外来診療

■内科領域

・生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)を中心とした一般内科診療

・呼吸器疾患(喘息、慢性気管支炎、肺気腫、呼吸器感染症など)の診療

特に、各種区民検診(品川区)に力をそそぎ、特定健康診査、女性の健康診査、大腸がん検診、結核検診、胸部検診などは当院で行えます。また、乳がん視診検診、乳がんマンモグラフィー検診、肺癌検診、胃がん検診などは当院にて予約していただき医師会館にて検査を行っていただきます。

■小児科領域

・小児感染症(はしか、風疹など)の診断、治療や予防接種など
・肺炎や風邪症候群など呼吸器感染症を中心の診療
・一般症状(発熱、腹痛、嘔吐など)にたいする診療等

特に予防接種はワクチンの有無を確認していただければ曜日指定を設けず診療時間内に接種いたします。

■在宅診療

ご自宅で療養中の方へ往診を行う在宅医療のみならず、ケアーマネージャー、訪問看護師、理学療法士などと連携を行い、経済的で快適な自宅療養が行えるよう努力しております。さらに、近隣の専門性の高い開業医の先生方と連絡を取り合い、在宅においても病院で受けられると同じような専門性のある治療を提供できるような在宅医療を目指して努力しております。

 

病児保育

病児保育とは

病児保育とは単に子供が病気のときに、保護者に代わって子供の世話をするということを意味しているのではありません。本来、病気の子供の世話をするのは保護者が最もふさわしいことはいうまでもありません。しかしながら、何らかの事情で保護者が病気の子供の世話ができない場合に、専門のスタッフが子供をお預かりして保育をするという、やむをえない保育の仕方と考えます。

やむをえない保育のかたち

このようにやむをえない保育の仕方であるので、保護者の事情を子供の病状に合わせていただかなければならないことも出てくると考えます。その際に保護者の事情を子供に合わせられるまでの間のつなぎ保育と考えるべきだと思います。したがって、本来の形で言う病児保育はなるべく短い期間で終えることが理想と考えます。

私どもは保護者の都合による保育ができないことがあります。

やむをえない保育であっても、子供の病状は一番に考えなければならないことと考えます。保育、看護よりみて子供の病状が不安定な場合はいろいろな医療も必要になる可能性が 高い状態です。そのようなときには保護者の迅速なる判断が必要になることも多々あると考えます。そのような場合にはお子さんの病状を優先していただかなければならないことも あるからです。子供の病状によることもさることながら、子供の病状が保護者を必要としていることがあると考えるからです。子供の精神状態が病状を生み出していることも考えられます。専門のスタッフが保育にかかわっていますが、専門スタッフが保護者の慈愛のこもった子供に対する保育に代ることはできないと考えるからです。

看護、保育、医療の専門スタッフにおける保育を行います。

やむをえない保育のかたちの中であっても、病気にかかっている子供は成長を止めることはありません。子供の特徴である発育ということを止めることなく、病気の際でも子供の発育がよどむことのないように、専門的な知識を持ったスタッフにより保育、看護を行えるよう心がけております。そのような保育、看護で保護者による保育を損なわないように心がけてゆきたいと考えます。