例えばお薬を飲むことが難しいのであれば、別の治療方法に切り替えるなど、選択肢はいくつか用意しておくべきだと思います。
当院では、治療を行う際の費用面やそれに伴うメリットとデメリットを丁寧にご説明し、飼い主さまに治療方法を選択していただくようにしています。
長期間に渡り、飼い主さまと一緒に治療をがんばっていても、残念ながら助けられない命もあります。そういったときに飼い主さまを励まし、ペットロスをどこまでケアしてあげられるかという点にも気を配っています。亡くなった子が生き返るわけではありませんので、飼い主さまの寂しさが少しでも紛れるように気持ちを共有し、飼い主さまの心が軽くなればと考えています。