健康面でもワンちゃんを支えます 施術中は全身をくまなく観察します。たとえば、飼い主さまでも見過ごしやすいワキの下などもしっかりとチェックします。小さな腫瘍などはふだんの生活のなかでは見逃されてしまう場合も多いからです。トリミング中は、ドライヤ―をかけながら被毛をかきわけた状態で皮膚を見ることができ、細かな異変に気づきやすくなります。気になる点があった際にはトリマーがすぐに飼い主さまへお伝えしています。これまで、皮膚病がひどくなるまえに発見できて早期治療につながったり、「腫瘍を見つけてくれたから手術ができました」と言っていただけたり、嬉しい例もありました。ワンちゃんの危機を救うため、施術中にしっかりと健康チェックをおこなうのもトリマーの大切な役割です。
ワンちゃんに負担のかからないトリミングを目指して 水が苦手な犬種でなくても、顔の近くにシャワーを持っていくと怒ったり唸ったりする子がいます。今までのシャワーで嫌な思いして苦手になってしまったのかもしれません。そんなときはシャワーの水量をおとしたり、スポンジに水を含ませてやさしく洗ったりと、負担がかからない方法を模索しながら施術を進めます。慣れてくれば落ち着く子もいます。
オプションもぜひご利用ください ハミガキを問題なくさせてくれる子のみを対象に、歯ブラシで磨くハミガキのオプションも承っております。歯茎が弱っている子も多く、強くこすると歯茎が出血することも。次からもきちんと磨かせてくれるよう、痛い思いをさせずにハミガキをしてあげることが大切です。ワンちゃんの様子を観察しながら、優しく進めていくようにしています。
フードやグッズのお悩みにお答えします ごはんを食べない、お口のにおいが気になるなど、お悩みに応じて適切なフードをご紹介しています。気になることがあればぜひご相談ください。豊富な種類のフードを取り揃えておけるのは、量販店にあるサロンならではの強みです。愛するペットにぴったりのフードをぜひ見つけてあげてください。
ワンちゃんのストレスを減らすために おうちでできるだけ身体のいろいろな場所を触ってあげてください。ふだんから飼い主さまに体のいろいろな場所を触られて慣れていれば、トリミングサロンや病院に行ったときにも触られて嫌がることが少なくなり、ワンちゃんのストレスを軽減することができます。また、こまめに触れば、飼い主さま自身でワンちゃんの身体の変化に気づきやすくなり、病気の早期発見・早期治療にもつながります。また、長毛種の子はブラッシングも欠かさないであげてください。もつれや毛玉を見つけたときはできるだけとかすことをおすすめしています。