そのため、初診時には長めにお時間を頂いていますのでご了承ください。一見同じ場所に発症して、同じ病気に見えても、実は違った皮膚病だったという場合も多々あります、場合によってはお薬を用いることなく、食事内容やシャンプーを変えることで皮膚疾患を改善させることもできる場合もありますので、些細なことでも遠慮なくお話ください。
ワンちゃんの体の負担を最小限にし、治療効果を最大限発揮させるために 皮膚病の治療にあたり飼い主さまの協力は必要不可欠で、こちらがご提案した方法を飼い主さまにきちんと信用していただき、実践していただけなければ高い効果は見込めませんので、まずは飼い主さまに納得していただけるご説明ができるよう注力しています。
また、症状によっては根気強く、長い期間取り組まなければ効果が感じられない場合もありますので、飼い主さまが諦めないように、長くても続けていける方法を一緒になって考えていきます。加えて、長い治療を続けていく中でゴールが見えてないのは本当に辛いことですので、ポジティブな情報を積極的にお話しするようにしています。
飼い主さまへ知っていただきたいこと お薬の形状だけでなく、どのように飲ませるかも重要なことで、例えばワンちゃんのご飯の中にお薬を混ぜてしまうと味が変わってしまい、食欲が無くなってしまう恐れがあるため、基本的にはおすすめしていません。一口で与えられるよう、チーズ等に練り込ませて一日に必要な量を分けて与えるなど、ワンちゃんにストレスをかけずにお薬を与えるテクニックがいくつかありますので、そういった点に関しても丁寧にご説明しています。また、お薬を飲ませる時間帯は、朝、夕、夜に設定していますので、日中働かれている方でもクリアしやすいといった特徴もあります。