健康寿命を伸ばすためにも、早期発見と病気予防に力を入れています ペットは私たちのように、自分の不調を言葉で伝えることができないため、飼い主さまが不調に気がついたときには、すでに症状が進んでしまっていることも少なくありません。ペットの病気治療も、私達と同じく、早期発見・早期治療が大切です。特に、ペットも中高年になると、さまざまな症状がでてきます。それらにいち早く気づき、丁寧な対応をするためにも、8歳を過ぎたら健康診断をおすすめしています。目・口の中・心臓に関しては、問診や聴診にて、異常が見つかる場合もあります。しかし、腫瘍や内臓の病気は、それらではなかなか見つけることができません。それらの病気を少しでも早く見つけるために、フィラリアの予防薬の投薬時などに血液検査をおすすめしています。
ペットの健康管理のために飼い主さまができることをご紹介します ペットの見た目のかわいらしさや清潔さを保つのはもちろん、お肌の健康状態を保つためにも、ブラッシングを行うことは重要です。ブラッシングは毛の表面についたゴミや汚れをすっきりきれいに取り除くだけでなく、もつれた毛をほぐし、毛玉の予防にもつながります。特に、トイプードルは毛玉ができやすい犬種でもあり、毛玉ができてしまうとそこから皮膚炎を起こしてしまう可能性もあるのです。また、ブラッシングにはお肌の血行を良くしてくれる効果も期待できます。ブラッシングも突然行うのではなく、散歩の前後の時間に行うなど、定期的に行うようにすると効果的です。シャンプーや爪切りなどのお手入れに関しても、慌てず、できることから少しずつでも始めることをおすすめします。