日野どうぶつ病院
放置したら命にも関わる怖い疾患、歯周病の治療に力を入れています
飼い主さまの理解を第一に 飼い主さまご自身が歯科治療を受けた際にも、「どのような治療を受けるのだろう」と不安に感じられたことがあるかと思います。ましてや犬や猫の歯科治療は全身麻酔になりますので、より不安の無いように丁寧で分かりやすいことを第一にしております。
じっくりとお話をしながらご希望をお伺いし、症状に合わせた具体的な治療内容をすべてお伝え。ご相談の結果手術を選択することになった場合は、過去の進行具合が同程度の症例写真をご覧いただきながら説明することで、具体的にイメージしていただけるように努めています。歯周病治療においては基本的に手術が最優先。だからこそ、ご不安を極力取り除き、納得いただけることを大切にしております。
歯科治療の流れについて 歯科治療の流れとしては、初診時には麻酔をかけない状態で口腔や全身の状態をチェックさせていただき、飼い主さまとともに治療方針を決定、血液検査を実施致します。
次回ご来院時には、麻酔による負担を最小限にするために検査と手術を同日に実施致します。まずは歯石を取り除いてすべての歯の歯周ポケットの深さを測定。その後歯科用のレントゲンで撮影し、歯周組織の状態を把握してから具体的な治療プランを決定。そのまま抜歯などの治療を行います。検査から手術まであわせて3時間~4時間ほどいただき、1本1本、丁寧に状態を確認しながら進めてまいります。
長時間の麻酔になりますので量を細かくコントロールするとともに、血圧が下がってくれば昇圧の処置を行いながら慎重に対応。麻酔が効いた後も心拍数を調整することや、呼吸の状態をみながら適宜人工呼吸器を使用することなど、細心の注意を払いながら進めていきます。
検査から手術までは基本的に1日で完了、問題がなければ当日のうちに帰宅していただけます。
口腔内の健康を維持するために 歯に付着したままの歯垢が歯石となり、そこから歯の周りの組織が炎症を起こす歯周病。放置したままにしておくと、命に関わる病気を引き起こすリスクもあります。
歯周病にならないためには毎日の歯磨きが大切なのですが、飼い主さまとお話をしていると、「きっちりやらなければ」とハードルを高くしてしまい、かえってうまくいかなくなるケースも見受けられます。はじめはお口を触らせてくれればOKと段階を踏んで慣れさせていき、少しずつ短時間からはじめてください。動物の“協力姿勢”を導いていくようなイメージで進めていっていただければと思います。
整形外科分野もお任せください 膝の安定性を保つために大切な働きをしている前十字靭帯が切れてしまうと、膝に力をかけることができなくなってしまいます。これは加齢によって靭帯の強度が弱くなったり、体重の増加によって身体への負荷が大きくなったりすることが主な原因で、すべての犬種に起こりえます。脚を最小限しか地面につけず、跳ねるような歩き方をするようになったら要注意。1~2週間経っても症状の改善が見られないときは動物病院にお越しください。
高齢な子もお任せください 高齢な子や体力に心配のある犬や猫の手術に際しては、麻酔科専門の獣医師との2人態勢で手術にあたります。また大学病院の麻酔研修も受講するなど知識を磨くとともに、安全性を高めるために、高度な麻酔器や人工呼吸器、生体モニターも導入しております。
以前、麻酔科専門の獣医師さんと協力し、腎不全という持病を持つ24歳という高齢猫の歯科手術を行ったこともございます。必要に応じ協力をあおぐことで、より専門性の高い医療もご提供できるようにしております。
お客さまのご意見・ご要望を正確に把握し、サービス向上につなげるため、通話内容を録音させていただきます。 携帯電話より受付いただいた方には、ショートメッセージ(SMS)やLINEにて、受付に関する通知を送信することがあります。
営業時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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09:00〜12:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | ● | 休 | 休 |
17:00〜19:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | ● | 休 | 休 |
基本情報
定休日 | 日曜日, 水曜日, 祝日 |
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住所 | 〒500-8212
岐阜県岐阜市日野南7-6-13 |
電話番号 | 0066-9802-9701713 |
アクセス | ◇バス停「日野橋」より徒歩10分 |