オアシス21

名古屋市内の中でも特に観光や商業の中心となっている地域が「栄」です。名古屋一の繁華街とも言えるこのエリアにはショップ、レストラン、観光スポットや宿泊施設など主要なスポットが集中していますが、その栄の街を代表するシンボルとして知られるのが「オアシス21」です。

2002年10月にオープンした「オアシス21」には、ショップやレストランなどの商業施設、緑豊かな公園、バスターミナルがあり、現在では「名古屋テレビ塔」と並ぶ、観光スポットとなっています。その特徴は、何と言っても交通の利便性の高さにあります。

オアシス21の地下1階にバスターミナルがある

JR名古屋駅から約10分、地下鉄「栄」駅4番出口から直結という好アクセスな「オアシス21」は、地下1階がバスターミナルとなっています。このバスターミナルでは市内バスや路線バス、さらには近距離高速バスなど多くのバスの発着が行われ、通勤や観光など重要な交通拠点にもなっています。

「オアシス21」は観光客だけではなく、地元の人のお出かけスポットとしても親しまれています。豊かな自然があることや、子どもが遊べる場所があること、さらに、子どもが大好きなキャラクターグッズのショップがあることなどが人気の理由です。休日には1階にある「緑の大地」の芝生で、のんびりと過ごす家族連れも多く見られます。

　

オアシス21では朝市が大人気

園内には桜や紅葉など季節が感じられる樹木が植えられ、市民に季節折々の風景を届ける憩いの場となっているのです。また、市民に愛される理由は、地域に密着したイベントが多く開催されることにもあるようです。地下2階にあるイベント広場「銀河の広場」では、毎週土曜日に開催される「オーガニックファーマーズ朝市村」が特に人気で、会場では採れたての新鮮野菜が良心的な価格で販売され、市民の健康を食から支えています。

銀河の広場では様々なイベントが開催される

その他にも、土日を中心に若い世代をターゲットにしたイベントが目白押しです。子どもが全身を使って楽しく遊べる催し物が用意されたり、プロのダンサーが参加する本格的なダンスコンテストが開催されたり、中高生から社会人バンドまで幅広い世代が参加する音楽イベントが開催されたりと、多種多様なイベントが毎週のように開かれます。「銀河の広場」は市民の活動や交流の活性化、文化の発展などを促すイベントや、季節感のあるイベントを多数開催することにより、地域の活性化に貢献しています。