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ドアクローザーの調整が必要な場合は以下となります。
・ドアの閉まるスピードが早くなった
・ドアの閉まるスピードが遅くなった
・ドアが一定の位置で止まらなくなった
ドアクローザーの調整対応が可能なのは、ドアクローザーから油漏れがしていない(=交換必須)ことが条件です。本体の速度調整弁でドアの閉まるスピードを遅くしたり早くすることが可能です。冬場や夏場は、気温が変わることでドアクローザー本体内の油の粘度が変化します。そのためドアの閉まるスピードがいつもと変わることがあるのです。また、調整弁の緩めすぎは、本体から油が漏れ出すことがあるので注意してください。
ドアのストップ機能は、本体部分ではなくブラケット部分にあるストップネジを締めることで対応可能です。
ドアの開閉時に異音がしたり、開閉時にドアクローザーの本体やアーム部分がガタガタと動いたり、部品自体の破損が発生すると、ドアクローザーの故障が考えられます。基本的にドアクローザー本体の修理はできないので、ドアクローザーが故障した場合は交換での対応になります。ここで、一般的に言われているドアクローザーの交換の目安になるポイントを説明します。
・ドアクローザーから油漏れ
・速度調整弁が効かない
・ストップ機能が効かない
上記の症状が現れたら交換のサインです。そのまま使い続けると、ドアの閉まる速度が制御できなくなるため、ドアが勢いよく閉まることになり大変危険です。その他故障とは別に、交換の目安となるものとして
・15年以上使っている
・速度調整弁が1個しかない
使用箇所や頻度にもよりますが、ドアクローザーの寿命と言われている年数が15年です。寿命になって故障する前に交換を考えてみましょう。速度調整弁が1個しかないものは、古いタイプのドアクローザーなので、こちらも新しいものに交換が勧められています。
ちなみに交換後、通常使用で2年以内に故障したドアクローザーはメーカー保証の対象です(※ドアクローザー工業会で定められています)。