安藤動物病院
町のホームドクター、そして循環器科を得意とする2次診療機関として地域を支えます
場所によるハンデのない、充実の医療を目指して 当院は人にも動物にも優しい対応と、充分な説明によるご納得いただきながらの診療を心がけています。「家族としてできることは何でもしてあげたい」という気持ちは飼い主さまならどなたでもお持ちだと思います。そのお気持ちに全力でお応えしたいと日々診療に取り組んでいます。島に住んでいるからと諦めるようなことはしたくありません。どのような病気でも、どのような飼い主さまの悩みであっても寄り添う気持ちを大切にしています。日本は経済的にも弱くなっていますので、積極的な治療に対して前向きになれない飼い主さまもいらっしゃると思いますが、そのようなときも動物と幸せになる方法を一緒に模索していきますので、どんな病気にも諦めず一緒に立ち向かっていきましょう。
心臓病や循環器系に対する最新獣医療 心臓は多数ある臓器の中でも活動の激しい部分であり、傷んだ部分があっても再生することがないので、歳をとることで問題が多数出てしまう、多くの動物が患う病気です。また近年はブリーダーの努力により急激に数を減らしてはいますが、遺伝的な奇形もあります。
このように、意外と身近な病気である心臓病は、大きく分類すると4つの種類に分かれます。1つめは心筋細胞が悪くなる心筋症、これは心臓病の中心ともいえる病気です。2つめは、ポンプの働きをしている心臓に欠かせない弁の病気、弁膜症です。この2つが心臓の2大疾患といえる病気であり、残りの2つは奇形によるものと不整脈です。
さらに細かくいうと、心臓内膜炎と心臓タンポナーデも目立つ病気で、常に血液にさらされている心臓の内側が、風邪などの感染症で汚れて引き起こされるのが心臓内膜炎、腫瘍の一種で外側の部分に水が溜まってしまうのが心臓タンポナーデ、他にもフィラリアなどの寄生虫による病気もあります。心臓は重要な臓器ですが病気の種類も多く診断が難しいため、一部分だけ悪くなっていてもなかなか気付かずに、病気が見過ごされてしまうことも多々ありました。
これらに対応するために最新の獣医療では、バイオマーカー(病状の指標)としてトロポニンの値を調べ、異常の有無を診断できるようになっています。その他にも、安静な状態で行う短時間の心電図では分からない、一過性に出現する不整脈や心不全の悪性度を知るための、ホルター心電図検査という検査も行われています。
飼い主さまへ 心臓が悪くなったときに、一番に浮かぶイメージは「呼吸が苦しくなる」ではないでしょうか。人間の場合は苦しくなったら自主的に運動を控えると思いますが、動物は心臓が悪くても運動しようとしますので、好んでするかどうかをチェックしても気づいてあげることは難しいでしょう。
日常生活で見ておいてほしいのは、運動をし始めてからすぐに疲れたり、運動をすると呼吸が苦しくなってえづくような咳をしてしまったり、場合によってはふらついて倒れたりということがないかどうかです。そのような兆候があれば心臓病の可能性がありますので、すぐに検査を受けに来てください。
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