戸建ての鍵交換でおすすめの鍵は?種類や失敗しない業者選びを解説
戸建ての鍵交換でおすすめの鍵は?種類や失敗しない業者選びを解説
2024.12.10
鍵の交換と聞くと、賃貸住宅を連想する人もいるかもしれません。しかし、戸建てでも防犯性や機能性を高めるため、鍵の交換は重要です。この記事では、戸建てにおける鍵交換の重要性や特徴を解説します。鍵交換を検討すべきシーンや交換のメリット、鍵の種類ごとの特徴がわかります。さらに、失敗しない業者選びのポイントも解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
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戸建ての鍵交換が必要?
戸建ての鍵交換が必要になるタイミングには、以下のような場合があります。
- 鍵を紛失し防犯性を高めたいとき
- 鍵が故障したとき
- 物件購入の際に防犯性を高めたいとき
- 防犯性能の高い鍵に交換したいとき
ひとつ目の理由として、鍵の防犯性を高めたいときが考えられます。防犯性を高めたいときとは、鍵をなくした場合や戸建てを購入するときです。鍵の紛失では誰に鍵を拾われたかわからず、防犯性が低下する問題があり、購入の際には売主が合鍵を持っているかもしれず、同じく防犯性が低くなってしまうためです。
また、ピッキングに弱い古い鍵を使用している場合も、防犯性を高めるために、鍵交換が必要だと考えることがあります。例えば、ピンシリンダー錠やディスクシリンダー錠などを使用している場合です。特に、日中に在宅する人がいない場合は、空き巣に狙われないよう、防犯性の高い鍵への交換が求められます。
他にも、鍵が故障した際にも、鍵交換を検討する必要があります。鍵をさしても回らない、鍵が抜けないなどの症状があるときは、開錠できなくなるリスクを避けるため、早めの交換がおすすめです。毎日使う鍵は経年劣化しやすく、摩擦によって溝や凹みが変形し、トラブルが起きる可能性があります。
古い鍵のまま交換しないリスク
古い鍵をそのままにすると、以下のリスクが生じる可能性があります。
古い住宅の場合は、ピッキングに弱い鍵が付いていることがあります。例えば、ピンシリンダー錠やディスクシリンダー錠です。どちらもピッキングに弱い性質があり、慣れている人なら数分で開錠できてしまいます。
ピンシリンダーやディスクシリンダーなのかどうかは、見た目で簡単に判断できます。鍵穴がI字ではなく凹凸があるときは、ピンシリンダーやディスクシリンダーです。これらの鍵があると、空き巣に狙われる可能性が高まるため、鍵の交換を検討しましょう。
最新の住宅では、ディンプルキーや電子錠が主流です。どちらもピッキングに強い性質があり、開錠に時間がかかるため、空き巣に狙われにくい特徴があります。
また、古い鍵は摩耗により開かなくなるリスクがあります。鍵は取り付けたら一生使えると考える人もいますが、約10年が耐用年数です。内部のピンが摩耗すると鍵をさしこんでも合わなくなり、開錠できなくなります。
鍵に耐用年数が設定されている理由は、故障で財産に影響を与えるリスクがあるからです。最悪の場合は、自宅に入れず、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。鍵の性能を正しく発揮できる期間が耐用年数のため、10年以上使い続けている鍵は、そろそろ交換を検討しても良い時期です。
鍵交換をするメリット
戸建てで鍵を交換すると、以下のメリットがあります。
- 防犯性が高い鍵に交換できる
- 鍵の不具合を解消できる
- 高性能な鍵に交換できる
鍵を交換する最大のメリットは、防犯性を高められる点です。ピンシリンダー錠やディスクシリンダー錠の鍵を、ディンプルキーに交換すると、ピッキングの被害を予防しやすくなります。
ディンプルキーでも100%ピッキングを防げるわけではありません。しかし、内部のピンが複雑で開錠に時間がかかるため、犯行を諦めさせる効果が高くなります。
次に、鍵の経年劣化による不具合を予防できる点です。鍵は毎日抜き差ししており、鍵本体や内部が摩耗しやすくなります。不具合があるまま使い続けると「いつか開錠できないのではないか」という不安を抱えなければなりません。しかし、鍵を交換すれば、すぐに不具合が発生するリスクを減らせるメリットがあります。
また、鍵の交換では、より高性能なタイプを選ぶことも可能です。ディンプルキーはピッキングに強い鍵ですが、鍵穴のない電子錠なら、さらにリスクを減らせるメリットがあります。
電子錠はワンタッチで開錠できるものもあり、特に小さい子どもがいる家庭に人気です。荷物や赤ちゃんを抱えたまま開錠できるので、日常生活を快適にするためにも役立ちます。
戸建ての鍵の種類と特徴
戸建てで使える鍵は、主に以下の6種類があります。
ピンシリンダー錠
片方に山型があるタイプです。内部のピンが1列しかなく、ピッキングに弱い特徴があります。最新のピンシリンダー錠は耐ピッキングの鍵もありますが、破壊に弱い点が難点です。
ディスクシリンダー錠
両側に山形があるタイプです。安価で大量生産できることから古い家で使われましたが、廃盤となりました。古い住宅では現在でも使われることがあり、ピッキングに弱いため注意が必要です。
ディンプルシリンダー錠
鍵に山がなく凹みがあるタイプです。内部のピンが2列以上あるため、鍵違い数が多く、ピッキングに強い特徴があります。2000年以降の住宅は、この鍵が主流です。
ユーロプロファイル錠
輸入住宅などで使われることが多いタイプです。見た目はピンシリンダーやディンプルシリンダーに似ていますが、こじ開け対策が施されています。
マグネットタンブラー錠
ディンプルキーと同じ形状です。磁石を使用しておりピッキングに強くなりますが、特殊な器具で開錠できるため、防犯性を考慮すると交換がおすすめです。
ウェーブキーシリンダー
山がないディンプルキーと同じ形状です。凹みではなく波状の溝があり、ピッキングに強い特徴があります。
鍵交換で失敗しないための業者選びのポイント
鍵交換を依頼する業者は、以下の点に注意して選びましょう。
良い口コミが多いか
会社名で検索すると、消費者の口コミを確認できる場合があります。Googleマップの口コミや、不特定多数が投稿できる掲示板などを利用しましょう。口コミでは、料金が適切か、対応は丁寧か、すぐに来てくれたかなどの確認がおすすめです。
実績が多い業者か
実績の多い業者とは、施工事例が掲載されている業者のことです。「○年○月時点の実績」のように、明確な根拠に基づいた実績数が記載されている場合は、信頼できる可能性があります。実績が多い業者は、それだけ多くの人に選ばれた業者ということです。当然口コミ数も多くなるので、口コミと合わせて確認しましょう。
料金がわかりやすいか
料金のわかりやすさとは、ホームページ上で詳細な料金提示があることです。また、電話で問い合わせた際に、大まかな料金提示があれば、後で高額料金を請求されるリスクが少なくなります。一方で注意が必要なのは、「○○円一律」などコミコミ表示の場合です。作業料、出張料、部品代の詳細が不明なため、追加料金が発生する可能性があります。
鍵交換は鍵屋さんにご依頼ください
戸建てで鍵交換をお考えなら、信頼できる鍵屋さんに依頼しましょう。高額請求されないためにも、相見積もりを利用することをおすすめします。鍵を交換するなら防犯性や機能性が高いディンプルキーや電子錠への交換を検討してみてください。