タニグチドウブツビョウイン

たにぐち動物病院

エリア 吹田
ジャンル 動物病院、獣医師
新着情報
最終更新日:2024年03月05日
やせ気味のペットには特別な注意が必要です。
やせ気味のペットには特別な注意が必要です。まず、適切な栄養摂取が重要であり、バランスの取れた食事を提供することが大切です。特に、高品質のプロテイン、ビタミン、ミネラルが含まれたフードを選ぶことが推奨されます。また、ペットが十分な量を食べているかを常に監視し、食欲不振の兆候が見られる場合は、早急に獣医師の診察を受けることが重要です。さらに、定期的な健康診断を受けて、隠れた健康問題がないかを確認することも、ペットの健康維持には欠かせません。

院長挨拶

安全に安心して治療を行えるように 動物たちは病院に来た時に良い思いをすることが少なく、どうしても嫌がってしまう子が多いものです。そのため当院では、「ここは楽しい所、安全な所」と覚えて帰ってもらうために、来られた動物たちにおやつをあげたり褒めたりして、楽しい思い出と結びつけるようにしています。動物が診察室は楽しいと思ってくれると、嫌がったり暴れてたりせず安全に診察や治療を行うことができます。動物が病院に来るのが嫌な子が少しでも少なくなればいいなと思っています。
しかし、どうしても暴れたり咬んだりしてしまう子もいます。その子に関しては、人間もケガせず安全に診察をするためにエリザベスカラーや口輪などをつける必要があるため、ご協力をお願いすることがあります。

先制医療とは 2013年5月にハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが乳がん感受性遺伝子である「BRCA1」に変異が見つかり、乳がんと卵巣がんにかかりやすい体質だということが判明した為、予防的に左右の乳腺、卵巣、卵管を切除したことが話題になりました。彼女はがんを発症する前に、“先制”して対応をとりました。このような予防策を『先制医療』といいます。動物に対しても、病気になる前に調べて先手を打って対応していくことがこれからの動物医療に求められると思います。動物の場合は遺伝子検査がまだ一般的ではありませんが、他の方法で先制医療を行うことが出来ます。例えば、健康な時の状態で採血をし、その子にとっての正常値を確認しておくことで早めに対処ができるようにすることです。
犬の場合は、何も病気をしていない時期は1~2歳の間だけと言われており、この時期にその子の基準となるデータを取ります。その後1年ごとに血液検査を行い、数値に変化が見られた場合はその項目の精密検査を行います。 猫の場合は、歳とともには病気は増えないと言われています。なので、まず犬と同じように1歳のときのデータを取ります。その後1年ごとに血液検査を行いますが、すべての項目を見るのではなく、特に病気にかかりやすい「歯」や「腎臓」、「膵臓」だけは最低見るようにします。基本的に1年に1回行う方法ですが、数値に変化があれば期間を短くして場合によっては毎月行うことで、細かく確認し早期治療を行うことができます。1歳の時にデータをとっていない子はできるだけ早い時期に血液データをとっておくことが良いかと思います。
あとは品種別に発症しやすい病気がありますので、その品種の子はその項目も調べていくとより、病気を防げる可能性が上がります。
病気は時間とともに進行し、広がっていきます。そのため毎年データを取ることで、病気になる前に変化に気づき、病気の広がりを見つけることができます。それらを見つけ、早期に対処をする事が、将来の動物たちの負担を減らし、生涯の幸せにつながると思います。
避妊や去勢について 犬の場合は避妊や去勢手術をしていなくても日常生活で困ると感じることは少ないと思います。しかし、将来的に病気のリスクが高まります。たとえば女の子の場合は一定の割合の子が子宮蓄膿症や乳腺腫瘍の病気に罹患します。これらの病気も初期で発見し治療すれば問題がないことが多いですが、気づかなかったりほっておいたりすると本当に最後は悲惨な状態になります。その時にはほとんどの子が高なので手術が難しいことが多いです。男の子の場合でも前立腺腫瘍や脱腸、会陰ヘルニアなどの罹患率が上がります。これらの病気も罹ってから治療すると動物たちの負担が大きく、また費用もかかります。これらのリスクは手術を行っておくと防げるものです。子供を作るつもりがないのであれば若いうちに手術を行うことをおすすめしています。
猫に関しても同様の事が言えますが、猫は発情期になるとスプレー行動をしたり、大鳴きして歩き回ったりといった問題行動が増し、日常生活に障害がでることが多いです。そのため、病気の予防に関わらず行った方が良いかと思います。

動物たちも歯はとても大切です まず、口臭が気になる、という場合は歯周病にかかっている可能性が高いです。さらに進行すると歯が抜けたり膿んだりすることがあります。末期になると、歯の周囲の骨が溶けて吸収されていきます。特に下顎の骨が薄い小型犬が進行した歯周病になると、顎をぶつけたりした衝撃で簡単に折れてしまったりします。そうなると治療は非常に難しくなります。
飼い主さまに伝えたいこと ペットショップやホームセンターなどで販売されているハミガキグッズでも実は良くないものも多くあります。たとえば、人間が噛んでも硬いと感じるほどの蹄や玩具などを与えてしまうと歯が欠けたり折れたりする原因にもなります。硬さはだいたいゴムボールくらいのものが好ましいでしょう。動物は歯が折れていてもほとんど顔に出しませんしご飯も普通に食べます。飼い主さまが気付いてないだけでこっそり折れていることも多いので、しっかりと見てあげてください。

電話問い合わせの注意事項(必読)

お客さまのご意見・ご要望を正確に把握し、サービス向上につなげるため、通話内容を録音させていただきます。 携帯電話より受付いただいた方には、ショートメッセージ(SMS)やLINEにて、受付に関する通知を送信することがあります。

営業時間

09:00〜12:00 -
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基本情報

定休日 木曜日
住所 〒565-0804
大阪府吹田市新芦屋上23-3
電話番号 0066-9802-9714013
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localplace体験談

  • 爪切りを嫌がる猫は専門家にお任せ!

    うちの猫は人懐っさ満点なのに爪切りだけは大嫌い。独特な音も、施術中の動きも全てが苦手らしく、隠れてしまうのです。我が家で無理に切ろうとするとストレスもたまるだろうと思い、結局は動物病院へ。専門の方に任せると、まる君も比較的落ち着いた様子。爪切りは、飼い主さんが無理にやるよりも専門家にお任せすることをおすすめします。(40代・女性)

  • 我が家の猫を動物病院で血液検査をした話

    我が家の猫がぐったりと元気が無かったので、心配になり動物病院へ連れて行きました。血液検査をしたところ、腎臓の数値が高かったので早期の腎臓病との診断。すぐに薬と食事療法を開始しました。その後は毎日のお薬と食事管理で少しずつ元気を取り戻しています。(40代・男性)

  • 少し太ってきた愛犬のフードについて相談

    愛犬の腹がモフっとなった。それで動物病院の先生にフードについて相談。先生のアドバイスは「食事量を見直すのと、成分バランスをチェック」とのこと。愛犬のため、調べるぞ!と気合入れつつ、先生と一緒に解決策を模索。この先も、にっこり笑顔で元気いっぱいの愛犬と一緒に過ごすために頑張ります。

localplace知恵袋

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    Aパピヨンはフランス原産の犬種で、翼を広げた蝶のような耳が特徴的な小型犬です。成犬の体高は20cm前後、体重は約4kg程度と小柄で、飼い主との親密な関係を好みます。活発で運動量が多く、トイレトレーニングが上手です。明るく愛嬌がある性格で、子供や老人とも仲良く過ごせます。

  • Qハムスターは寒さに弱いですか?

    Aはい、ハムスターは寒さに弱い生き物です。極端な低温環境下では体温を保つことが難しく、体調を崩す可能性があります。室温が5℃以下に下がると冬眠しようとすることもあるので、寒さ対策はしっかりと行うべきです。具体的には、ケージの場所を冷気の直接当たらない室内の中心部に置いたり、保温材を利用したりします。また、ペット用ヒーターや電気毛布を併用するなどして、適切な温度管理を心掛けましょう。

  • Q猫の体温について

    A通常、猫の体温は38℃から39℃程度です。猫は体温調節能力が非常に高く、体温が1℃程度上下することもありますが、これは正常範囲内とされています。ただし、体温が大幅に上昇する熱中症や体温が下がる低体温症などの病気があるため、猫の体温を定期的に測定し、異常があれば獣医師に相談することが重要です。また、冬場の寒さに備えて、猫が暖かく過ごせる場所を用意してあげることも大切です。

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