兵庫県の葬儀場をお探しならやさしいお葬式

県中南部に位置する高砂市では、独自の火葬使用料を設けています。火葬炉使用料が高砂市民の方なら無料、祭壇一式無料、棺・骨箱・位牌等も全て無料で使用できます。他の用具は有料ですが、霊柩車5,500円、マイクロバス8,000円、葬祭用品計1,700円という格安料金で使用できます。この制度は、昭和27年から始まりました。葬式を簡素化し、多様化する葬式事情に対応する、と言うのが理由です。さらに高砂市では、ペットの火葬についても独自の葬儀制度を設けています。斎場使用料について、ペットの持ち込みだと20kg未満で2,000円、20kg以上で4,000円になります。斎場引取の場合は料金が高くなります。20kgで4,000円、20kg以上で6,000円です。ちなみに、国民健康保険に加入している方が死亡したとき、喪主が50,000円の支給が受け取れる制度をご存知ですか。対象は日本全国の市町村なので、高砂市民でなくとも給付が受け取れます。国民健康保険はほとんどの方が加入していると思われるので、基本的に全ての人が制度の対象になるでしょう。ただ、国民健康保険に加入して3か月以内の方は例外です。それ以前に社会保険に加入していた場合、その社会保険から給付が受け取れます。そうなると給付の対象外になるのです。そして、葬儀を行ってから2年以上経つと、給付対象外になります。葬儀を終えたら速やかに手続きを行ってください。

兵庫県の最大都市である神戸市には、4つの火葬場があります。北区の神戸市立鵯越斎場及び神戸市立有馬斎場、東灘区にある神戸市立甲南斎場、西区にある神戸市立西神斎場です。斎場もたくさんあるため、火葬と葬儀を市内で済ませる場合が多いようです。大阪府にほど近い位置にある西宮市と尼崎市には、それぞれ1つずつ火葬場併設の斎場があります。西宮市の西宮市満地谷火葬場は西宮駅から2km北にあり、市街地からほど近い場所です。一方の尼崎市の尼崎市立弥生ケ丘斎場は市街地から遠い位置にあり、伊丹市や大阪市西淀川区まで足を運ぶケースもあるようです。淡路島にほど近い明石市には、民営斎場と火葬場が1つずつしかありません。ただ2つとも市街地からほど近い位置にあり、こちらで火葬と葬儀を完結させる方も多いです。ただ明石市は神戸市西区と近い位置にあり、火葬場併設の斎場であるセレモニーホール悠陽を利用する方もいます。県西部にある姫路市には、火葬場併設の公営斎場が2つあります。それが、名古山斎場と姫路福崎斎苑こうふく苑です。市街地に近いのが名古山斎場で、播但線に沿った山間部にあるのが姫路福崎斎苑こうふく苑です。この2つのどちらかを使う方が多く、他市町村まで出向くケースは少ないです。日本海に面する豊岡市の場合、火葬場が1つしかありません。その火葬場である豊岡市立豊岡斎場は市街地からほとんど離れておらず、民営斎場もメモリアルホールてんれい戸牧ホールがあります。

兵庫県の人口は約546万人で、全国で7番目に多いです。県庁所在地は神戸市で人口は約152万人で、全国で7番目の数字です。明石市は神戸市のベッドタウンでも最大の人口を擁し、日本標準時を決める東経135度線が通っている市として広く知れ渡っています。人口は30万人で、中核市に指定されています。一方神戸市を東に行くと、尼崎市・西宮市・伊丹市・芦屋市があります。こちらは大阪市のベッドタウンとしての側面が強く、大阪都市圏に組み込まれている地域です。また、人口が多い自治体は県南部に多く、北部の豊岡市や朝来市などはのどかな風景が広がっています。その兵庫県には、地方公共団体運営の墓地が372箇所あります。この数字は全国で21番目の数字ですが、人口を考えると少ないです。神戸市の一部の区では、墓不足に悩まされている実情もあるようです。ただ、最近は納骨堂での安置が都市部で増えています。兵庫県の納骨堂の数は161箇所と、全国で14番目の数字になります。兵庫県でも納骨堂の数は増えており、墓不足の解消が期待されます。