上野動物園

【公共交通機関】
JR上野駅（公園口）から徒歩8分、東京メトロ千代田線根津駅（2番出口）から徒歩5分です。

【自動車】
首都高「上野」及び「入谷」からすぐです。専用駐車場はないため、周辺の有料駐車場を利用します。

現在、上野動物園には2頭のパンダがいます。名前はリーリー（オス）とシンシン（メス）です。2頭とも、2005年に中国の臥龍保護センターで生まれました。

リーリーは気が優しいおおらかな性格ですが、慎重な面があり、初めてのことや大きな音などに敏感です。一方、シンシンは好奇心旺盛で、怖いもの知らずな性格です。甘いものは好きではなく、好きな竹の味にこだわりがあるなどグルメな一面もあります。

早朝や深夜に活発に動くことが多く、日中は寝ていることが多いです。メスのシンシンは来場者の近くまで寄ってくることが多いですが、気まぐれで、終日後ろ姿しか見せてくれないこともあります。それでも、土日には多くの人がパンダの前に集まります。かなり混雑するため、最前列で見るために1時間以上並ぶこともあります。

平日の昼間などは比較的空いており、時間をかけてじっくり2頭を見ることができます。

上野動物園のお土産は東園の休憩所に併設されているショップで購入することができます。人気のグッズはパンダ柄が多く、最近では「上野動物園パンダラーメン」が注目されています。見た目が可愛いだけでなく、しょうゆ味の麺も本格派で、美味しいと評判の一品です。また、群馬県高崎のだるま職人が手がける「パンダだるま」も好評で、一つ一つ異なる絵柄で味わいがあるところが魅力的です。

お酒好きの人には「パンダ　カップ酒」がおすすめです。お酒を飲んだ後はパンダ柄のカップを小物入れ、ペン立てなどに使うことができます。

女性やお子さんには「パンダ食パン」が人気です。金太郎あめのようにどこでカットしてもパンダ柄が出てくるので、毎日の食事が楽しくなるだけでなく、食パンとしてももっちりとした食感が美味しいと高い評価を受けています。
その他、上野動物園にいる多くの動物たちのぬいぐるみなども質が高く、可愛らしいデザインで人気です。

上野動物園は割安で、広い園内に多くの有名な動物たちを見ることができるため、家族連れだけでなく、カップルにも人気のデートスポットです。

パンダやゾウ、ライオンなどの定番だけでなく、オカピなどの希少動物など、様々な動物を一緒に見て回るだけでも楽しいものですが、より楽しく過ごすためには、幾つかの注意点があります。

一つは園内を歩き回るためヒールの低い靴や動きやすい服装で行くこと、休憩所やベンチでこまめに休憩を取ること、そして、動物園は特有の生臭さがあるため、園内での食事には風向きや場所に気を使うことなどです。

また、上野動物園は比較的トイレの数が多いですが、それでもタイミングによっては、並ぶこともあります。そのため、マップで位置を確認し、できるだけ早めにいくように心がけると、無駄に歩き回ることがなく、効率的に移動することができます。

ホッキョクグマは東園のもっとも西側のエリアで見ることができます。プールへの飛び込みや、水中でのダイナミックな泳ぎなど、迫力のある姿を見ることができます。

上野動物園のホッキョクグマは現在、札幌生まれのイコロ（オス）とイタリア生まれのデア（メス）の2頭が飼育されています。2頭とも2008年生まれで、繁殖年齢であることから園では繁殖が試みられています。

ホッキョクグマは上野動物園の中でも人気が高く、特に土日は混雑します。しかし平日の午前中や午後遅くであれば比較的空くため、のんびりホッキョクグマを観察することができます。

上野動物園内では、東園、西園にそれぞれ食堂と軽食コーナーなどの売店があります。

東園の食堂では「あったかパンダうどん」や「パンダちゃんホットケーキ」とパンダメニューの他、「欧風ビーフカレー」や「オムハヤシライス」などのメニューがあります。

西園の食堂には、東園と同じような「オムハヤシライス」などはありますが、「グリル野菜のキーマカレー」「野菜たっぷりあんかけそば」など野菜を多く使ったメニューが目立ちます。

いずれも1,000円でお釣りがくるほどリーズナブルなものが多いため、気軽に園内での食事を楽しむことができます。

土日、祝日は12:00前後から混み始め、家族連れの休憩などでお昼の時間帯を過ぎても混み合うことが多いです。

上野動物園の徒歩10分圏内にはいくつかの観光スポットがあり、動物園と合わせて気軽に立ち寄ることができます。上野動物園に隣接する上野公園や上野東照宮などの観光スポットでは、四季折々の草花を観賞したり、散策したりするのに向いています。

また、東京都美術館や国立西洋美術館、国立科学博物館など上野には多くのミュージアムがあり、常設展はもちろん、気になる企画展や特別展をチェックするのもおすすめです。

さらに、上野動物園はアメヤ横丁、通称アメ横ともほど近く、国内外から多くの観光客が訪れます。