して見てみると、私たち現代人の生活との共通項が沢山見えてきます。江戸東京博物館の“新”常設展示室は、歴史や過去をより身近だと発見させてくれるスポットです。