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  • 東京都美術館は、上野恩寵公園の中にあるこじんまりとしたミュージアムです。大正15年の創立以降、資金繰りや展示スタイルなど様々な問題を乗り越えてきました。そして昭和の時代を経て、2012年にリニューアルオープンを果たし現在に至ります。小さいながらも個性的な特別展を企画することで人気を集めています。

  • 東京美術館は、大正15年に北九州の石炭王と言われた佐藤慶太郎から東京府に贈られた100万円の寄付金をもとに設立しました。設立の当初から資金繰りで苦労した背景からか、これといって目玉となるコレクションを持つ事は長らくありませんでした。欧米や海外・他館から美術品を借りてきて展示するスタイルから、批判を受けることも多かったそうです。

  • 東京都美術館には「人をダメにする椅子」があります。美術館といえば静かで広々していて凄く落ち着ける空間です。そんな美術館に置いてある椅子やソファって座っていると眠たくなってしまうくらい気持ちが良いです。一度座ったらもう動くことができないくらいリラックスできてしまうので、「人をダメにする椅子」と呼ばれています。

  • 東京都美術館は、上野恩賜公園内にある美術館で国立博物館などと比較してみると規模が小さく感じる方も少なくありませんが、実は東京美術館は、1926年に開館した日本初の公立美術館です。北九州の石炭商である佐藤慶太郎から東京府に美術館を設立するために100万円の寄付金が贈られました。この100万円は現在の32億円に相当する金額です。

  • 東京都美術館は長い間、積み重ねてきた企画展の数々が特徴だといえます。特別展としてボッティチェリ展が開催されています。また都美セレクション新鋭美術家2016や生誕300年記念若沖展、公募団体ベストセレクション 美術 2016、ポンピドゥー・センター傑作展―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―、ゴッホとゴーギャン展なども開催される予定です。

  • 東京都美術館周辺の楽しみ方は?上野周辺の買い物スポットはアメ横が有名です。アメ横は御徒町方面に伸びる商店街でおよそ400店舗を有しています。啖呵売の声が飛び交う光景は懐かしい昭和の時代を感じさせてくれます。現在ではスポーツショップやゴルフショップ、貴金属店、靴屋、などが立ち並んでおり多くの観光客が訪れる人気スポットです。