日野市南平【金庫　ダイヤル　開かない　家庭用　鍵開け】金庫ダイヤル開け「明治屋」

金庫に使われている鍵の中でマグロック式は扱いが容易で防犯性が高い特徴があります。マグロック式の鍵はマグネットキーと呼ばれる付属品を金庫の錠前にかざすことで開錠される仕組みです。マグネットキーと錠前に組み込まれている磁石が扉の開閉に大きく関わっているのが他の鍵には無い特徴と言えます。暗証番号を設定する必要が無く、鍵穴のメンテナンスも不要なのでもっとも扱いやすい鍵です。そのため、頻繁に扉の開閉を行う金庫には最適な鍵と言っても過言ではありません。また、鍵穴が無いのでピッキングによるこじ開けは不可能です。この点からマグロック式の鍵はシンプルな構造でありながら高い防犯性があると評価されています。
マグロック式の鍵は扱いやすい便利である一方で金庫用の鍵としては決して普及率が高くありません。その大きな理由として磁石を使うことによる悪影響が挙げられます。マグロック式の鍵は金庫の重たい扉の開閉に関わるので、非常に磁力が強い磁石が使われています。電子機器や磁気カードなどを近づけると簡単に故障してしまうので注意が必要です。また、磁力の強さからマグロック式の鍵は電子ロックと併用することが困難です。近年の金庫はより高い防犯性が求められているので、電子ロックの機能を損なうマグロック式の鍵は敬遠されています。
金庫の鍵の中でもマグロック式の鍵はマグネットキーを錠前にかざすだけで扉を開けることができる手軽さから、もっとも扱いやすい鍵とされています。しかし、鍵を開けるのは磁石の作用の結果ですが、扉を閉めた際の施錠は金庫の扉の仕組みによるものであり、磁石は一切関係ありません。そのため、マグネットキーを金庫の中に入れたまま誤って扉を閉めてしまい、そのまま施錠されてしまうことがあります。マグロック式の鍵はメーカーでなければ合鍵を作るのは非常に困難です。扉をこじ開けるのも非常に難しいので、マグネットキーの取り扱いには細心の注意を払わなければいけません。
マグロック式の鍵は磁石の作用で開錠するので扱いやすく、扉を頻繁に開閉する金庫に最適な鍵と言えます。その一方で強い磁力が精密機器や磁気カードの機能を損なわせるので金庫用の鍵としての普及率は決して高くありません。また、施錠に関して磁石は関係していないことから、開錠に使うマグネットキーを金庫に入れたまま扉を閉めてしまうと二度と開かなくなってしまいます。合鍵作りや扉のこじ開けは非常に困難なので、マグロック式の鍵は慎重に扱うことが何よりも重要なのです。

金庫は金銭や貴重品などをしまっておくためのツールだけに、いざトラブルに見舞われてしまうと大切な財産のセキュリティーが損なわれることになりかねません。数あるトラブルの中でも意外と多いのは扉がしまらなくなるというもので、その状態が続くとせっかくの金庫が用をなさないものになってしまうため、早急な対応が必要となります。なお、扉がしまらない原因の一つに、扉に何か物が挟まっているという場合があります。その場合は、挟まっている物を取り除いてやれば簡単に問題を解決できますので、まずはそういった状況が生じていないかを確認すると良いでしょう。
扉に何も物が挟まっていないにもかかわらず、きちんとしまらないということであれば、本格的にトラブルが発生している可能性があります。考えられる原因の一つは、扉をロックするために取り付けられているかんぬきが引っ込まなくなってしまっているというものです。鍵で開け閉めするタイプの金庫であれば、鍵穴に鍵を入れて回せば簡単にかんぬきを外せるわけですが、ダイヤル式のタイプの場合には、金庫を開けてかんぬきが出た状態で開け方を失念してしまうと、かんぬきを元に戻せなくなって扉がしまらないという事態に陥りかねないのです。
そのような場合には、自力で開け方を思い出すか、金庫のトラブル対応専門の業者に依頼して修理してもらう必要があります。金庫の修理業者に依頼する場合には、何万通りもある解錠情報の中から正しいものを見つけ出してもらうやり方と、鍵そのものを新しいものに交換してもらうやり方の2通りの修理方法があり得ます。いずれも修理が完了するまでに少々時間がかかりますが、なるべく費用を抑えたいのであれば前者、確実に扉がしまるようにしたいのであれば後者の情報を選ぶのがおすすめです。金庫が古くなっている場合は、耐久性を高める意味でも、鍵ごと交換してしまった方が良いかもしれません。
以上のように、金庫の扉がしまらなくなった場合には、金庫専門の修理業者に依頼するのが最も確実な対処法です。もっとも、世の中には数多くの金庫の修理業者が存在するため、それらの中から信頼できるところを見つけるためにはなるべく複数の候補を比較検討すると良いでしょう。インターネットで検索すれば金庫の専門業者がたくさん見つかるはずですので、それらの中から評判が良さそうなところをいくつか選んでコンタクトしてみましょう。見積もりの内容や応対した担当者の態度などを見極めて、信頼に足ると感じたところに依頼するのがポイントです。