新宿御苑とは?

新宿御苑は、東京ドーム約12個分の大きさを誇る日本の庭園です。1万本を超える木々が生い茂り、自然から四季を感じることのできる都会のオアシスです。

新宿御苑の中はまるで森のように自然で溢れていますが、少し見上げるとそこには高層ビルが立ち並んでおり、これもまた新宿御苑の魅力の一つとなっています。

場所は東京都新宿区と渋谷国またがり、最寄駅は新宿御苑前駅です。また新宿駅からでも歩いて新宿御苑へ行くことができます。非常にアクセスが良いのも、新宿御苑の特徴の一つと言えるでしょう。休日にはカップルや家族連れなど、たくさんの人で園内は賑わいます。

新宿御苑で花見を楽しもう。1,100本もの桜が咲き誇る

65種類1100本もの桜を有する新宿御苑は、桜が見頃を迎える3月25日から4月24日までの期間中は「春の特別開園期間」として毎日開園しています(普段は月曜休園日)。

毎年この時期になると、新宿御苑の桜を見ようと国内外から人が訪れます。地面は整った芝生が広がっていますので、そこに寝転がって軽食を取りながら花見を楽しむ人も多くいらっしゃいます。ただし、園内での飲酒は禁止されていますのでご注意ください。

一般財団法人国民公園協会は、新宿御苑の桜の代表品種として「八重桜のイチヨウ」を位置付けています。イチヨウは4月中旬〜下旬に見頃を迎えるため、新宿御苑の桜の見頃はその時期と言えます。

新宿御苑フォトコンテストで「環境大臣賞」を目指そう

このコンテストは、カメラを通して新宿御苑の素晴らしさをより深く感じてもらうために、平成3年度から毎年開催されています。新宿御苑は季節や天候、また時間帯によって全く異なる表情を見せるため、どのタイミングで新宿御苑へ行っても、その時々の魅力を知ることになるでしょう。

休日に友達と一緒にカメラを持って新宿御苑を散策し、そのついでに園内で写真を撮り合うなんていうのも素敵ですね。

コンテストの賞は「環境大臣賞」や「環境省自然環境局長小」などがあり、それらを受賞した人には賞金や記念品が与えられます。

新宿御苑で開かれるイベント

新宿御苑では「桜を見る会」や「菊を観る会」「森の薪能」など、定期的にイベントが開かれます。桜を見る会は毎年4月上旬に内閣総理大臣主催で開催され、芸能界やスポーツ界などの著名人が1万人前後招待され、残念ながら、一般利用者は入園することができません。

菊を観る会は毎年11月1日から15日にかけて、園内にある日本庭園にて開催されます。こちらは一般の方も入園することが可能です。このイベントはとても歴史が深く、130年以上にわたって開かれており、ルーツは1878年、官公庁が皇室関係者向けに開催した「菊花拝観」であると言われています。