切手買取おすすめ業者3選!価値の高い切手の種類も徹底解説

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切手買取を検討している場合、買取価格が気になるでしょう。どのくらいの値段が付くのかといったことや、高値で買取してもらう方法なども気になるかもしれません。特に、長年集めてきた切手がある場合は、高価買取を希望するでしょう。この記事では、価値の高い切手の種類を詳しく解説します。また、買取不可となりやすい切手の種類や、切手買取業者を比較する際のポイント、おすすめの買取業者も紹介しています。最後までお読みいただき、ぜひ高値で切手を売るためのコツを把握してみてください。

価値の高い切手の種類

価値の高い切手は、「プレミア切手」と呼ばれるものです。主に希少性が高い切手のことを、プレミア切手と呼びます。例えば、発行枚数が少なく入手困難な切手や、発行年数が古く残存数が限られている切手などがあげられます。数の少なさだけでなく、人気の高さもプレミア切手の特徴です。

プレミア切手の中でも高値で取引されているのは、「牡丹」で約19万円です。次いで高値になりやすいのが「赤猿」という年賀切手で約16万円、菊シリーズは約5万円という価格が付くことがあります。
プレミア切手の中でも比較的手ごろな価格のものでは、「見返り美人」が1万円台、「大パンダ」が1万円前後で取引されています。

ただし、上記の価格は高値で買取された場合の価格です。保存状態が良く、セットのものはすべて揃っていることが高値で買取される条件となります。また、需要と供給の影響もあり、希少性が高い切手の人気が高まれば高値となるため、買取してもらう時期によっても価格は異なります。

買取できなくなる切手の特徴

買取できない可能性のある切手は、以下の特徴があります。

  • 消印のある切手
  • 糊が使用された切手
  • 1円未満の少額切手
  • 琉球切手
  • 外国切手
  • 台紙貼り切手で枚数が不足しているもの

コレクションとしての価値がある切手は未使用品のため、すでに使用されている切手は買取不可となります。明らかに使用されたとわかる切手は、消印がある切手です。「消印」とは、切手が使用済みである証として押されるスタンプのことです。切手に、受付日・郵便局名のスタンプが押されていると、使用済みの切手だとわかります。

知識がない人からすると希少価値の高い切手に消印があっても買取可能なイメージを持つかもしれませんが、買取可能な切手はあくまでも未使用品である点に注意が必要です。中には消印があっても買取可能な切手の種類もありますが、基本的には未使用品の買取が基本だと考えておいてください。そのため、切手の糊が使用されたものも、使用済み切手と判断され買取不可となります。例えば、封筒やハガキに貼られた切手に消印が押されていなくても、一度糊が使用されていれば買取はできません。

また、1円未満の少額切手も、買取不可となります。現在売られている切手は1円が最小金額ですが、過去には50銭切手や80銭切手など1円未満の切手も売られていました。1円未満の切手も未使用品は切手として使用可能です。しかし、1円未満の切手の需要は高くないため、買取は不可となります。

琉球切手とは、「沖縄切手」のことです。アメリカ統治時代の沖縄で使用されていた切手で、「琉球郵便」の文字があります。琉球切手は希少価値が高く買取可能ですが、琉球切手を得意としない買取店もあるため、買取不可となる場合に注意が必要です。外国切手も、琉球切手と同様に買取不可となる店舗があります。希少価値の高い外国切手は、使用済みやバラでも高値で買取する店舗はありますが、買取不可とする買取店もあるため注意が必要です。

最後に注意が必要なのは、台紙貼り切手がバラになったものです。シート1枚で価値がある切手の種類のため、基本的にはバラでの買取はできません。バラで買取可能な切手は特殊なケースとなるので、注意が必要です。

ただし、買取できない切手の種類に含まれていても、大変希少価値が高くコレクターがいる切手の場合は、買取できる可能性があります。買取可能なのか不明な場合は、査定を依頼すると良いでしょう。

高値で切手を買取してもらうポイント

高く売れる切手は、コレクターに人気がある切手や、プレミアがつくものです。これらの要素に当てはまる切手は、さらに工夫を加えると高値で売れる可能性が高まります。切手を高く売るためのポイントは、以下の内容です。

付属品を一緒に売る

高級な切手コレクションの多くは、付属品がついています。例えば、箱がついているもの、額縁に入っているもの、ブックタイプなどです。付属品がある切手コレクションは箱や額縁などもセットとして捉えられるため、一緒に買取に出すと高値となる可能性があります。特に高級な切手コレクションの場合は、付属品があるだけで買取価格に数万円の差がつくことがあります。

また、高級な切手の場合は、ギャランティカードがあると買取に有利です。ギャランティカードとは、正規ルートで購入した証となる保証書のようなものです。非正規ルートから購入した場合は、偽物の可能性があるため、買取価格が下がる可能性があります。ギャランティカードには、販売店名・購入日などが記載されています。信頼のおけるお店から購入した証明になるため、レシートや領収証などの書類があれば、一緒に買取に出すと良いでしょう。

保存状態に注意する

切手買取では、保存状態で買取価格に影響を与えます。良い状態で保存されているものは高値で買取可能ですが、汚れやホコリがついたものは買取価格が下がる可能性があります。長期間保存されてホコリがついたものは、乾いた布で優しく拭き取っておきましょう。切手のコレクションは、ストックブックと呼ばれる台紙を使うケースが多いのですが、湿気で裏側の糊が溶けて台紙にくっついている場合があります。また、フィルムを使わない保存方法では跡がついてしまい、買取価格が下がる原因となるため注意が必要です。

切手は湿気に弱いので、風通しが良く直射日光が当たらない場所で保管してください。湿気や日光は切手を劣化させる原因となるため、長期間保存されている切手を取り出すと、カビやシミなどが付着している場合があります。

まとめて売る

切手を高値で売る方法として、まとめ売りがおすすめです。多数のコレクションを保有している場合は、高値で売れそうな1点だけを売るのではなく、他の切手も合わせると金額の上乗せが期待できます。買取価格があまり期待できない切手も一緒に査定に出すと良いでしょう。

おすすめの切手買取サービス3選

切手買取を依頼する場合におすすめのサービスを3つ紹介します。以下の買取サービスは切手買取に強い業者なので、それぞれの特徴を比較し、自分に合うサービスを選んでみましょう。

福ちゃん

福ちゃん
出典:福ちゃん公式WEBサイト

福ちゃんは、切手の枚数が多い場合や、本物かわからない切手、他店で売れなかった切手でも高価買取できる可能性があります。 日本全国からの切手買取実績があり、日本切手や中国切手の買取におすすめです。例えば、「ポストーク」の中国切手や、「日本切手アルバム」の買取実績があります。切手シートやお年玉切手のように単価が低くなりがちなものでも、まとめて買取依頼することで、高値での買取が可能です。また、福ちゃんでは、他店で買取を断られる可能性がある「琉球切手」の買取もしてもらえます。福ちゃんは、プレミア切手以外にも買取しているのが特徴です。買取は、出張買取と店舗買取の2種類で、出張料、査定料、キャンセル料が無料です。

ザ・ゴールド

ザ・ゴールド
出典:ザ・ゴールド公式WEBサイト

ザ・ゴールドは、創業62年以上の買取店です。出張料、査定料、手数料がすべて無料となっており、まずは無料電話やメールで相談できます。ザ・ゴールドの特徴は、他社との比較をOKとしている点です。そのため、一番高く買い取ってくれるお店を探している方にもおすすめします。高値で買取可能なのは、専門査定士が1点ずつ丁寧に査定するためです。全国70店舗以上の直営店を展開しており、独自の販売ルートを保有しているため、買取価格に自信があります。特に、ザ・ゴールドでは、遺品整理での切手買取実績が多くなっています。保存状態の良い切手が大量にある場合、まとめて買取に出すことで高価買取が期待できるためおすすめです。また、汚れ・折れ・ヒンジ跡など他店で断られたことのある切手もザ・ゴールドならグラム単位での買いが可能です。

日晃堂

日晃堂
出典:日晃堂公式WEBサイト

日晃堂は、切手買取を専門に行っている信頼のある業者で、珍しい切手やコレクションを高価で買い取るサービスを提供しています。郵便切手に関する知識が豊富な専門スタッフが、切手の状態や希少性をしっかりと評価し、適正な価格での買取を行います。また、買取方法もオンライン査定や郵送買取など、便利な選択肢が用意されており、全国どこからでも利用可能です。切手コレクションを売りたいと考えている方にとって、安心して取引できる買取業者です。

切手買取業者を比較するポイント

切手買取業者を比較するポイントは、以下のとおりです。

切手専門の査定士がいるか

切手の価値を正確に判断してもらうために、切手専門の査定士がいるかを確認しましょう。専門の査定士がいない場合でも、切手買取実績の豊富な査定士がいる買取店なら、市場価値を正しく判断してくれる可能性が高まります。特に、記念切手や中国切手などプレミア切手が混ざっている場合は、経験豊富な査定士が在籍しているかどうかは重要なポイントです。遺品整理などで大量の切手が見つかった場合でも、その中にプレミア切手が混ざっている可能性があるため、市場価値を把握している査定士の存在が重要になります。

切手買取店選びで迷ったら、ホームページに査定士の紹介がないか確認しましょう。鑑定士の名前や顔が表示されている買取店は、それだけ切手の専門知識がある証拠のため、安心して買取を依頼できます。

売りたい切手を取り扱っているか

業者によって買取強化している切手の種類が異なるため、事前にホームページで確認すると良いでしょう。ホームページ上に買取実績価格が表示されている場合は、価格の参考になります。保存状態の良い切手であれば、提示された参考価格と同程度の買取価格が期待できるため、査定を依頼する前の業者選びに役立ちます。

注意が必要なのは、外国切手や古い切手の買取を依頼する場合です。希少価値の高い切手でも、業者が販売ルートを確保していない場合、買取を断られる可能性があります。買取不可になる切手の種類は、ホームページにあるQ&Aのページに記載されている可能性があるので、事前にご確認ください。例えば、消印がある切手やバラ切手は買取不可と書かれている場合があります。汚れがある切手の買取が可能なのかどうかや、台紙に貼り付けたままでも買取が可能かを確認しておくと良いでしょう。

事前に査定金額を提示してくれるか

電話、メール、オンラインなどで査定金額を知らせてくれる買取業者なら、大まかな金額が把握できるため、希望の金額に近い業者を選びやすくなります。具体的な金額の提示を希望する場合は、LINEやオンライン査定がおすすめです。画像や映像を用いて査定を行う方法では、切手の状態や種類を正確に把握できるため、実際の買取価格に近い査定金額の提示ができます。宅配買取の場合でも、満足できない価格で返品は可能ですが、手間がかかります。複数の業者の価格を比較し、一番高値で買い取ってくれる業者を選びたい場合は、LINEやオンライン査定に対応する業者の利用がおすすめです。

切手買取まとめ

切手の中には、多くのコレクターに支持される価値の高いものも存在します。中には数十万円の高値で取引される切手もあるため、買取してもらうことで、思いがけない高値がつけられるかもしれません。切手買取は、遺品整理で大量の切手が見つかったときや、長年収集してきた切手を売却したい場合におすすめです。オークションやフリマアプリなどで1点ずつ売却する方法も考えられますが、特にプレミア切手の取引では、トラブルが発生するリスクがあります。

その点、切手買取実績が豊富な業者にまとめて依頼する方法なら、市場価値を正確に把握しているため、高値で買取してもらえる可能性があります。紹介したおすすめの切手買取業者は、切手の価値がわかるプロの査定士がいるサービスばかりなので、買取を検討する際に比較してみてください。

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