京都市下京区の掛軸買取を依頼するなら高価買取の福ちゃん

まず、掛軸を見つけたら、付属品があるかを確認しましょう。掛軸の付属品とは、箱や鑑定書のことを指します。箱は、掛軸を守る大切なものです。箱に作家のサインと作品名が書かれた「共箱」であれば、さらに価値が高まり高額買取につながる可能性があります。付属しているのがただの箱だとしても、掛軸を守る役割があるので一緒に査定に出してみましょう。また、鑑定書とは、掛軸が本物であるという証明書です。サインのない作品や偽物もあるなかで、鑑定書が付いていれば本物だという証になるので、適正な価格での買取が期待できます。

掛軸を買取査定に出すと決めたなら、査定の日までは大切に保管したほうが良いでしょう。掛軸は湿気に弱く、高温多湿の状態にしておくとカビが発生する恐れがあります。そのため、家で保管する際は、極端な温度差が発生する場所や湿気の多い場所には置かないようにしましょう。また、日光が当たる場所に掛けている場合、色褪せしたり変色したりするので注意が必要です。意外な盲点として、エアコンの近くも作品に風があたり、塗料のひび割れなどを起こしてしまう可能性があります。シミや汚れが増えれば、それだけ買取金額に影響が出るのでこれらに気をつけて保管しましょう。

掛軸にシミや汚れがある場合、直接自分できれいにすることは難しいでしょう。掛軸は和紙でできているので、無理にこすれば余計にダメージを与えてしまいます。そのため、シミや汚れに関しては専門の業者に頼むか、そのまま買取に出しましょう。シミや汚れがあっても、買取可能な場合がありますので諦めないでください。また、掛軸は壁にかけて楽しむものですが、ずっと掛けっぱなしにしているのはよくありません。ずっと掛けておくと、湿気によって反ってしまうので、3日に1回は掛軸を休ませるのが理想です。休ませるときは、桐箱に入れます。もしも桐箱がない場合は、プラスチックケースに湿気を取るシートを敷くなどして保管しましょう。とにかく湿気を取ることが大切です。掛軸用の防虫剤もありますので、それも一緒に入れておけば虫による被害も減らせます。元々あるシミや汚れはしょうがないですが、それ以上に掛軸が傷まないよう気をつけて保管しましょう。