明神館の宿泊者のための、簡単な上高地の歩き方
ウォーキングの方対象。
まず、基本的なこと。道の左右は梓川上流から見ての左右です。
上高地線バス、大正池で下車。
大正池より、遊歩道20分位で、田代池との分岐。田代池分岐より約20分、田代橋。
ここから梓川の右岸を通っても、左岸を通っても時間的にはほぼ同じです。
梓川の左岸、右岸は上流から見ての左右です。これが間違えやすい。
左岸からは、一般的な穂高連邦を見ながら来られます。
近くに帝国ホテル、バス停で、明日のバスの順番券をもらっておいても良い。
右岸からは、ホテル街を見ながら来られます。
温泉ホテル等で一息入れても良いでしょう。
上高地を世界に広めたウェストンの像、振り返れば焼岳。
河童橋からも道は左岸、右岸と別れます。
左岸バス停側は、槍ヶ岳街道、明神への近道、ゆっくりで45分位。特に下りは若干早い。
時間に余裕のない場合は、必ずこちらを歩いてください。
すぐに上高地ビジターセンター、上高地の自然がわかります。
その後ろ小梨平のキャンプ場の梓川沿いに入ると河童橋からよりはるかに大きな穂高連邦。
小梨平からしばらくの間は、小鳥の声を聞きながらの森林浴。
河童橋から2キロ程の地点から明神の花畑が始まります。二輪草、岩鏡、石楠花など唐松の幼木が出始めるともうすぐ。
左手には、明神岳最南峰、2260峰 後ろには、西穂。
梓川の清流も気持ちよい。
ここから300mで、明神、明神館です。
*河童橋から梓川右岸の場合、
明神へゆっくりで上り90分位、下りは70分位。
雨模様の時は、歩きにくいです。
すぐに、シダ等の茂る岳沢湿原が出てきます。
見上げれば、穂高連邦。
そして、通常、奥穂高からの下山に使う岳沢の入り口。
しばらくの間は、細く長い歩道、小道を登る。
やがて、湿地帯が出てくると明神池の下流となります。
明神橋の極手前、左手に穂高神社、明神池。
明神橋を渡って3分で明神、明神館です。
明神館に荷物を置いて散策出来ます。
横尾(上高地の最奥)までの平地、片道2時間10分位。
梓川左岸を歩きます。
3分で、白沢との出会い、徳本橋。梓川河原からの景色良い。
約15分ほど、梓川沿い、明神岳が良い。
その後10分で、明神と徳沢の中間点、古池の湿地帯。
ゆっくり60分弱で徳沢の分岐。
徳沢より15分ほどで新村橋。
新村橋を渡って帰ってきても良いが、人通りは悪く、景色、道共に趣はない。
新村橋より、前穂を見ながら、1時間。
横尾到着。穂高方面、槍方面、蝶ヶ岳方面の十字路。
晴れていれば、蝶方面へ30分の登りで槍見台。
曇っていれば、穂高、涸沢方面へ30分。
ロッククライミングのメッカ、屏風岩正面へ出る。
要するに、上高地の平地の最奥の行けるところまで行って来ればよい。
人により異なりますが約2時間の登山。
30分は二輪草なども咲く平地を歩く。
ここからも景色が良いので、ここで引き返しても良い。
その後は山道の登りとなる。
徳本峠からの景色は、昔は代表的でポピュラーな穂高連邦の景色であった。
昔は河童橋方面からは全く人が入れなく、上高地へ入る唯一の街道でした。
5月中はスパッツが要りますので一般は行けません。
朝食前、小鳥のさえずりを聞きながらの散策が最高。
有名は朝もやは、夏の晴れた早朝が最高。
明神橋を渡り、左へ1分、右手に菊のご紋の鳥居が有ります。
真正面が穂高神社奥宮のお社。横に社務所が有り明神池参拝料は、300円取られます。
菊の紋章の神社。穂高明神様は、和多津見族の祖神。
北九州、志賀島の神と同一人物。
桓武天皇の叔父です。早朝から夕方遅くまで入れる。
目の前の1の池の他に2の池が参拝できる。
明神(明神館の場所)から明神橋を渡り、穂高神社奥宮(明神池)までの早朝の景色がパワースポットと言われる由縁です。
山に簡単に登るためには、涸沢、蝶ヶ岳が登り片道5,6時間。
また槍ヶ岳方面。
徳本峠が登り下り4、5時間、日帰りが良い。
明神館が基地になります。