検品

ひとつひとつ丁寧に手作業で数量のチェックだけでなく、良品・不良品の見分け、商品に異物が混入していないかチェックする異物検品、重さを量って確認する軽量検品など、さまざまな検品作業に対応しています。

ニッケルチタン(NiTi)

ニッケルチタン合金は代表的な形状記憶合金です。形状記憶合金は、ある一定の温度(変態点)以上の温度では、変形を受けてもすぐさま元の形状を回復する性質を持ち、またその変態点以下の温度で変形しても変態点以上の温度になると、元の形状に戻るという金属です。変態点はニッケルとチタンの配合によって変えることが可能です。その特殊な性質を利用して衣類や家電など様々な分野に応用されており、医療分野においてもその高い生体適合性から、ガイドワイヤーやステントなどに利用されております。

チタン(Ti)

チタンは原子番号22の元素の金属です。チタンは酸化物が非常に安定で侵されにくく耐蝕性があり比重が軽い割に機械的強度が高く、また金属疲労の起きにくい金属です。医療分野においてはチタン骨と結合する性質をもち、生体組織との親和性の高いためデンタルインプラントや、人工骨、人工関節といった整形外科分野で使用されております。またチタンの酸化化合物である酸化チタンは非常に安定した化合物であり白色顔料として利用されております。

ステンレス(SUS)

ステンレスは鉄にクロム、ニッケル等を加えた合金鋼でその名の通り錆びにくい性質をもった合金鋼です。JIS規格ではその金属組織によりマルテンサイト系ステンレス、フェライト系ステンレス、オーステナイト系ステンレス、オーステナイト・フェライト二層ステンレス、析出硬化ステンレス鋼の5種類に分類されており、さらにSUS304、SUS305など様々な種類があり、使用目的、加工方法等によって使い分けられています。医療においては外科手術用メス、ガイドワイヤー、ステント等幅広くに利用されております。

日本の超高齢化社会を支える 医療機器部品を製造

人口の4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎える日本にあって、ますます重要になるのが医療機器の発達です。特に、医療現場のスタッフが直接手で触れる部品は、精度と共に実際の操作に配慮した加工が必要です。介護の分野で活躍する酸素吸入器の部品や小型・高性能化が進む内視鏡部品の製造で、超高齢化社会を支えています。

医療機器業界の基本構造

医療機器業界は人間の命に直結する機器を扱うことから、リスクの度合いによって薬事法により厳密なクラス分けがされており、クラスによって賠償責任の所在や国や第三者機関の承認・認証・許可の必要性が異なる。このリスク度合いによるクラス分けが、医療機器業界ならではの業界構造を作り出している。

医療機器の基本分類

医療機器と一言で言っても、ペースメーカーのように、不具合発生により人命が失われる可能性があるものから、聴診器のように、不具合が生じた場合でも人体への影響が軽微なものまで、リスクの度合いは大きく異なる。これらのリスクに応じて、医療機器分類では、クラスI、クラスII、クラスIII、クラスIVの四種類に分類されている。

警察犬コンテスト

他分野では警察犬を育て、訓練しています。
コンテストに参加し、チャンピオンにもなっております。