絵画の買取実績をご紹介いたします

 

絵画の買取実績のご紹介

風景画の買取実績

 

絵画買取品目

日本画

西洋画や水墨画などは、一見して直ぐにそれとわかるような特徴がありますが、日本画と言われると意外とどんな絵か想像がつきにくいという方は少なくないかと思います。1882年にアメリカの美術研究家フェノロサが定義した特徴としては、「写真のような写実性にこだわらない」、「陰影が無い」、「輪郭線がある」、「色調が濃厚ではない(淡い)」、「表現がシンプル」というものが挙げられています。よく、日本の有名な絵と言われると浮世絵や水墨画などをイメージされる方は多いかと思いますが、それらは「大和絵」と呼ばれており、近現代に生まれた「日本画」とは明確に区別されています。日本画は今も尚変化を続けている分野であり、一口にどのような絵を日本画と呼ぶかを定める事は難しいですが、日本画とそれ以外を分ける要素の一つとして画材は大きな手掛かりとなります。大和絵から分かれたとはいえ、日本発祥の分野である為、日本画に使われている画材は伝統的な画材である墨、岩絵具、水星、胡粉、染料など天然絵具と膠を接着剤として描く技法が主に用いられています。日本画の有名な作品としては、安田靭彦の「卑弥呼」や上村松園の「焔」の二つが挙げられます。特に、安田靭彦の「卑弥呼」は美術や歴史の教科書で目にしたことがある人もいるかと思います。

西洋画

西洋画はそのものずばり西洋で生まれた技法を使い、西洋で採れる画材を使って描かれた絵の総称です。油絵や水彩画、パステル画に陶板画など様々なサブジャンルを内包しています。描く対象物をしっかりと観察し、風景や人物、果物や花瓶といった静物などいった具体的なものを描く「具象画」と、具体的な対象物を定めずに描き手のイマジネーションに任せて描かれた絵を「抽象画」と呼び、西洋画の中でも二大ジャンルとして分けることが出来ます。西洋画を語る際にはよく日本画との対比で説明されることが多いのですが、日本画では顔料を膠で溶いて水で伸ばすのに対して、西洋画では油絵具が一般的となっています。油絵具とは、粉状の顔料を乾性油で溶いてのりのような状態にしたものです。油絵具は乾くのにとても時間が掛かる上、塗っては乾かし、乾いた上から更に塗って、を繰り返す「厚塗り」と呼ばれる技法を用いて描かれることが多く、完成までに多くの時間が掛かります。また、伝統的な日本画では描く対象を平面的に描くことに対して、西洋画の場合は陰影をつけて立体的に描きます。描く対象の細部のディティールまで細かく描写するのは、西洋画特有の具象表現となります。

水彩画

水で溶いて使う、水彩絵具を用いて描かれた絵の事を、水彩画と呼びます。多くの人が小中学校の美術の時間で、この水彩絵具を使って絵を描いた経験があるかと思いますが、その時描いた絵がまさに水彩画となります。ときたま、水彩画とアクリル画が混同されて間違われることがありますが、水彩絵具は水に溶ける接着剤を用いた絵具で、アクリル絵具はこの接着剤がアクリル樹脂という合成樹脂を用いている為特徴が異なってきます。アクリル絵具は鮮やかな色合いが特徴なのに対し、水彩絵具は淡い仕上がりになります。水彩画の作家といえば、J.M.W.ターナーが有名です。イギリス出身の画家で、イギリスで最も偉大な水彩画家とも呼ばれています。代表作は1844年に描かれた「雨、蒸気、速度:グレート・ウェスタン鉄道」で、黄色を主体として鉄道が走る風景を描いた名作です。ドイツのルネサンス期に活躍した画家で、アルブレヒト・デューラーもまた有名な水彩画家の一人と言えます。彼の作品では自画像が有名ですが、不透明水彩と透明水彩を組み合わせて1502年に描かれた「野ウサギ」は、毛の一本一本に至るまで精密に描かれており、西洋画特有のディティールにこだわった作風がよく現れています。

油絵

油絵具を用いて描かれた絵の事を、油絵と呼びます。油絵具は、主に西洋画に置いて多く用いられる画材であり、西洋画の中でも最もポピュラーなものが油絵となっています。かの有名な「モナ・リザ」も、ムンクの「叫び」も、ピカソの「ゲルニカ」も、油絵具を用いて描かれたという点で「油絵」になります。油絵具とは顔料を油で練った絵具で、水を含まず薄める際には油を足します。乾性油と揮発油の二種類があり、これらを使い分けて描いていくのですが、乾性油は色を伸ばす際に、揮発油は水彩画で言う「水」のように色を溶かす役割を持っています。油絵の一番の特徴に、絵具を塗り重ねていく事でキャンパスそのものに物理的な厚みが出来る事があります。色彩的な重厚感は勿論のこと、この物理的な絵具の厚みが、絵そのものの存在感を強く、大きくしており、デジタルで描かれる絵が多くなった近年でも、実際に目の前で見る事の価値を担保してくれます。油絵は前述したとおり、乾かすのにとても時間が掛かります。色や季節によっても左右されますが、およそ1週間、完全に乾ききるまでには半年以上かかるとも言われており、色を塗り重ねていくとなると膨大な時間が掛かります。その分、いったん乾ききると光や湿気に対してとても強くなるので、物理的な絵の弱点である耐久性がとても強くなるというメリットがあります。

風景画

西洋画や日本画を問わず、都市や自然の風景を描いた風景画は常に人気のあるジャンルです。図書館や病院の待合室、公共の施設の空いた壁などに風景画が掛けられているのをよく目にするかと思います。これは、絵画を一つのインテリアアイテムとして捉えた場合、落ち着いた空間を演出するのにうってつけなのが風景画だからなのでしょう。人物画や静物画など、単体のモチーフを主題にしたものに比べて、風景画は強く主張してこない印象を持たれることが多く、だからこそ空間との調和を取りやすいインテリアアイテムとして重宝されるのでしょう。風景が描かれるようになったのは、15世紀の初頭頃、キリスト教の物語を描く事を目的にした宗教画の中の背景として描かれたのが始まりだと言われています。この時はあくまでも風景は「背景」であり、絵の主役ではありませんでした。風景を主役として描く風景画が一つのジャンルとなったのは、17世紀初頭と言われています。風景画の作品では、クロード・モネの「睡蓮の池、バラ色の調和(太鼓橋)」やジャン=フランソワ・ラファエリ の「サン=ミシェル大通り」、ゴッホの「夜のカフェテラス」などが有名です。日本画では、東山魁夷の「緑響く」が、テレビのコマーシャルにも使われたので、目にした方もいらっしゃるでしょう。

風俗画

有名人などではない、何処にでもいる普通の人々が送る日常生活、その何気ない一コマを取り出して絵に描いたものが「風俗画」と呼ばれています。風俗画が絵のジャンルとして成立したのは17世紀頃と言われていますが、その以前から宗教画や歴史画の中でも人々の生活の様子を描いたものはありましたし、もっとさかのぼればピラミッドや洞窟壁画の時代から、人々は自分たちがどのような暮らしを送っていたのかを絵に描いて残してきているので、ある意味では最古のジャンルと言ってしまえるかもしれません。西洋絵画の中で風俗画が多く描かれたのは17世紀のオランダで、宗教画の礼拝を禁じられていたことからその穴を埋めるようにして風俗画が流行しました。日本では江戸時代に隆盛を極めた浮世絵の中にその多くが見られ、当時の町人文化を伝える歴史的な資料としても研究されています。また、この時代には将軍や武家だけでなく、町人も絵を買い求めるほどに絵の文化が広まりました。風俗画の作品といえば、西洋画ではブリューゲルの「鳥罠のある冬景色」やミレーの「仕事に出かける人」、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」が有名です。日本では葛飾北斎の「潮干狩図」や、重要文化財にも指定されている「四条河原遊楽図屏風」などが有名です。

肖像画

美術史の中でも最も古いジャンルの一つがこの「肖像画」です。肖像画とは、特定の人物の顔や姿を描いた絵の事を指す言葉で、洋の東西を問わず多くの作家が様々な作品を残しています。モデルを直接目の前にして写実的に描かれるものをメインとして、理想化されたり誇張されたり、戯画的に描かれたりと実際の人物とは多少違った風に描かれたものもあります。古くは古代エジプトや古代ローマの時代から描かれておりましたが、芸術作品として認知されるようになったのは15世紀以降、ルネサンスが誕生する頃になります。よく混同されるのが「人物画」ですが、肖像画は特定の人物単体を描く事を目的としている事に対して、人物画は特定個人ではない「誰か」を描いたものとなっています。肖像画は、元は写真が無かった時代に、権力者や王侯貴族が自らが生きていたことを子孫に伝える事を目的にしたものや、単純に自らの権力や経済力を誇示する為に制作させたのが始まりでした。ですが4世紀末にはキリスト教がローマの国教となったことで、「人間は神よりも劣った存在」という価値観が一般的となり、肖像画は描かれなくなりました。再び肖像画が息を吹き返したのは15世紀。「古代の再生と人間性の復活」をテーマにしたルネサンス文化の誕生がきっかけでした。

 

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