初詣では日本一の参拝者が訪れます
明治神宮といえば、誰もが耳にしたことがある有名な神社です。初詣で日本一の参拝者数を誇り、パワースポットとしても人気です。遠方から参拝に訪れる方も多く、東京でも有数の観光スポットです。70万平方メートルの敷地に10万本の人工林が広がり、都会のオアシスとなっています。
神楽殿では神楽舞が奉納され、家内安全や身体安全祈願、厄払い、合格祈願、商売繁盛祈願、七五三参りなどで賑わいます。大相撲横綱土俵入りやこどもの祭りまで、幅広い行事も行われます。明治神宮は2020年に100周年を迎えます。この100年で急速に都市化した東京ですが、人々が造り上げた森は穏やかに自然を育み続け、鎮守の森となりました。この森を守り続けるのは「掃き屋さん」です。参道の落ち葉を掃く人たちのことを、親しみを込めてこのように呼んでいます。
大鳥居はパワースポット
明治神宮のシンボルともいえる大きな鳥居は、高さ12メートル、幅17.1メートル、柱の太さは1.2メートルあります。木造の明神鳥居の中では日本一の大きさです。神宮の中でも特に強いパワースポットとされ、原宿駅からこの大鳥居をくぐる南参道を通ると良縁がアップすると言われています。また、珍しいところでは奉納されたワインの酒樽が見られます。明治天皇がワイン好きだったことから、ワインを奉納されているそうです。ワインの酒樽が並ぶ様子はモダンな雰囲気です。
御苑の花菖蒲も見どころの一つです。明治天皇が愛した庭が保存されており、6月になると花菖蒲が咲き誇ります。神宮原宿門から入り、第二の鳥居(休憩所)の左手に、御苑の入口があります。入場料として500円が必要ですが、都心の真ん中にいるとは思えない清々しい気持ちになれます。
明治神宮へのアクセス
明治神宮の原宿口(南口)は、JR山手線「原宿駅」、または東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮駅」から徒歩1分です。
代々木口(北口)へは、JR代々木線「代々木駅」、都営地下鉄大江戸線「代々木駅」、または東京メトロ副都心線「北参道駅」から徒歩5分です。
参宮橋口(西口)へは、小田急線「参宮橋」から徒歩4分です。
車の場合は、首都高速4号新宿線代々木ICより約5分です。ただ、駐車場は大変混雑しますので、なるべく公共の交通機関を利用する方が良いでしょう。