埼玉県【交通事故 示談 慰謝料 無料相談】弁護士法人ALG＆Associates

埼玉県での主な交通手段とは

私たちが交通機関を利用する大きな目的の一つに、通勤通学があります。
そのために毎日、様々な交通機関を利用しますが、総務省統計局（平成28年社会基本調査結果）のまとめによりますと埼玉県は通勤時間が長く、一日あたり平均1.36時間も通勤時間に費やしています。
これは全国で３番目の長さになりますが、そんな、通勤時間が長い埼玉県では、主にどのような交通手段が利用されているのでしょうか。

平成22年のまとめによりますと、埼玉県は一番利用されている交通手段が「自家用車」で32.3％、次いで「鉄道・電車」の25.4％「オートバイまたは自転車」が16.4％でした。
この数字を他都道府県と比較すると以下のようなことが分かりました。
平成22年国勢調査では、埼玉県で一番利用されている自家用車ですが、全国的にはその利用比率が低く、他県と比べるとあまり利用されていないことがわかります。
しかし、鉄道・電車の利用割合は全国的にみて特に高かったです。

これらのことにより、埼玉県では東京へ通っている可能性が高いことが考えられます。
実際に埼玉から東京に通勤・通学している人数は平成17年時点で91万人にもなりました。
当時の埼玉県の人口が705万人だったので、約8人に一人は東京へいっていたことになります。

埼玉での主な交通手段は、自家用車もありますが、東京へ出る機会があるので鉄道・電車の利用比率が高いことがわかりました。これは、首都圏と近接しているために利便性がよい、埼玉ならではの結果だといえます。

以下参考サイト

• 総務省統計局 利用交通手段

• 総務省統計局 国勢調査

• 総務省統計局 通勤時間ランキング

• 総務省統計局 三大都市への流入人口

• 埼玉県 平成１７年 人口

埼玉県の人口の推移

埼玉県は全国屈指の人口を誇る県で、平成30年現在には732万人が暮らしています。総務省統計局によると前年比で3.2万人増えており、日本全体の総人口が減少している中での人口増加となりました。
そんな埼玉県の人口ですが、今までどのように人口が推移して、国内でも有数の人口数を誇る県となったのでしょうか。

国勢調査をもとにした埼玉県の人口推移グラフを見ると、今からおよそ百年前の1920年には埼玉県の人口は約131万人で、現在の5分の1の人口でしたが、これまで人口は増加し続けています。
そして、昭和25年と昭和45年に30％近い大幅な人口増加が記録されています。これは全国的にみられたベビーブームが影響されています。
このように、一時期は高い率の人口増加がありましたが、2000年以降は3％以下となり、平成27年には1％まで下がりました。

埼玉県の人口密度は平成27年には全国４位で1平方キロメートル1913.4人でしたので、人口増加率の減少は、県内の立地の良い土地の人口密度の限界がきている可能性も考えられます。実際に、東京に行きやすい埼玉県蕨市は全国の市町村別で1番の人口密度を誇っています。
埼玉県の人口の推移は、人口増加率が減少しているため今後人口が減少する可能性がありますが、今後どうなっていくか注目していきましょう。

以下参考サイト

• 埼玉県 人口

• 埼玉県 人口 最新

• 総務省統計局 全国人口

• 総務省統計局 人口減少

埼玉県の所有自動車

仕事やレジャーの際に必要な自動車は、毎日多くの台数を見ます。
埼玉県でも、車を毎日よく見ますが、実際に自動車の保有率は全国的にみてどうなっているのでしょうか。

一般財団法人自動車検査登録情報の平成30年のまとめによると、埼玉県の自動車保有数は約411万台で全国3位の多さでした。その内、乗用車の数が320万台で、埼玉県の人口が732万人なので、単純計算で約2人に一人は車を所有できる数になります。

さらに、埼玉県内の市区町村別での自動車の保有数はどのようになっているのでしょうか。
平成28年埼玉県内で一番人口が多い埼玉市の自動車保有数は約41万台で、自家用車はそのうち約40万台でした。人口の総数が約128万人なので3人にひとり車を所有できる数です。一番人口が少ない東秩父村では人口が2,754人に対し自家用車が1,709台あり、人口に対し車の台数が半数を超えました。

埼玉県全体では2人に1人が車を所有できる数があることが分かりましたが、県内の人口が多い町ではその割合が減り、人口が少ない町では高くなっていました。
それでも、所有台数自体は人口の多さと比例しています。埼玉県は全国3位の自動車数を誇っており、人口が多いので、普段から十分自動車に気を付けて生活する必要があります。

以下参考サイト

• 埼玉県 市区町村別人口数

• 国土交通省 関東運輸局

• 一般財団法人自動車検査登録情報

• 総務省統計局 全国人口

• 埼玉県 人口

埼玉県の信号機の数

信号機はスムーズで安全な生活を送るために必要なものですが、身近過ぎてついその存在を無視してしまうことはないでしょうか？それが原因で交通事故に発展することは多々あります。

警視庁のまとめによりますと、平成２８年度の埼玉県の信号機の総数は10,320基でした。1万基を超える数は、全国でもトップクラスの多さです。
隣の群馬県は4,206基でしたので、倍の数の信号機があります。両県の人口数は群馬県196万人で埼玉県が728万人。面積は群馬県が広いので、信号機の数は人口の数に比例していると考えられます。

埼玉県によると、平成29年の交通死亡事故発生状況の車両側原因では、信号無視が全体の9.6％を占めていました。また、この数字は増加の傾向にあり、前年は８件だった事故件数が29年は17件となっています。
そして死者数の都道府県別順位は全国ワースト2位で177人、前年度から26人増加しました。

埼玉県には1万もの信号機があり、全国的にみても多いのでつい面倒になる場合もあるかもしれませんが、信号無視による交通死亡事故が増加している中で、無視せず、ちゃんと確認しルールを守るという基本的な姿勢が求められています。

埼玉県警察では「標識BOX・信号機BOX(道路標識・信号機意見箱)」を設置しており、信号機についての意見や要望を受け付けています。
より生活しやすくするために、なにかご意見ご要望がある際は提出することができます。

以下参考サイト

• 埼玉県 交通事故発生状況

• 警視庁 都道府県別交通信号機等ストック数

• 総務省統計局 全国人口

• 国土交通省 国土地理院

• 埼玉県警察 信号機BOX

埼玉県の交通事故件数

私たちは日々多くの車とともに生活をしていますが、その中には危険が潜んでおり、ふとした瞬間に被害者や加害者になってしまう可能性が十分にあります。

埼玉県のまとめによると、平成29年中の県内の交通事故死亡者数は177人で前年より26人増加しています。また、都道府県別の死者数はワースト2位でした。
人口10万人当たりの死者数はベスト5位と少なかったですが、上位4件は人口が多いながら死者総数も、10万人あたりの死者数も埼玉県より数字が良い結果でした。

事故原因の1位は車両の前方不注意の脇見や漫然で、全体の24％を占めており、状態別では歩行者が39.5%で一番でした。夜間帯に横断歩道で横から歩行者が出てきた時に気づけずに事故になってしまうケースが多いようです。

埼玉県では、平成30年7月末で県内の交通事故死者が昨年より9日早く100人に達しました。自分の身を守るためにも、歩行者は道路横断時にしっかりと安全を確認し、運転者は前方に気を付け、夜間帯は特に眠気をなくして運転する必要があります。

埼玉県は平成30年の1月１日から「埼玉県交通死亡事故多発非常事態宣言等実施要綱」を施行しており、交通事故が多発し一定の基準に達した際に発令されますので、その際には注意していきましょう。

以下参考サイト

• 埼玉県 平成29年交通事故発生状況

• 警察庁 平成29年交通事故死者数

• 埼玉県 非常事態宣言など

• 埼玉県 交通事故者100人

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