「病気に対する最善の治療」が常に「飼い主様が望むペットに対する最善の治療」になるとは言えません。例えば、激しい痛みを伴う病気に対し、最も延命効果が期待できる治療を選ぶすることによりペットの苦しむ時間が延びてしまう場合、その現状から目を背けたくなる飼い主様もいらっしゃいます。そのような場合、この治療は飼い主様にとって「飼い主様が望むペットに対する最善の治療」ではないからです。治療方法がいくつか存在する場合、そのすべてを飼い主様に提示して、その中からペットと飼い主様にとって最善の治療を飼い主様と見つけ歩んでいく「二人三脚」の医療を心がけています。そうすることで、病気で苦しむペットたちはもちろん、そのような飼い主様の力になれるように願っております。
ミネルバ動物病院の診療方針 動物は痛みや苦しみを言葉で教えることができません。なので、その分飼い主様と私たち病院の信頼関係で言葉に出来ない部分を埋めていけるよう、尽くしていく診察を心がけています。動物は人のように言葉を話せない代わりに飼い主様へ言葉以外の方法で何か訴えていることがあります。それを飼い主様との対話から見つけ出すことで、動物たちへの最良の治療方法を導き出し、その内容を充分に理解していただけるようにご説明することで、最適な医療を行えると考えています。動物の治療というのは獣医師のみで行うものではありません。飼い主様のご協力と、動物たち自身の治癒する力が必要です。納得して理解をしてもらいながら治療を進めていくことを一番に心がけ、疑問点にはできる限りお答えしようと思います。動物もみな家族の一員という存在になっていると思います。動物たち(大切な家族)が病気になった時は、飼い主様も不安でいっぱいのことと思います。獣医師の役割は病気の動物を助けることはもちろんのこと、飼い主様の不安を緩和することも大切な使命だと考えています。
ミネルバ動物病院 田中院長からご挨拶 動物と人の人生は幸せなものでなければならないと考え、その幸せな生活には心身の健康が不可欠であると考えます。動物の健康を守り、動物と人の幸せな生活に貢献でき、身近な「かかりつけ医」として地域の動物医療に貢献できる病院を目指しています。そのため、かかりつけ医として求められる知識や技術を充分に備え、動物やご家族に信頼される動物病院を目指します。また、病院としてだけではなく、美容なども含めた動物とご家族の生活全般を支えられる体制作りを行っていきます。