糖尿病になると、それに関連して他の病気を併発しやすい一方、色々な病気から二次的に糖尿病になる場合もあります。万が一、糖尿病になってしまった場合は、「他にどんな病気にかかっているのだろう」と疑う必要があり、精密検査で調べる必要も出てきます。その為、糖尿病になった動物たちはそれぞれ適正な治療法が異なってきますので、注意が必要です。
犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)について ご自宅にいる愛犬が最近水分を良く取る様になったり、左右対称性の脱毛、お腹の張りが見られたりしませんか。
この様な症状が見受けられた場合、もしかしたら「クッシング症候群」かも知れません。
クッシング症候群が進行してきますと、免疫力が下がり様々な病気や感染症になりやすくなる事があります。場合によっては、糖尿病も併発する恐れもある為、命に関わる危険性があります。
クッシング症候群は6才以上の高齢犬になるほど発症しやすくなります。猫での発症はまれですが、糖尿病の併発や、皮膚が裂けるなどの症状が伴います。
犬の心と体の両方に働きかけます 皆さまは、ハイドロセラピーをご存知ですか。ハイドロセラピーは、水の力を利用した筋力アップや血行促進、免疫力アップなど、体全体が健康になっていく運動療法の一つです。シニア犬の健康維持の他に、治療後のリハビリやドックスポーツとして行うのも効果的とされています。また、水の温度変化によって、関節や筋肉を柔らかくする効果や、水の圧力で腫れなどを軽減する効果なども期待できます。
当院では、ハイドロセラピー施設として“CLUB ALMA”を併設しています。この施設には、プールの他にアンダーウオータートレッドミルそして超音波バスがあります。ハイドロセラピーは効果の高い治療ではありますが、同時に負荷もかかる療法となりますので、まず当院にて飼い主さまへのヒアリングと検査を行うようにしております。