福井県の葬儀場をお探しならやさしいお葬式

福井県の県北端あわら市では、住民の方が葬祭場を安く利用できる制度があります。あわら市・坂井市以外の方だと、火葬料が、12歳以上の遺体で40,000円、12歳未満及び死産児だと20,000円になります。これが坂井市の坂井町・丸岡町・春江町の方だと、半額で利用できます。12歳以上の遺体で20,000円、12歳未満と死産児で10,000円です。坂井市の三国町及びあわら市民だと、さらに半額で利用できます。県東端の大野市でも同様の制度があります。大野市営葬祭場の火葬料ですが、市外の方は12歳以上で50,000円、1歳以上12歳未満で25,000円、1歳未満か死産児で15,000円になります。これが、大野市民だと5分の1の金額で利用できます。実質、最大40,000円の給付が受け取れるのと同じ制度です。そして福井県全体で受けられる葬儀制度として、国民健康保険の加入者が死亡した時、喪主の方に給付金が発生する制度があります。給付金の金額は自治体によって違いますが、福井県の場合、すべての市町村で50,000円の給付金が発生します。この金額は、全国的にみても高い水準になります。亡くなられた方が国民健康保険に加入していれば、対象になります。ただ、加入して3ヶ月以内だった場合、対象から外れます。申請する場合、葬儀を終わらせた翌日から2年が経過する前に申請してください。2年が過ぎると期限切れになってしまいます。

福井駅から5km以上西に行った場所に、福井市聖苑があります。こちらは、火葬場併設の公営斎場になっております。そのため、福井市民はこちらを利用することが多いようです。県道115号線沿いの未更毛川、その先にある福井市スポーツ公園の、裏手にあります。一応火葬場としては、この福井市聖苑が最も近くなります。他、坂井市にある赤坂聖苑も利用することがあります。その赤坂聖苑も、火葬場併設の公営斎場です。丸岡駅東口から4km以上離れており、かすみが丘学園の、北陸自動車道を隔てた向こう側に位置します。こちらのアクセスは、自家用車が大変便利です。この赤坂聖苑は、永平寺町の住民にとって最も近い火葬施設になり、あわら市の方も火葬と葬儀をいっぺんに済ませたい場合に利用するようです。越前市には、火葬場として越前市斎場があります。市街地を国道8号線に沿って南下し、鴨谷霊苑のある通りに入った先にあります。南越前町の中心地にも近く、町民も良く利用します。葬儀については、市内にあるセレモニーホール武生があります。こちらは福井市聖苑もよく利用されます。県中西部の敦賀市では、市唯一の火葬場として敦賀斎苑があります。敦賀市街地南にある国道27号に沿って西に行き、金山バイパスを抜けた先、旗護山トンネル手前にあります。車でアクセスする場合は、特に問題はありません。

福井県は、鍵のような形をした県です。鍵を持つ部分、県北東部に、福井県の都市部が集まっています。その中心にあるのが、人口約26万人の福井市です。北には人口約8.8万人の坂井市、南には人口約6.8万人の鯖江市・人口約8万人の越前市があります。この4市の市街地は繋がっていますが、福井都市圏に入っています。一方、県中部には人口約6.4万人の敦賀市があります。福井県の鍵の先端部分は若狭湾になっており、敦賀市はその入り口の役目を担っています。若狭湾に位置する自治体は静かな漁村になっておりますが、小浜市などのちょっとした街もあります。ちなみに、福井県の65歳以上の人口は、約23万人になっております。人口規模を考えると多い数字になり、高齢者の多い地域になります。こうなるとお墓事情も気になるものです。福井県には、地方公共団体が運営する墓地が300箇所もあります。そのため、福井県では墓不足の問題は無いようです。最近は納骨堂に骨を置く文化も浸透していますが、その納骨堂も165箇所と非常に多く、福井県では墓不足に悩まされる心配は少ないでしょう。