犬や猫の場合は、皮膚疾患や歯、腎臓の病気やトラブルが多いですが、エキゾチックアニマルにもかかりやすい病気があります。
種類によって様々ですがウサギの場合、歯並びが悪くなり食事がうまくできなくなる「不正咬合」があります。フクロモモンガの場合は、自分で自分をかじって怪我をしてしまう「自咬症」、ハリネズミの場合はフケやダニなどの「皮膚トラブル」、ハムスターの場合は「腎臓や腫瘍の疾患」、フェレットは毛が薄くなる「副腎疾患」や低血糖症状を引き起こす「インスリノーマ」などがよく見られる症状です。また、小鳥の場合は環境の影響を受けやすいことなどが挙げられ、例えば寒くて体調を壊して内臓機能が落ちるといったこともあります。
当院では、日々様々な種類の動物たちとその症状に対応していますので、動物たちについて何か気になることや、相談したいことがあれば何でも気軽に質問していただければと思います。
ペットたちと飼い主さまにとって何が一番大事なのかを考え、診療いたします 当院は、飼い主さまに治療法や薬などについて十分な説明をし、飼い主さまの同意をいただいた上で治療を行う「インフォームドコンセント」を大切にしています。
もし、最愛のパートナーが糖尿病を患いインスリンを打つことになった場合、「どのような薬を使用するか」「飼い主さまが打つことが可能なのか」など、病院へ通う頻度によって治療方法が変わってきます。そのため、治療前の段階で飼い主さまに十分な説明を行い、複数の選択肢をご提案しながら飼い主さまと方向性を決めていきます。
当院では安心して治療に専念していただくことが、結果としてより良い獣医療になるのではないかと考えています。動物たちとそのご家族が末永く健康で幸せに過ごすことができるように、全力でサポートして参りますので、些細なことでも気軽にご相談ください。
動物たちの健康は、普段からのケアと早期発見・早期治療が大切です 当院では、エキゾチックアニマルの他に歯科治療にも力を入れています。
犬の場合、成犬になると約8割が歯のトラブルを抱えているのはご存知でしょうか。そもそも犬の歯は人間と違い虫歯にはなりにくいものの、食べ物のカスや唾液中の成分などから歯垢が発生し、歯石の付着を皮切りに歯周病へと症状が進行してしまいます。また、悪化している状態をそのままにしてしまうと口の中や外に穴が開いたり、物を食べた際に顎の骨が折れてしまったりすることがありますので、日々のケアがとても大切です。1日1回のブラッシングで構いませんので、毎食後にブラッシングをしていただくことをおすすめします。
お口や歯のトラブルのわかりやすい兆候としては口臭がきつくなることですので、普段から気に掛けてあげてください。犬の場合、歯の治療を行うことになると全身麻酔を行うことがありますので、体に負担がかかることがあります。できるだけ、日頃から自宅での予防に努めていただければと思います。もし、「磨き方がわからない」「嫌がってしまう」などありましたら、お気軽に当院までご相談ください。