キッチンのリフォームで押さえておくべきポイント

要望をしっかりと固めておく
ご夫婦・ご家族でしっかりと話し合って、きちんと要望を固めてから業者に伝えることが何よりも重要です。
デザインや機能ばかりではなく「終わってみれば思っていたより高くなった…」と、がっかりしないようご予算についても考えておきましょう。

「使いやすさ」を考えよう
デザインばかりを重視すると「使いにくい…」と感じてしまうことがあります。毎日使う空間ですから、使いにくいことは非常にストレスです。
例えば、シンクや棚の高さを自分の身長に合わせた高さで設計することはとても重要です。長時間作業しても疲れない高さをお伝えするようにしましょう。
また、キッチンの明るさも非常に重要です。あまりにも暗い空間だと調理用具が見つからなかったり細かな作業もしづらかったりするため、適切な明るさを確保しておかなくてはなりません。
充分な明るさを確保できる場所かどうか、照明の種類などについても相談しておきましょう。

十分な収納と作業スペースを確保しよう
キッチンでは、同時にさまざまな調理用具や調味料などを使用します。特に、朝食など急いでいるときには、シンクや作業台が散らかってしまうことも。
常に、清潔で整理整頓されたキッチン空間を維持するには、充分な収納と作業スペースが必須です。
また、作業スペースだけではなくゴミの保管場所もきちんと確保しておきましょう。ゴミを捨てる場所がきちんと決められていない、充分なスペースが確保されていないといった場合はストレスになりますし、お部屋全体ににおいが発生してしまうなどの問題もあります。
せっかく使いやすいキッチン空間を考え設計したにもかかわらず、ゴミの保管スペースがきちんと確保されていなければ使いやすさが半減してしまいます。
清潔なキッチン空間を実現するためにも、分別されたゴミの保管スペースをきちんと確保しておきましょう。

居住空間に合った設計を考える
小さなお子様がいるご家庭ですと、アイランドキッチンはお子様やご家族の顔が見えるため安心するという点はよいですが、その反面お子様がキッチン用具を触りやすくなるため十分な注意が必要です。
また、アイランドキッチンや対面キッチンは一般的なキッチンよりも広い空間を必要とするため、思っている以上にリビング全体の空間が狭くなってしまうことも考えられます。
希望するデザインは、お住まいの住宅の空間に適したデザインであるかどうかも考えておきましょう。

キッチンリフォームが完了するまでの流れ

小さな補修や装飾であれば自分たちで簡単にリフォームできるかもしれませんが、大がかりなキッチンリフォームは業者に依頼する方が安心ですし理想の空間を実現できるでしょう。
キッチンリフォームは非常に大きなお金が動きますから、焦らずじっくりと検討し、相談することが大切です。

まずは情報収集をしよう
現在使用しているキッチンの大きさや電化製品の寸法など、必要なサイズを測っておきましょう。
例えば、あとどのくらいシンクが広い方が使いやすいのか、作業台はあとどのくらい必要かなど、具体的に考えておくと業者にもイメージが伝わりやすいでしょう。
キッチンの空間を考えるときは「奥行き」も非常に重要です。奥行きが十分でないと、電化製品や調理用具を置いたときに作業台が窮屈に感じてしまうかもしれません。
もちろん、「情報収集の段階でもよく分からない」という方もいらっしゃるので、ご自身が分かる範囲でお調べいただき、ご相談・お問合せいただいても結構です。

デザインや機能性についても要望をまとめよう
要望をまとめることは、単に業者に伝えやすいからというだけではありません。「できるかぎり予算内でより理想的なキッチンを実現するため」に重要なことなのです。
あまりにも要望が曖昧でざっくりとしたものであったりキッチンリフォームで重視している点が分かりにくいと、「思っていたものと違った」「もっとここにお金をかけてほしかったのに…」ということにもなりかねません。
このようなことを防ぐためにも、具体的なお話に入る前にはご夫婦・ご家族でキッチンリフォームの要望をしっかりとまとめておきましょう。

実際に相談しよう
情報収集と大まかなイメージができあがったら、じっくりと相談してみましょう。
正しくイメージが伝わるように、譲れない点などははっきりとお伝えするようにしましょう。
少しでも気になったところは、すぐに業者に確認し、「こんなはずじゃなかった…」ということにならないようにしましょう。

作業完了
じっくりと時間をかけて相談したうえで、作業に入りますが、作業中にも疑問があればすぐにお尋ねください。
お客様のご希望・理想をしっかりと実現させていただき、作業完了後にはご確認いただいた上で作業完了とさせていただきます。

費用をなるべく安く済ませたいときには

キッチンリフォーム費用を安く済ませたい方は、2つの点に注意しましょう。

まず1つ目は、優先順位を考えることです。
例えば、「見た目」と「快適性」では「快適性」の方が重要ですよね。必要以上に見た目にこだわってしまいデザイン性の高いものを選んでしまうと、思っていたよりも費用がかさんでしまうことも考えられます。
「作業台が狭く窮屈で使いにくい」「収納が少ないのが困っている」というお悩みが大きいのであれば、その点に絞ってリフォームすれば費用はおさえることができます。
また、小さな補修や装飾ならDIYで済むかもしれません。場合によっては、水漏れなど緊急性の高い箇所があるかもしれませんので、しっかりとプロの手で行ってもらうためにも優先順位を考えてリフォームを検討するとよいでしょう。

2つ目は、事前に徹底した下調べをすることです。
キッチンリフォームをしていると「ここも気になる」「これを追加したいな」ということが出てくるかもしれません。こうなると、最終的に思っていたより費用がかかったということになってしまいます。できるだけこのような箇所をなくすためにも、できるだけ早い段階で隅々までチェックしておくことが大切です。打ち合わせ不足や確認不足によるリフォームの追加は、思わぬ落とし穴になりかねないので注意しましょう。

キッチンのリフォームで失敗するパターン

せっかくキッチンをリフォームしたのに「失敗した…」という声も、残念ながらあります。

例えば、思い切ってアイランドキッチンにしたら見た目やにおいが気になるという点です。アイランドキッチンはデザイン性が高く人気ですが、どうしても周りから丸見えになってしまいます。一般的なキッチンに比べて、いつも以上に整理整頓を心掛けなければなりません。

また、リビング全体ににおいが充満してしまうというデメリットもあるので、お部屋の大きさ生活スタイルに合わせてキッチンスタイルも考えるようにしましょう。アイランドキッチンはより広い空間が必要となるので、お住まいの住宅が適した空間がどうかも業者ときちんと相談するようにしましょう。
他にも、電化製品の配置に関するお悩みもあるようです。

キッチン周りをスッキリさせるためにキッチンリフォームしたものの、広さやデザインばかり気にしていた結果「電化製品のコンセントが届かない…」という問題が発生することもあります。延長コードを使用するとかえってごちゃごちゃとした空間になりかねません。
電化製品の配置だけではなく、コンセントがきちんと届くかどうか、細かいところまで確認しておきましょう。

部分リフォームで安くて快適なキッチンへ

「部分リフォーム」をご存知でしょうか?
キッチン全体をリフォームするとおよそ200万円かかるところを、部分的に行うことにより費用をおさえるリフォームのことです。

例えば、キッチン全体を大きく変えるのではなく、壁付けキッチンを対面キッチンにするだけでキッチン全体の雰囲気も変わりますし、何よりご家族のお顔を見ながら作業ができるのは嬉しいですよね。
費用をおさえられるだけではなく、より重視したいところにしっかりとお金をかけられるので、より快適なキッチン空間を手に入れられるのではないでしょうか?
「できるかぎりキッチンリフォームの費用をおさえたい」という方は、一番気になる部分をリフォームするだけでいつもよりストレスの少ない空間を実現できるでしょう。

部分リフォームしたい箇所があれば、お気軽に業者にお尋ねください。ご納得いくまでしっかりとご説明させていただきます。

 

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