飼い主さまの多くが、動物病院は動物が病気になったら行くというイメージをお持ちかと思いますが、動物の日々の健康管理し、アドバイスをさせていただくところでもあると思いますし、少なくとも当院では、このような理念に基づき診察を行っておりますので、お気軽にご相談ください。動物たちが、飼い主さまとより健やかな生活を送れるために尽力し、獣医療を通じて地域社会に貢献していきたいと考えております。
当院は予約制ではなく、一人ひとりの飼い主さまに丁寧にお話をお聞きし対応させていただくことにより、お待ちいただくことがあるかとは思います。しかし、出来る限り迅速に対応をさせていただきますので、ご了承ください。
様々な病気に対応できるように当院で行っていること 結石症には様々な症状があり、当院でもネコちゃんの結石症が増えてきております。
膀胱結石や腎臓結石、尿管結石などがあり尿路が塞がれてしまうと、大変危険な状態になることもあるので注意することが必要です。しかし、ご自宅で予防できる方法などは殆ど存在しないため、「トイレに何度も行っているのにおしっこが出ていない」や「おしっこが赤い」、「少ししか出ていない」などの症状に飼い主さまが気付き、来院されるケースが多いように思います。尿検査をはじめとしたレントゲン・超音波(エコー)により検査を行い、内科療法による食餌療法によって治療を行うのが一般的です。万が一、大きな結石が確認できた場合は、外科手術での摘出が必要となってきます。膀胱内に長期にわたり結石があると、炎症により膀胱本来の貯尿機能が失われる恐れもあります。治療後は一般的には予後良好ですが、再発を繰り返すこともあり、相談したうえで定期的検査をしていく必要となります。
動物たちに異変を感じたら、自分で判断せずに病院に来ていただき詳しく診断させていただくことをおすすめします。