葛城市【廃車買取　廃車手続き　事故車買取　軽自動車】無料の廃車買取・処分カーネクスト

観光に行きたい都道府県ランキングで常に上位の奈良県。移動方法は近年のコロナ禍の影響もあり電車などの交通機関よりも自動車を使う方も多いでしょう。とはいえ、観光や通勤で使用していた自動車も使わなくなってしまうと処分に困るものです。自動車には、様々な処分方法があります。単純に処分するという意味では、「廃車」が挙げられます。個人で廃車されたことのある方は、意外に少ないのではないでしょうか？まず、廃車とは、抹消登録です。あまり知られていませんが、抹消登録も2つに分かれています。一つは、今は乗らないけどまた乗りたい、自分では乗らないけど欲しい人がいれば譲りたいなどの場合に行う「一時抹消登録」の手続きです。もう一方は自動車を今後利用することがない場合に行う「永久抹消登録」の手続きになります。よく聞く廃車とは、おそらくは永久抹消登録のことを示していることが多いでしょう。抹消登録の手続きにあたり、知っておくべきことが登録情報識別制度についてです。平成20年に導入された登録情報識別制度によって、車検証は「Ａタイプ車検証」と「Ｂタイプ車検証」に分かれることになりました。車検証の冒頭には「Ａ」もしくは「Ｂ」の記載があるため、ザッと目を通しただけでわかる程、簡単に識別できます。それでは、Ａタイプ車検証、Ｂタイプ車検証の相違点に着目しましょう。Ａタイプ車検証をご覧いただくと、「所有者」欄と「使用者」欄があります。もし、所有者と使用者が別々の方であれば、それぞれの名義が記載されており、所有者と使用者が同じ方であれば使用者欄には「***」の記載があるでしょう。こちらの車検証では所有者、あるいは代理人の抹消登録手続きとなります。Ｂタイプ車検証をご覧いただくと、Ａタイプ車検証で見られた所有者欄はなく、代わりに「備考」欄を設けていることが分かります。所有者の情報は備考欄に書かれており、リース会社やオートローン会社などの記載があるでしょう。ただ、備考欄に記載されていても最新の情報ではないことがあります。なぜなら、所有者が変わっていても、車検証上は変更されていないことがあるからです。車検証に記載のある所有者への連絡は必須なので、いずれにしても、そのときに最新の所有者が分かります。そして、所有者が知りうる登録識別情報を教えてもらいましょう。登録識別情報とは、抹消登録の手続きに必要な情報で、英字（アルファベット）と数字で構成されている6桁の情報です。
必要情報を入手したら、次に必要な書類等を整えましょう。何が必要になるかというと、「申請書」「自動車検査証」「手数料納付書」「印鑑証明書」「ナンバープレート」です。代理人の手続きとなるときは、「委任状」も併せて必要となります。手数料納付書は自動車検査登録書を添付し、印鑑証明書は所有者によって、3ヶ月以内に発行されたものが有効です。一時抹消登録か、永久抹消登録かでも、必要な書類等は異なりますのです、実際に手続きを進めるときは、国土交通省のホームページに詳細がございますのでご参照ください。
抹消登録を予定している自動車は普通自動車でしょうか？軽自動車でしょうか？それによって、手続きの場所が異なります。普通自動車をお持ちの場合は、日本全国に配置されている国土交通省地方運輸局での手続きとなります。奈良県では、大和郡山市にある近畿運輸局奈良運輸支局です。軽自動車をお持ちの場合は、軽自動車検査協会での手続きとなります。奈良県では、地方運輸局と同じく大和郡山市にある軽自動車検査協会奈良事務所です。
さて、抹消登録完了後に、先払いした自動車税が還付金として返還される制度があることをご存じでしょうか？解体日が分かり次第、その期日を自動車税事務所に申告します。奈良県では、大和郡山市にある自動車税事務所自動車税第一課で申請可能です。申請後、自動車税事務所では、未払いの税金がないかを調査します。もし、未払いの税金がある場合は、還付金があってもそちらの支払いを優先するためです。抹消登録の手続きを終えると、大体1～2ヶ月で印鑑証明書にある住所に、還付金通知書が届きます。指定されている金融機関にて、「身分証明書」「還付通知書」「認印」を提示して還付金が受け取り可能です。自動車税の還付金制度については、残念ながら軽自動車は対象外となります。車処分に関しての内容
廃車について、大体お分かりいただけたでしょうか？それでは、廃車以外の処分方法のお話をします。廃車という処分方法では、自動車自体がお金になることはありません。ですが、これからお話をする「売却」、「下取り」では、自動車を査定して金額として評価されます。それだけではなく、自分で廃車する際の手続きや、費用を節約できるのです。さて、自動車の売却先ですが、買取業者、中古車業者、ディーラーなどがあります。買取には各社の査定基準があり、同じ自動車を査定しても、10万円単位の金額差が生じることもあるでしょう。「どこでもそんなに差がない」と考えて適当に売却すると、後々、大きな損失に気づきがっかりすることになります。このような事態を避けるためにも、インターネットで口コミや評判、買取金額の相場などを調査しておきましょう。ちなみに、「ディーラーで売るのはやめた方がいい」と、よく言われていますがまんざら嘘ではなく、実際に買取業者や中古車業者と比較すると査定額が低くなると言われています。ディーラーは中古車を買取して販売することが、事業の柱ではないので無理もありません。
むしろ、ディーラーと言えば、売却よりも下取りの方が強いというイメージではないでしょうか？下取りとは、新車購入時に自動車を査定し、査定で出た金額を車体価格などから割引することです。「下取りは買取よりも金額になる」と思われがちですが、意外にも買取業者や中古車業者などの買取査定と比較すると10～20%も下がると言われています。しかし、下取り＝新車販売こそがディーラーの事業の柱です。新車販売の機会をないがしろにはできないでしょう。このような理由から、交渉次第では下取り金額を引き上げられる可能性が大いにあると言えます。下取り査定とは違った目線のお話しになりますが、ディーラーには強みもあります。ディーラーでは、新車を売りっぱなしで終わりということはありません。新車限定メンテナンスパックなど、各ディーラーが独自のサービスを用意しています。アフターフォローをバッチリして末永いお付き合いを望んでいるからです。それだけではなく、自動車メーカーの資本的なサポートもあり、急に倒産して納車予定の自動車がこないというリスクもそうそうありません。
最後に「譲渡」についてお話しします。知り合いで、もらった自動車に乗っている方はいらっしゃいませんか？これは譲渡によるものです。雑貨や洋服をもらうことと違い、自動車の譲渡は手続きをしなければなりません。具体的な手続きとは、「所有者名義変更」と「移動登録」です。元所有者（譲渡する方）が用意する書類等は、「申請書」「手数料納付書」「自動車検査証」「譲渡証明書」「印鑑証明書」「印鑑」です。一方、新所有者（受け取る方）が用意する書類等は、新所有者と新使用者の2者が同一名義の場合、「印鑑証明書」「印鑑」「自動車保管場所証明書」、新所有者と使用者の2者が同一名義でない場合、新所有者は、「印鑑証明」「印鑑」、新使用者は、「住所を証する書面」「自動車保管場所証明書」になります。尚、譲渡で発生するコストは、登録手数料500円と、ナンバープレート交付手数料約2,000円です。なるべく節約したいという場合は、元所有者のナンバープレートをそのまま使用すれば、交付手数料約2,000円は省けます。
4つの処分方法のお話しをしましたが、プラスになる要素の少ない廃車を最終手段として、まず他の方法を検討し、状況に合った処分を選択して頂ければ幸いです。