テレビアンテナの設置費用、相場はいくら?費用の事例・業者選びから支払いまでの流れを徹底解説

アンテナ

「新築の戸建て、ついに完成!これから新しい生活が始まるぞ!」と、ワクワクしているところだと思います。新居でテレビを視聴するためには、テレビアンテナの設置工事が必要です。でも、その費用って、一体どれくらいかかるのか、不安になりませんか?

この記事にたどり着いたあなたは、「新居に引っ越すことになり、毎日慌ただしい」「テレビアンテナ設置には、いくらぐらいかかるんだろう?」と感じていませんか?新しい家で、ゆっくりテレビを楽しみたいのに、テレビアンテナがないとニュースやバラエティ番組を視聴できない。しかもテレビアンテナの設置費用って、なんだか分かりづらいし、正直、不安ですよね。「一体いくらかかるんだ?」「高い業者に頼むと、引っ越し費用もかさむし、大変だ」そんな風に思っている方も、きっと少なくないでしょう。

そこで今回は、戸建て住宅への引っ越しを機にアンテナ設置を検討する方が絶対抑えるべき費用の目安について、分かりやすく解説します。「アンテナの種類ごとの相場は?」「業者選びで失敗しない進め方は?」「引っ越しで出費がかさむけど、少しでも安く済ませる方法はないの?」といった疑問にも、ズバッと答えていきますよ。

この記事を読めば、あなたもきっと、安心して新しい家でテレビを楽しめるようになるはず。ぜひ、最後までお付き合いください。

【比較検討】新居に最適なアンテナは?種類ごとの費用と特徴を徹底比較

【比較検討】新居に最適なアンテナは?種類ごとの費用と特徴を徹底比較

テレビアンテナ設置工事の費用相場は、1本あたり1万6千円〜6万円ほどとなります。ただし「どのような性能のアンテナを」「何本」「どこに設置するか」、そして「ご自宅の構造」「何部屋のテレビ端子に接続するか」によって、施工費用が変わります。具体例を出すと、2部屋のアパートと、50坪のお家では、必要なアンテナケーブルの長さも分配器の数も異なるのです。

戸建て住宅に設置する代表的なテレビアンテナ5種類をピックアップして、費用と特徴を徹底的に比較していきます。まるで、お料理の材料を選ぶみたいに、それぞれのアンテナを吟味して、あなたのお家にピッタリなアンテナを見つけましょう。

八木式アンテナ:1万6千円〜4万2千円

昔ながらの、魚の骨のような形をしたアンテナです。電波を受信する力が強く、比較的安価なのが魅力である一方で、「見た目が気になる」という方もいるかもしれません。費用相場は、本体価格と工事費込みで、1万6千円〜3万5千円程度です。

デザインアンテナ:2万2千円〜6万円

薄型の箱型をしている「デザインアンテナ」は、最近、新築で人気のアンテナです。八木式アンテナと比べると、少し費用が高めですが、接栓が後ろに隠れることで雨風の影響を受けにくく、家の外観を損ねないのが魅力です。費用相場は、本体価格と工事費込みで、2万円〜4万円程度です。

ユニコーンアンテナ:3万3千円〜7万円

最近、街で見かけることも増えてきた、ちょっとスタイリッシュなアンテナ、それが「ユニコーンアンテナ」です。まるで、家の屋根にそびえ立つ一本の角のように、スッキリとしたポール型が特徴。従来のアンテナとは一線を画す、その洗練されたデザインが、おしゃれな家によく似合います。
性能面でも、侮るなかれ。コンパクトながらも、しっかりとした受信性能を持っています。設置場所も、屋根だけでなく、壁面やベランダなど、さまざまな場所に設置可能です。費用相場は、本体価格と工事費込みで3万円〜7万円程度です。

室内アンテナ:2千円〜7千円

ネットショップなどで購入し、手軽に設置できる地デジアンテナです。「据え置き型」と「ペーパータイプ」の2種類が存在します。工事不要で、自分で手軽に設置できる一方で、電波の受信感度が低い場合があり、物が当たってすぐに向きが変わったりするため、電波の強い地域の、短期間住む賃貸で使用するのがおすすめです。費用相場は、本体価格のみで2千円〜7千円程度です。

BS/CSアンテナ:3万3千円〜5万円

衛星放送を見るためのアンテナです。お皿のような形をしていて、ベランダや壁に取り付けられます。BS/CS放送を見たい場合は、必須のアンテナです。費用相場は、本体価格と工事費込みで、2万円~4万円程度です。

これらのアンテナを比較してみると、それぞれにメリット・デメリットがあることが分かりますね。費用だけで決めるのではなく、おうちの環境や、あなたのテレビの視聴スタイルに合わせて、最適なアンテナを選びましょう。
「うーん、やっぱり迷うなぁ…」と感じたら、いつでも私たちにご相談ください。あなたにピッタリのアンテナ選びを、全力でサポートさせていただきます。

テレビアンテナ工事費用を一覧表で確認

次の表は、テレビアンテナの種類別の設置費用と本体価格の目安です。

設置費用相場 本体価格
八木式アンテナ設置 16,000〜42,000円 3,000〜20,000円
デザインアンテナ設置 22,000〜60,000円 7,000〜15,000円
ユニコーンアンテナ設置 33,000〜70,000円 5,000〜10,000円
室内アンテナ設置 0円(自力設置) 2,500〜7,000円
BS/CSアンテナ設置 33,000〜50,000円 7,000〜11,000円
ブースター設置 16,000〜22,000円 4,000〜13,000円
費用相場 作業内容
既存アンテナの修理 8,000〜10,000円 立て直し、向き調整、接栓の緩みを修理。
既存アンテナの取り外し 16,000円〜 既存アンテナと固定金具の撤去、部材の持ち帰りと処分。

「ブースター」とは、テレビアンテナが受信した電波を増幅する装置のことです。昔の家にはついていないことも多いものの、最近の新築ではブースター設置が当たり前となっています。

【知っておくべき】テレビアンテナ設置工事費用の相場は?6つの施工事例を紹介

【知っておくべき】テレビアンテナ設置工事費用の相場は?6つの施工事例を紹介

ここからは、6つのテレビアンテナ設置工事の費用を施工事例とともに見てみましょう。

事例1

高性能デザインアンテナ+ブースター設置:税込65,000円

新築戸建住宅の2階外壁に、高性能デザインアンテナを設置しました。接栓や外壁が錆びないよう、雨水が落ちるようケーブルに少しのたわみを設けてから、壁内に引き込んでいます。屋根裏には、電波を増幅するためのブースターと分配器を設置しました。お客さまと一緒に、家中のテレビが映ることを確認し、税込65,000円で対応いたしました。

事例2

八木式アンテナとBSアンテナ+ブースター設置:税込100,000円

新築戸建住宅の屋根上に、八木式アンテナとBSアンテナ、電波の受信感度を強めるためのブースターを設置しました。アンテナケーブルや接栓が錆びないよう、防水施工を施し、台風でも倒れないよう四方向からしっかりと固定しました。家中のテレビ端子に配線。税込100,000円で対応いたしました。

事例3

ユニコーンアンテナ+BSアンテナ設置:110,000円

新築戸建住宅の2階外壁に、ユニコーンアンテナと4K8K対応のBSアンテナを設置しました。どちらのアンテナのお色味もお客さまご希望の「ブラック」カラーにしたことで、高級感のある仕上がりになりました。配線が目立たないよう、サイドベースにアンテナケーブルを這わせ、屋根裏にブースターを設置しました。家中のテレビ端子に配線し、作業時間は40分で完了です。税込113,000円で施工いたしました。

事例4

BSアンテナのベランダ設置:44,000円

4K8K対応のBSアンテナをベランダに設置し、ダクトからアンテナケーブルを引き込み、分配器を用いて2部屋に配線いたしました。作業は約1時間で完了し、税込44,000円で施工いたしました。

事例5

デザインアンテナの外壁設置:53,000円

戸建て住宅の外壁に、ブラックブロンズカラーのデザインアンテナを設置しました。引き込み口のすぐ横に設置したことで、アンテナケーブルが目立たず、スッキリとした外観になりました。やや光沢のあるブロンズカラーをお選びいただいたことで、外壁のベージュカラーとよく馴染んでいます。作業時間は1時間30分で完了です。税込53,000円で施工いたしました。

事例6

八木式アンテナの屋根裏設置:37,000円

2階建ての戸建て住宅の屋根裏に、八木式アンテナを設置しました。屋根裏にスタッフが作業できる1メートル四方の空間がある場合は、テレビアンテナの屋根裏設置が可能です。屋根裏設置をすることで、アンテナが雨風にさらされて傷んだり、倒れたりすることを防ぎ、長期間安定してテレビを視聴できます。作業は1時間ほどで完了し、税込37,000円で施工いたしました。

テレビアンテナの設置工事の内訳には、「アンテナ本体の費用」「テレビに電波を届けるためのブースターや分配器、分波器、アンテナケーブルの費用」「設置工事の費用(人件費、高所作業費、配線作業費)」「その他の費用(出張費)、既存のアンテナの撤去処分費」などが計上されます。

【失敗しない】新居のテレビアンテナ設置業者選びから支払いまでの流れ

【失敗しない】新居のテレビアンテナ設置業者選びから支払いまでの流れ

ここでは、業者選びから支払いまでの流れを、ギュッとまとめて解説します。

1.テレビアンテナ設置の業者選び

新居の引渡しや引っ越しのお日にちが決まったら、テレビアンテナ設置を行う業者に問い合わせましょう。新築に入居する場合、家の引き渡しの一か月ぐらい前に足場が外れるので、そこで電波測定の予約を入れるのがおすすめです。

電話口では、希望のアンテナの種類と住所、家の大きさなどを伝えます。このとき、複数の業者をピックアップして相見積もりを行うことも可能です。実績や保証、対応の良さもチェックして、信頼できる業者を選びましょう。

2.現地見積もり依頼

施工スタッフに、無料の現地見積もりを依頼しましょう。「なぜ現地なの?」と思う方もいるかもしれませんが、家の構造や周囲の電波状況によって、施工できるアンテナの種類やブースターの有無、アンテナケーブルの長さが変わるため、現地で正確な電波を確認する必要があるのです。

契約の前には、施工費用だけでなく、費用の内訳や追加料金の有無もしっかりと確認しましょう。先に安い金額を伝えておいて、あとから追加料金を請求する業者には要注意です。見積もり金額に納得したら、契約に進みます。物件の引き渡しが済んでいる場合、当日施工してもらうことも可能です。

3.契約と設置工事

契約が済んだら、いよいよテレビアンテナの設置工事に進みます。設置工事にかかる時間は、早ければ1時間以内、遅くとも2時間から3時間で完了することが多いです。工事中は、「室内で待っていてくださいね」と言われることが多いですが、気になることがあれば、遠慮なく質問しましょう。

4.支払いと保証確認

工事が完了したら、支払いを行いましょう。現金やクレジットカード支払いのほか、PayPay払い、企業様のご請求書払いも対応可能です。Vポイントにも対応していますので、お気軽にご相談ください。このとき、保証内容の確認も一緒に行います。

「なんだか、色々あるなぁ」と思ったかもしれませんが、一つずつ確認すれば大丈夫。焦らず、慎重に進めていきましょう。次の見出しでは、業者選びで特に注意すべき点について解説していきますので、参考にしてください。

【費用節約】新居のテレビアンテナ設置費用を安く抑える方法

「新居のアンテナ設置、少しでも安く済ませたい!」そう思いますよね。引っ越しには、何かとお金がかかるもの。少しでも節約できるなら、嬉しいものです。ここでは、テレビアンテナ設置費用を安く抑えるための、とっておきの方法を5つお伝えします。まるで、お得な買い物を探すみたいに、賢く節約していきましょう。

複数の業者に見積もりを依頼する

時間と労力に余裕がある場合は、1社だけに見積もりを依頼するのではなく、複数の業者に相見積もりを依頼するのも一つの手です。複数の業者に見積もりを依頼することで、アンテナ工事の費用相場を把握できますし、複数の業者の中から一番安い業者を選ぶことで、費用を抑えることができます。価格交渉することも可能です。

アンテナの種類を見直す

テレビアンテナは、種類によって費用が大きく異なります。たとえば高性能な八木式アンテナは比較的安価ですが、デザインアンテナやユニコーンアンテナは、施工費用が少し高めです。「どうしてもデザインにこだわりたい」という場合以外は、八木式アンテナを検討するのもよいでしょう。美観を損ねない「屋根裏設置」も可能です。

アンテナ設置工事の時期を調整する

実は、アンテナ設置工事の費用は、時期によって変動することがあります。とくに3月の引っ越しシーズンや年末年始などは、工事が立て込むため、費用が高くなる可能性があります。できるだけ、繁忙期を避けて工事を依頼するのがおすすめです。

DIYで設置してみる

「自分でアンテナを設置するのは、ちょっと不安だな…」と思うかもしれませんが、室内アンテナなど、比較的簡単に設置できるものもあります。長期間暮らす住まいでは、アンテナ設置工事業者に依頼したほうが長期的なランニングコストが安く、アンテナ本体も10〜15年と長持ちします。しかし、マンションやアパートなど部屋数の限られる賃貸に短期間だけ入居する場合は、自分で室内アンテナを設置してみるのも良いかもしれません。

指定のネット回線とセットで申し込む

実は、一部の業者では、指定の高速ネット回線とセットで申し込むことで、アンテナ設置費用が大幅に割引になるキャンペーンを実施していることがあります。新居のアンテナ設置工事と同時に、指定の高速ネット回線に同時にお申し込みいただくと、最大7万円のキャッシュバックが受けられます。これにより、高額になりやすいおしゃれなアンテナを大幅な割引価格で設置でき、さらにネット契約月の基本料金も割引適用で0円になります。テレビアンテナの色や種類は問わず、お好きなアンテナを設置できるので、お気軽にご相談くださいね。

【計画】引っ越し前?引っ越し後?最適なアンテナ設置のタイミングと注意点

【計画】引っ越し前?引っ越し後?最適なアンテナ設置のタイミングと注意点

新居への引っ越しの前と後、どのタイミングでアンテナ設置工事をするか迷ったら、メリット・デメリットを確認しましょう。

引っ越し前に設置する場合

引っ越し前にテレビアンテナを設置すると、引っ越し当日からテレビを見ることができます。ただし引っ越し作業と重なるとバタバタしたり、当日テレビの荷解きを済ませておらず映りの確認ができないといったこともあります。

引っ越し後に設置する場合

落ち着いてアンテナを選べます。ただし、数日間はテレビが見られないかもしれません。どちらを選ぶかは、あなたの状況や都合に合わせて決めましょう。もし迷ったら、早めに業者に相談して、最適なタイミングを一緒に考えてもらうのがおすすめです。

注意点としては、引っ越し業者に、アンテナ工事も依頼できる場合があるので、事前に確認してみましょう。電波の受信状況によっては、設置場所を選ぶ必要があるため、事前に業者に確認してもらいましょう。

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さて、ここまで色々と説明してきましたが、テレビアンテナ設置費用のイメージが掴めたでしょうか?

今回の記事では、アンテナ設置費用の相場や、業者選びのコツ、費用を抑える方法など、様々な情報をお伝えしてきました。この記事を参考に、あなたのお家にぴったりのアンテナを見つけて、快適なテレビライフを楽しんでください。

アンテナは、定期的なメンテナンスが必要です。台風などの災害で、アンテナが故障する可能性もあります。もし、アンテナの不調を感じたら、早めに業者に相談しましょう。この記事を読んで、テレビアンテナの設置費用のイメージをつかめ、「新居でのテレビ視聴が楽しみになってきたぞ!」と、思っていただけたら嬉しいです。