特殊清掃はどの様な作業が含まれているのかご紹介します。ご依頼時の参考としてご確認ください

 

【特殊清掃の作業をご紹介します】

【汚染物の撤去】

特殊清掃は汚染物の撤去から始まります。床、ベッド、布団など、汚染されたものは全て撤去します。撤去する際には貴重品や遺品、家具・家財などの不用品と分別しながら行います。ご遺族の方が必要ないと判断されたものは、処分を致します。特にベッドや布団、畳などは、血液や体液、腐敗液などで汚染されているため、注意が必要です。血液には、C型肝炎やHIVなどの病原体が含まれている可能性があります。二次感染を防ぐためにも、専用の防護服を着た専門スタッフによる清掃が必要となるのです。

目に見えない部分も撤去する
しかし汚染物は目に見える部分だけではありません。発見が遅れるなど時間が経過した場場合には、床下まで体液などが染み込んでいる場合もあります。その場合は床材ごと撤去が必要です。
床材となっている木材を、電動丸ノコなどを使って切り取り、徹底的に汚染物の撤去を行います。場合によっては壁紙やフローリング、防音材などを剥がすこともあります。撤去が出来ない場所であれば、清掃・殺菌を徹底して行います。また現場の状態によっては、近隣の物件まで状態を確認する必要があります。
賃貸物件であれば、オーナーが納得するまで、原状回復を致します。

【害虫の駆除】

特殊清掃の現場には、害虫はつきものです。発見が遅れれば遅れるほど、ご遺体の腐敗は進んでしまいます。近隣住民が異臭に気づいた際には、現場の中には多くの害虫がいます。
腐敗の進んだご遺体には、必ずウジやハエが湧いています。特殊清掃を行う際には、ご遺体は片付けられていますが、害虫は残ったままです。また卵を残していることも多いので、早く作業を進めなければ日に日に増えていきます。
またウジやハエ以外にも、木造住宅によく見られるキクイムシやシンバムシがわいていることもあります。この場合は害虫駆除を行いながら、同時に特殊清掃をすすめていきます。特にゴミ屋敷のような状態であった場合は、ゴキブリなども多く発生しています。このように特殊清掃の現場では、多くの害虫がいることも珍しくありません。

専用の薬剤で駆除
ライフリセットは、環境に考慮した専用の薬剤を使って害虫の駆除を行います。すみずみまで徹底的に駆除することで、再発生を抑えます。また卵を産んでいる可能性があるので、家具などは処分するか、徹底的に駆除をします。
特殊清掃と一緒に行うことで、害虫を徹底的に駆除できるというメリットもあります。害虫駆除を行う際は、近隣への影響を考え、安易に窓を開けずに行います。

【消臭・脱臭】

汚染物の撤去や害虫駆除を行った後は、消臭・脱臭を行います。ライフリセットではオゾン脱臭機を使用し、ひどく残った腐敗臭を徹底的に除去します。オゾン脱臭機は、短期間に高濃度のオゾンを作ることができ、腐敗臭の素となる化学物質を効率よく除去できます。また強力な脱臭効果もあるので、部屋中に充満した腐敗臭も取り除いてくれます。

臭いの原因
ご遺体は夏場では2~3日、冬場では1週間ほどで腐敗が始まります。それに伴い腐敗臭もどんどん強くなってしまいます。腐敗臭は閾値が低い臭気といわれています。閾値が低いと、少し残っているだけで、そこに臭いがあると分かってしまいます。そのため特殊清掃の現場では、消臭・脱臭が必ず必要となってくるのです。
床や壁、天井にまで臭いが染み込んでいると、さらに臭いは強くなります。この場合はクロスなどを貼り替えたり、内装材を撤去したりすることもあります。
臭いが強い場合はオゾン脱臭機を24時間フル稼働で何日にも渡って稼働させます。稼働させる時間は部屋の湿度や温度によっても異なります。孤独死の現場は電気などが止まっている場合も多いので、必ず電源を持参します。このオゾン脱臭機を稼働させることで、気になる腐敗臭はほとんどなくなります。

【殺菌・消毒】

特殊清掃の現場となった室内には、さまざまな菌がいます。ライフリセットでは効果の高い薬剤を使用し、徹底的に消毒を行います。この薬剤は、市販されていない強力なものを使用します。薬剤は会社ごとに異なることも多いです。当社では経験豊富なスタッフが多く在籍しているため、現場の状況に合わせた薬剤や量を調整し、徹底的に消臭・除菌を行います。

居住可能な状態にする
消毒はまず特殊清掃作業に入る前に行います。感染症を防ぐためや、消臭のために使用されます。
殺菌・消毒は消臭作業の後にも行われます。汚染された場所を殺菌・消毒することで、再び清潔な状態に戻し、快適に生活ができるようにします。部屋のすみずみまで届かせるために、専用の噴射機を使う場合もあります。作業現場は電気が止まっていることも多いので、電池式や手動式のものが多く用いられます。
場合によっては現場となって部屋だけでなく、広範囲に行うこともあります。
殺菌・消毒を徹底して行うことで、汚染源となるバクテリアなどの菌が除去できます。これらの薬剤は市販されていないものを使用するため、専門の業者でなければ行えません。こうした殺菌・消毒作業を徹底して行う作業があることも、特殊清掃の業者に依頼するメリットといえます。

【内装工事・リフォーム】

長時間ご遺体が放置されていた場合、プロの手によっても清掃・脱臭が仕切れない場合があります。日数が経ってしまうと、畳やフローリングの内部まで体液が流れてしまうこともあります。基本的に、建材まで染み込んだ体液を完全に取り除くことはできません。これらは臭いや害虫が発生する原因となります。
その際にはお部屋のリフォームが必要です。また畳や床材の内部まで体液が染み込んでいた場合は、解体作業も同時に必要です。
床下地まで体液が染み込んでいる場合、汚染された箇所を除去します。そして新しい柱や床板を新たに貼り付けます。壁紙にまで染みついている際には、全て剥がして張り替えます。

オーナーに引き渡しできるまで原状回復を行う
当社では、体液により清掃不可能箇所は内装工事などを行い、原状回復させます。また必要に応じてリフォームも可能です。通常のリフォームは見た目や機能の向上のために行いますが、特殊清掃におけるリフォームは、原状回復のために行われます。もちろん必要のないリフォームを進めることは決してありません。すべての作業は、お客様にしっかり説明し、納得された上で行います。
これはオーナーに引き渡しができるまで行いますので、安心してお任せください。

【遺品整理】

遺品整理とは、故人の持ち物を不要な品と残しておきたい品に整理することです。しかし特殊清掃の現場で、ご遺族の方が直接遺品整理を行うのは、とても難しいことです。
故人が生活されていた場所が持ち家であればそのまま置いておくことも可能ですが、賃貸ではそうはいきません。賃貸物件の場合は、特殊清掃が終われば早々に明け渡さなければいけない場合も多いです。そのため、特殊清掃と並行して遺品整理を行うことで、遺族の身体的・精神的負担の軽減が期待できます。また特殊清掃と遺品整理を同じ業者に頼むことで、別々に頼むよりも費用が安くなることも多いです。

ライフリセットは同時に行える
ライフリセットでは特殊清掃と遺品整理を同時に行う事も可能です。当社では故人の大切な思い出の品から不要な品まで真心こめて整理いたします。ただし、腐敗臭が広範囲にわたって広がっている場合、基本的にすべて廃棄物となります。ご遺族様が残しておきたい品や、大切な遺品を見つけてほしいなどのご要望がありましたら、事前にお伝えください。
もし遺品整理についてご不明な点がありましたら、ぜひ一度お電話やWEBでお問い合わせください。ご相談は24時間365日ご相談を受け付けております。

【困った時はプロの清掃をご利用ください】

近年、孤独死が多くなり、それに伴って特殊清掃の需要も増しています。ご遺体の発見が遅れればそれだけ腐敗が進み、専門の業者でなければ対処できなくなってしまいます。専用の防護服を着た業者でなければ、感染症などさまざまな危険が伴います。
ご家族が亡くなられた衝撃に加え、清掃のことを考えるのは心身共につらい出来事です。当社では、汚染物の撤去、消臭除菌、リフォーム、遺品整理などを特殊清掃にまつわることを一手に引き受けております。24時間365日対応しており、お見積りは無料で承っております。お問い合わせは電話やWEBから行っていただけます。また全国に拠点があるため、どこでも急行いたします。夕張市で特殊清掃が必要になった際は、ぜひ一度当社までご相談ください。

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