【車】
鶴岡八幡宮へは横浜横須賀道路「朝比奈」ICから5kmほどの場所にあり、駐車場は普通車40台分とそれほど多くありません。駐車場の利用時間は9:00から19:30までで、料金は600円/1時時となっています。
【公共交通機関】
JR「鎌倉」駅東口・江ノ電「鎌倉」駅からそれぞれ徒歩10分です。
鶴岡八幡宮は周辺地域を含めて、古都鎌倉を代表する花見スポットとして知られています。中でも境内の源平池の周りにある桜は見ごたえがあり、毎年、花見のシーズンには多くの人が訪れます。
見頃は例年3月下旬から4月上旬までで、天候がよければ中旬あたりまで綺麗な桜を楽しむことができます。桜の品種の多くはソメイヨシノやヤエザクラです。
夜には提灯でライトアップされるため、夜桜を見るために訪れる人も多くいます。鶴岡八幡宮の参道である段葛は「桜並木の段葛」と呼ばれ、桜の名所の一つとなっています。
桜が見頃を迎える時期に開催される「鎌倉まつり」では、駐車場や道路がとくに混雑するため、訪れる際には公共交通機関の利用をおすすめします。
鶴岡八幡宮の見所の一つに、参道の段葛(だんかずら)があります。この「段葛」は八幡宮に近づくほど道幅が狭くなっており、遠方から見ると、より遠くに存在するように見えることで有名です。この遠近法を用いた造りは神社の権威付けや防衛を目的とした視覚効果を狙ったものとされています。
また、境内には「源平池」と呼ばれる池があり、太鼓橋をはさんで左右を「源氏池」「平氏池」と呼びます。
本宮は国の重要文化財にも指定されており、神輿7基が安置され、宝物殿としての役割も担っており、その建築は広い回廊が特徴的な造りとなっています。
鶴岡八幡宮の本殿のそばには「隠れ銀杏」があります。八幡宮のシンボルとして称えられていた樹齢千年の巨木は2010年に倒れてしまいましたが、現在は「ヒコバエ」が育成され、二代目「隠れ銀杏」として成長が見守られています。
鶴岡八幡宮や鎌倉のお土産として、豆菓子の「まめや」、紅谷の「クルミっこ」、鎌倉壱番屋の「せんべえ」、鎌倉小川軒の「レイズンウイッチ」などが人気です。手土産や本格的なお土産品としては「源 吉兆庵」の和菓子なども定評があります。
その他、お菓子以外では、香辛料・調味料のセレクトショップ「鎌倉屋」が人気です。神社の参拝のあとに七味などの香辛料を購入することは、病気平癒や健康祈願などの正式な参拝様式でもあります。年齢や体調に合わせた香辛料を選ぶことも鶴岡八幡宮の参拝の醍醐味の一つです。自分用にはもちろん、親しい人や家族へのお土産品として、お守りとともに渡すとより強力なご利益が期待できるでしょう。
鶴岡八幡宮では、就職や仕事運を向上させる「仕事守」が人気です。
鶴岡八幡宮のお守りは形が可愛いらしく、鳩をモチーフした「鳩鈴守」や、桜や梅の形をしたストラップタイプの「開運開花 花守」、鶴形の「折鶴叶え守」などさまざまな種類があります。色も赤やピンク、金など鮮やかなものや、シックな印象の白、銀などのカラーバリエーションも豊富で、みているだけで元気になれます。
その他、大銀杏の枝で作った「大銀杏 御神木のお守り」や災難避けの「御刀守」など、ここならではの強いパワーを感じさせるお守りアイテムが多数並んでいます。
鶴岡八幡宮周辺には美味しいランチが食べられるお店が複数あります。
お蕎麦屋さんが多く、中でも鶴岡八幡宮から徒歩数分で行ける「手打そば千花庵」と「茶織菴」は人気が高いです。とくに「手打そば千花庵」はそば粉や打ち方にこだわった本格派のお蕎麦が、リーズナブルな価格で味わえることで知られています。
洋食では気軽に食べられるイタリアンの「トラットリア イル シレーネ」、「ドルチェ ファール ニエンテ」、カフェ利用には「歐林洞 鎌倉本店」のケーキや、「ミカド珈琲 鎌倉店」のソフトクリームなどが人気です。