0120-632-021
かつては、檀家に所属していなければお坊さんに読経を依頼するのが難しかったものですが、今ではお坊さん派遣サービスを利用することで、檀家に入る必要がなくなり、誰でも気軽に依頼できるようになりました。やさしいお坊さんは、さまざまな宗派や宗教に対応可能です。希望する宗派のお坊さんを手配し、宗教や宗派ごとのお葬式の流れに従って読経を行うことができます。この柔軟な対応力が、多くの人々に選ばれている理由の一つです。お坊さん派遣をお考えの際には、向日市のやさしいお坊さんにご相談ください。
法事とは仏教全般の行事を指します。仏教全般と言われても、いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。例えば、四十九日法要や三回忌法要などの故人を弔う行事も大きな括りでみれば法事となります。また、お盆や春と秋のお彼岸も法事となります。もし、法事と法要をどう使い分ければいいかとお悩みであれば、お亡くなりになった方を弔う儀式までを法要、それ以外の会食まで含めた行為は法事と呼び方を変えると分かりやすいのではないでしょうか。一般の方ですと混同してしまう法事と法要ですが、執り行う流れや事前準備は共通する部分が多いのであまり呼び方は気にせずに、お亡くなりになった方を弔う気持ちを持って法事を執り行ってください。
法要は本来、釈迦の教えを知ることを意味していました。それが時を経て、日本ではお亡くなりになった方を弔う儀式を法要と呼ぶようになりました。読経後に僧侶が法話するのはその名残と考えていいでしょう。現在、日本における法要の儀式は大きく二つに分けられます。故人の命日から七日ずつ数えて行う法要を「忌日法要」。故人の命日に対して定められた年に執り行う法要を「年忌法要」とそれぞれ分けます。四十九日法要などは「忌日法要」に区分され、三回忌法要は「年忌法要」に区分されます。故人の命日にあたる一年目は、命日から100日目を迎えるまでは計8回の法要があります。大変そうですが、参列者を呼ぶ必要がある法要の数は少なく、初七日(命日から7日目)と七七日(命日から47日目※別称で四十九日法要)です。ただ、地域によっては違いがございますので、菩提寺の僧侶に法要をどうすればいいか確認しておくと安心です。
ご相談できる法事・法要
初回限定:33,000円
二回目以降価格:43,000円
あまり知られていない法事や法要の式の流れ。流れを知ることで施主に必要な対応が見えてきます。
仏壇前:僧侶
僧侶の後ろ:施主及び遺族(施主は僧侶に一番近い位置に着座)
それ以降:故人との関係が深い順に着座
僧侶は参列者の着座後に入場しますので、僧侶が仏壇前に問題無く向かえるスペースを確保できるよう、着座の位置は調整しましょう。
※法事・法要をお寺で行う場合はお寺が準備をしてくれますが、自宅で行う場合は施主が全て準備する必要があるため部屋の間取り含めて確認しましょう。
挨拶故人の為に集まっていただいた方々へ感謝を伝えます。
「本日はお忙しい中(天候が悪い場合は触れてもよい)お集まりいただきありがとうございます。(故人名)の〇〇回忌法要を執り行います。」
上記の様な挨拶をいたしましょう。挨拶に自信が無ければ事前に僧侶とご相談いただくのがいいでしょう。
挨拶が終わりましたら僧侶が読経を行います。読経が始まりましたら、一番前に着座している方より焼香を行います。基本として施主が始めに焼香を行い、その次に遺族、最後の故人との関係が深い順に進みます。
焼香に関しては宗派によってやり方に違いがございます。そのため、僧侶に事前に確認し、参列者の方に焼香のやり方をお伝えする時間を、法事・法要前に設けてもいいでしょう。
もし、法要・法事を菩提寺で執り行っていた場合は、お墓参りを行うこともございますので、お墓参りに向かうことを伝えましょう。
ご自宅などで法要・法事を執り行っていた場合は、会食への移行することが多いです。その場合は会食を行うことを伝えましょう。
お墓参り、または会食が終わりましたら、引き物をお渡しして一通りの法要・法事の流れは終わります。
施主が行うことは、
・会場の準備
・僧侶の手配(菩提寺へのご依頼)
・挨拶
・会食の準備
・引き物の準備
などが挙げられます。これらを一人で行うのは大変ですので、ご遺族と一緒に法事・法要の流れを確認しながら分担して行いましょう。
四十七日法要や三回忌法要など、法要には実施する期日がございます。そのため、施主及び遺族は法事・法要を行う上で準備をしなければなりません。
法要・法事で準備することを時系列順にまとめましたので、これから執り行う方は参考としてご利用ください。
法事・法要 一か月前
法事・法要 2週間前
法事・法要 前日
法事・法要の準備は、遅くても一か月前より進めていきましょう。
葬儀と言えば、お坊さん(僧侶)が読経しているなかで遺族や参列者が焼香※をし、故人との最後のお別れを行う儀式です。葬儀を執り行う上で、昔は菩提寺のお坊さん(僧侶)に頼み葬儀にて読経をしていただくのが普通でしたが、昨今では無宗教や菩提寺を持たない人もいらっしゃるため、明確に誰に頼まなくてはいけないということは無くなりました。
そのような葬儀を必要とする人のニーズの変化は、葬儀のお坊さん派遣需要を多くしています。
本来であれば読経をしていただくためにお坊さんが所属するお寺(宗派)の檀家に入ることが必要でしたが、お坊さん派遣では檀家に入ることなく読経をしていただくことができ、分かりづらいお布施の額も明確になっているので、誰でもお坊さんに葬儀の読経を頼みやすいようになっております。
※仏教を元に記載しておりますが、様々な宗派・宗教独自のお葬式の流れがございます。お坊さん派遣では希望の宗派や宗教のお坊さん(僧侶)を派遣することも可能です。
1.火葬式読経
お坊さん(僧侶)がお葬式の中で読経を行うシーンは、計4回あると言われております。まず初めに通夜があり、翌日の告別式と火葬式、最後に繰り上げ初七日法要を行う場合に読経があり計4回となります。その中で火葬式読経とは、故人を火葬する前に行う読経であり、主に通夜や告別式を執り行わない「直葬」で必要となります。直葬の場合は故人が亡くなった後の24時間後に病院や安置施設より火葬場に運ばれます。火葬炉の前でご遺族のお別れを行う際に短い時間ではありますが、お坊さんによる読経がされます。そのため読経回数は1回のみとなります。また、火葬炉の前での読経は地域によっては行うことができず、出棺時に行われることもございます。火葬式読経の依頼は難しくはありませんが、どのタイミングで読経になるかが地域で違いますので、依頼時に確認しておくといいでしょう。
2.一日葬読経
昨今のお葬式事情として、2日間かけて執り行う一般葬ではなく、1日で執り行う一日葬の需要も増えてまいりました。もちろん、お葬式は地域によって重要視する式に違いがあるため、一日葬を選びづらいこともございますので一概に需要が高いとは言えません。ですが、通夜を執り行わない分喪主への負担も少なく、高齢の参列者が多い場合は2日間も式場に行かなくてもいいため、喪主及び参列者の体力的な面を鑑み、お葬式の選択肢としていれておきたいです。一日葬読経は計3回の読経となります。告別式と火葬式、繰り上げ初七日法要を含めて計3回です。通夜の読経が無い分、一日葬読経においての費用は一般葬読経に比べて安くなっております。
3.家族葬・一般葬読経
葬儀と聞くと「多数の人」が式場へ参列する風景を思い浮かべる人もいらっしゃるかと思いますが、昨今では「故人の身内のみ」が式場へ参列する家族葬と呼ばれる葬儀形態が増えております。芸能人などの著名人も、昨今では家族葬を選ばれるケースが増えてきたように感じます。参列者が親戚や故人の知人などを含めて30人以上参列するお葬式を「一般葬」と呼び、参列者が故人の身内で20人前後のお葬式を「家族葬」と呼び方を変えるのが一般的ではございますが、お葬式の流れや対応に違いはございません。両方とも通夜と告別式、火葬式と繰り上げ初七日法要を含めた2日間で執り行われます。そのためお坊さん(僧侶)の読経も計4回行われます。参列者の人数や式場の規模に違いはありますが、読経に違いはないため、基本は家族葬・一般葬の読経に関する費用は同じケースが多いです。
あまり知られていない法事や法要の式の流れ。流れを知ることで施主に必要な対応が見えてきます。
葬儀の読経でお坊さんを派遣する際の大まかな流れをご紹介します。
まず初めに、「やさしいお坊さん」へ葬儀の依頼をしてください。依頼後やさしいお坊さんで手配しました葬儀社と葬儀に関する打ち合わせがございます。その際に「やさしいお坊さん」のお坊さん派遣を利用することをお伝えください。
次に「やさしいお坊さん」より依頼を受けたお坊さん(僧侶)から依頼者様宛にご連絡がございます。このご連絡は葬儀内容に関する確認となります。もしご希望や葬儀に関するご相談がございましたら、この時点でお伝えしましょう。
式当日の読経に関しては、依頼者様が選んだ葬儀形式に左右されます。一般葬や家族葬であれば通夜がございますので読経1回目が発生します。翌日は告別式で2回目、繰り上げ初七日法要で3回目、火葬式で4回目と、計4回の読経を行います。一日葬では告別式、繰り上げ初七日法要、火葬式で計3回。直葬では火葬式のみで計1回です。
最後に、読経していただいたお坊さん(僧侶)へ費用をお渡しします。扱いとしてはお布施と同じですので、白無地の封筒に包むようにしましょう。また包む金額に関しては「やさしいお坊さん」で事前にお伝えしております定額プランの金額を包んでください。以上が大まかな流れとなります。
葬儀でお坊さん派遣を利用する際に気を付けたいのは、菩提寺もしくは檀家になっている故人のお葬式ではお坊さん派遣を使用しないことです。菩提寺のお墓への納骨できないなどの事後トラブルを防ぐために、故人の菩提寺確認等はお坊さん派遣を依頼する前にしっかり行いましょう。
「やさしいお坊さん」では、お坊さんの派遣を向日市のご自宅へ手配するサービスを行っております。「やさしいお坊さん」で提携しているお坊さんは、「僧籍」という資格を持っていますので、法事・法要での読経はもちろん、葬儀などの読経も安心してご利用していただけます。
その他にも、戒名や仏壇についてもご相談いただけます。
「やさしいお坊さん」では、皆様に安心してご利用いただけるように、トータルサポートで対応しております。
お問い合わせいただきましたら、最短で当日からお見積もり・資料のお届けが可能です。
電話料・相談料は無料となっておりますので、向日市で法事や法要でお悩みの際はお気軽にお問い合わせください。
向日市で法事・法要のお坊さん派遣に「やさしいお坊さん」が選ばれるには理由をご紹介します。
ご依頼の参考としてご確認ください。
日本全国で提携しているお坊さんが600名以上おりますので、向日市を含むすべての都道府県でご利用いただけます。対応している宗派は、主要八宗【浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・浄土宗・天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗】はもちろん、神道・キリスト教にも対応可能です。
業界最安値の水準で、法事・法要が4万3千円からご依頼できます。
「やさしいお坊さん」では、全て定額費用でご案内しておりますので、安心してご利用いただけます。
お坊さんとは、葬儀の時だけ、法事・法要の時だけのお付き合いで問題ございません。檀家になったり、寺院への寄付を要求されたりすることはありませんので、ご安心ください。
特定のお寺に所属している家のことを「檀家」と呼びます。個人ではなく家単位で所属し、お布施や寄付金などでお寺を経済的に支援する代わりに、お墓の管理や葬儀・法要に関する執り行いをお願いして、手厚く供養してもらえます。突然の不幸の際にも、葬儀や法要に関するすべてを任せられるお寺があることは大きなメリットです。
しかし、「檀家」である以上、弔い方法はお寺のルールに従う必要があり、故人が望むような供養ができない場合もあります。また、「檀家」として払わなければならない費用は、一般的なものだけでも入檀料、護持会費・維持費、寺院行事や法要のお布施、葬儀・法要のお布施、戒名料、お寺の修繕費などがあり、かなりの出費があるのも事実です。さらに、いちど「檀家」になると、簡単に辞めることもできなくなります。
自分の子孫もずっと特定のお寺と関わっていくことになる「檀家」制度。「檀家」になる必要があるか、よく考えてから後悔のない決断をしましょう。
「やさしいお坊さん」でお坊さんの派遣をご利用いただいたお客様よりお言葉をいただいております。一部ご紹介しますので、ご参考にご利用ください。
今まで、お坊さんとの付き合いがなく何もわからないまま依頼しました。一番初めに困ったことは私の家の宗派を聞かれたことでした。わからないとそのまま伝えると、オペレーターの方がお仏壇の蝋燭立ての色や本尊をわからないまま伝えたところ、浄土真宗大谷派であることを教えていただき、葬儀時に恥をかかなくてすみました。ありがとうございました。
来ていただいたお坊さんがとても親切で話しやすい方だったので色々な相談に乗っていただきました。葬儀後に行わなくてはいけないことも教えていただき、49日法要も同じかたにお願いさせていただきました。
葬儀で一番心配していたお坊さんの費用に関して明朗会計だったので、お願いしました。当日にお布施を渡してくださいと言われたので来られたお坊さんに手渡しして領収書をいただきました。領収書をいただけると思っていなかったので、びっくりしました。
お葬式や法事・法要について、よくお問い合わせいただく質問をいくつかご紹介いたします。
この他の「サービス」または「法事・法要」に関してのご質問もお気軽のお電話にてご質問ください。
向日市で法事・法要のお坊さん派遣を行う「やさしいお坊さん」が分かりやすくお答えいたします。
「やさしいお坊さん」は、仏教の主要宗派はもちろん、神道やキリスト教など様々な宗教や宗派での対応が可能です。仏式と神式では、葬儀の流れや内容が全く違いますし、同じ仏教でも宗派によって作法が変わってきます。
日本では、お葬式のほとんどが仏式で行われていますが、神式のお葬式もあります。仏式の葬儀で行われるお線香やお焼香は、神式では行われません。その代わりに、玉串と呼ばれる木を神前に捧げる「玉串奉奠」があります。宗教や宗派によって、葬儀の流れや作法もそれぞれ違ってくるので、葬儀に出席する際には何式で執り行われるのかチェックしておくと安心ですね。
また同じ仏教でも、宗派ごとにお葬式に特徴があります。仏教の宗派は、すべて挙げるのが難しいほど、たくさんの宗派が存在します。宗派によって教えが違い、読まれるお経やお焼香の回数も変わってくるので、事前に確認が必要です。近年では、そもそも自分の家がどの宗派なのかもわからない、という方も。そのような時は、家に仏壇があれば、掛け軸やお本尊で見分けがつくこともあります。間違って違う宗派で葬儀を執り行ってしまった場合でも、四十九日までなら解決方法もありますが、まずは事前にしっかり宗派を確認することが大切です。
故人の宗派がわからない、法事・法要の相談相手がいない、などでお悩みの方は、ぜひ向日市の「やさしいお坊さん」にご相談ください。ご希望に沿った最適なプランを、定額でご提案いたします。まずはお気軽に、お電話でお問い合わせください。
「お布施」という言葉に聞きなじみが無い方は多いかもしれません。
理由としては、
・法要などに参加する機会が無かった
・親族が亡くなっていない
・無宗教
などが上げられます。
ですが、ご家族が亡くなった際にお寺のお墓で供養されるのであれば、「お布施」は知っておくべき法要にまつわる知識となります。
「お布施」とは何をすることなのか?「お布施」をする際にどう行えばよいのか?など、知っておくと役立つ「お布施」の話をご紹介します。
「お布施とは何か?」と一言でお伝えするのなら「僧侶へのお礼」です。
仏教ですと僧侶は、葬儀や法要の際にお経を唱えます。
お経とは釈迦の教えをまとめた書であり、宗派によって唱えるお経の内容に違いがございます。お経を唱えることに対してのお礼として、お布施を行うと考えてよいでしょう。
お礼の形として、一般的には「金銭のお渡し」となっております。
そのため、お布施は僧侶へ謝礼金をお渡しする行為と知っておきましょう。
ただし、お布施の本来の意味は「見返りを求めない施し」にあります。
あくまで、遠くから故人や家族のためにお経を唱えに来ていただいた僧侶に対して、自身ができるお礼の形が金銭のやり取りへと変わったことを理解し、感謝の気持ちこそが「お布施」の根本にあるものと知った上で、これからご紹介するお布施に関する知識をご確認ください。
金銭を誰かに渡す際、友人や知人であれば何も包まず手渡しをしてもいいでしょう。ですが、お布施は先ほどご紹介した通り、僧侶に対しての感謝を表す行為でもありますので丁寧な対応が好まれます。
お礼の形として、一般的には「金銭のお渡し」となっております。
そのため、お布施は僧侶へ謝礼金をお渡しする行為と知っておきましょう。
ただし、お布施の本来の意味は「見返りを求めない施し」にあります。
あくまで、遠くから故人や家族のためにお経を唱えに来ていただいた僧侶に対して、自身ができるお礼の形が金銭のやり取りへと変わったことを理解し、感謝の気持ちこそが「お布施」の根本にあるものと知った上で、これからご紹介するお布施に関する知識をご確認ください。
丁寧な対応の中にはお布施の包み方も含まれます。お布施は古くからある法要の慣習ですので伝統的な包み方が存在します。奉書紙と呼ばれる和紙に現金を包む方法が伝統であり、できるだけこの包み方で渡した方が感謝の意味合いが強まります。奉書紙とは室町時代より公文書を作る際に使われる格式高い和紙であり、現在も儀礼や神事などでは使われています。もちろん格式高い和紙と言っても一般の方も購入できますのでご安心ください。
いままでの話をまとめますと、
・現金を包むときは奉書紙か半紙・白の無地封筒
・水引は付けない
の2点に気をつけることが大事です。
ですが、どうしても時間の問題などで「奉書紙」もしくは「白の無地封筒」が用意できない場合はのし袋で代用することもできます。緊急の際はこちらでも問題ございませんので、あくまでお布施とは感謝の気持ちが大事であることを念頭に置いて、お布施をお包みください。
奉書紙や半紙・白封筒を用意しましたら、お渡しした包みがお布施であることを僧侶に知っていただくためにも、記載が必要です。
まずは表書きとして「お布施」もしくは「御布施」と記載しましょう。現金を包んでいるので「御布施料」と記載してしまう方もいらっしゃいますが、最初にご紹介した通り、お布施は感謝の行いですので、明確な金銭のやり取り感じさせる記載はあまり好ましくはございません。また、記載には筆書きが好ましいです。
次に裏書になります。中袋(現金を入れる袋)や封筒の裏面には、氏名・住所・包んでいる金額を記載します。金額の記載は漢数字を利用することが一般的です。
例:
普段使用しない漢数字の為戸惑う方も多いです。以下に1~10の漢数字をご用意しましたので、ご活用ください。
※冠婚葬祭では4と9は縁起が悪いと言われております。なるべく使わない方が好ましいです。
包みの用意ができましたら、僧侶にお渡しする現金を包みましょう。
包む際のマナーとして
・お札の向きを揃える
がございます。
表書きの方にお札の肖像画が来るようにしましょう。
昔から葬儀などの不幸なことに関してお金を包む際は古いお札(使われたもの)を、結婚など祝い事では新札を包むマナーがあります。
昨今ではあまりこだわらないケースも増えているようですが、できるだけ失礼にならないよう気を配るほうがいいでしょう。
現金を奉書紙や半紙・白封筒で包んでそのまま僧侶に渡すのは好ましくございません。
必ず奉書紙や半紙・白封筒を袱紗で包みましょう。袱紗とは四角い無地の布であり、色合いもシンプルなものです。
袱紗はデパートや大型スーパーなどでも購入できますので、一つは用意しておくとよいでしょう。また、どうしても用意が間に合わなければ、無地のハンカチなどで代用ができます。袱紗ごとお布施をお渡しするのではありませんのでご安心ください。
渡す際は手の上で袱紗の包みを解き、僧侶にお布施を取っていただくようにしましょう。また袱紗が無い場合の代用としてハンカチをご紹介しましたが、小さなお盆があればお盆の上にお布施を置き、僧侶に取っていただく方法もございます。
今までご紹介した方法でお布施の準備ができましたら、僧侶にお渡ししましょう。
お渡しするタイミングとしては、
お布施は僧侶に対しての感謝の現れです。
少し手順や方法が間違っていても荒立てる僧侶はおりませんのでご安心ください。
今回ご紹介した作法を元に、お客様ができる限りの対応をもってお布施をお渡しください。
お布施の渡し方を紹介しましたが、実際に中へ包む金銭の相場はどれくらいになるのか気になりませんか?
もしかしたら、「頼んだことによってお渡しする金銭の額が決まっているのでは?」と、お考えになられる方もいらっしゃるかもしれません。
多くの方が気になる「お布施の金額」と「相場」に関して、簡単にご紹介します。
さて、先にご紹介した「そもそもお布施とは?」で記載したように、お布施は僧侶に対しての感謝の表れです。
そのため、感謝を表す際に金額が指定されていたら、少し変ですよね?
そのことから考えて、お布施の金額には特に決まりはございません。
だからと言って「何も包まない」や「少なすぎる金額」は失礼な行為になりますので、注意しましょう。
だいたい法要の場合、10万円内でお布施を考えるのが妥当です。
もちろん、僧侶に対して強く感謝の念を伝えたい方ですと10万円以上のお布施を包むこともございます。
また、お布施の内訳に
なども地域によっては合わせて包むこともございます。
もし、不安であれば事前に僧侶(菩提寺)にお布施に関してどれくらいお包みするのがいいか、相談してもいいでしょう。
いくら包んでも問題はないと先ほど記載しましたが、もしかしたら「縁起の悪い数字の金額は避けた方がいいのでは?」とお考えになられるお客様もいらっしゃるかもしれません。
確かに、4や9などの数字は冠婚葬祭では不適切言われております。
そのためお布施でも避けた方がいいのではとお考えになるかもしれません。
結論から申しますと、そこまで気にする必要はございません。
あくまでお布施は感謝の表れです。
もちろん4や9を避けて包んでもいいですし、特に気にせず金額を包まれても問題ございません。お客様が払える金額で無理せずお包みください。
ただし、端数がでる金額はあまり好ましくはございません。
端数を切り上げた金額を包んでお渡ししましょう。
法要と一言で言ってもその種類はいくつもございます。
どの法要を依頼したら、どれくらいのお布施が相場なのか知りたくなる方も中にはいらっしゃるかと思います。
法要の種類とそれに合わせたお布施相場をご紹介しますので、参考にご利用ください。
※お布施の相場に関しては地域や菩提寺によっても変動します。不安があれば菩提寺に確認をとるのも大事です。
※紹介しますお布施相場は「葬儀のお布施相場」以外は御車料や御膳料、戒名料などは含まれておりません。また、宗派によっても変わってきますのであくまで目安としてご確認ください。
故人があの世へ行く旅立ちの手助けや、残された家族の悲しみを和らげるために、僧侶はお経を読みます。
葬儀ですとお通夜と告別式、火葬時の計3回読経をしていただくことを考えると、平均として※40万円~50万円ほどがお布施の相場となっております。
※お布施は地域差が大きいので、あくまで目安としえお考え下さい。
※日本消費者協会調べを参考に記載しております。
紹介したお布施の相場には、読経・御車・御膳などの料金のほかに戒名をいただくための料金も含まれています。
※戒名の位が高いものですとその分戒名料は高くなります。
命日から数えて49日目に行う法要を指します。
仏教の教えでは、故人が極楽浄土に行けるかの審査が7日毎に行われており、最後の審査に当たる49日目に成仏できるようお経を読みます。
これが四十九日法要の由来です。
この四十九日法要のお布施相場は3万円~5万円と言われております。葬儀にお渡ししたお布施の1割が、法要のお布施となると考えると分かりやすいかもしれません。
この四十九日法要を行うまでに、墓石の準備や位牌・仏壇の準備などで、お布施まで手が回らないこともあるかもしれません。ですが、故人にとっても大事な法要ですので、できるだけ不足がないようにしましょう。
遺骨をお墓に納めることを納骨といいます。
一般的には先で紹介した四十九日法要と同じ日に執り行うことが多いですが、後に紹介します、一周忌などでも行うことがございます。
「遺骨をお墓に納めるだけでお布施が必要になるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、納骨時に読経や焼香も行いますので僧侶にお願いする必要がございます。
その為四十九日法要と納骨でお布施が2回発生すると考えてもよいでしょう。
納骨のお布施相場は1万円~5万円と、四十九日法要よりも少ない金額で問題ございません。
お亡くなりになってから初めて迎えるお盆時期に、僧侶を呼び読経していただくことを新盆(初盆)法要と言います。お盆は毎年8月(地域によっては7月)にございますので、毎年行われる法要とも言えます。初回の法要は四十九日法要のように3万円~5万円がお布施相場として考えられており、翌年からのお盆法要では5000円からがお布施相場とされております。あくまで読経のみの対応での金額ですので、御車料や御膳代も含めますと、3万円以上かかる場合もございます。弊社では3万6千円(御車料や御膳代も含め)で設定しております。
どうしてお布施の相場が初年と翌年で大きく違うのかと言いますと、供養行事の念入りさに違いがあるからです。
何事も初めて行うことには準備が発生します。そのため、僧侶の対応も増えますので、通常のお盆法要より1万円ほど多くお布施を包む傾向にございます。
命日から一年たった日に執り行うのが一周忌法要です。先にご紹介した四十九日法要や新盆(初盆)法要と同じくとても大切な法要です。そのため3万円~5万円がお布施相場とされております。
法要の流れは四十九日法要と同じ場合が多く、四十九日法要の際に納骨を済まされている場合は、さほど準備などの手間はございません。
また、今後は三回忌などの法要で僧侶を呼び、読経していただくことがありますが、お布施は1万円以上のお渡しが多いです。ただし、宗派や菩提寺によっては一周忌法要と同じお布施が好ましいところもございます。菩提寺から僧侶に来ていただくのであれば、一度相談や確認をしておくほうが安心です。
弊社の設定として5万円~(御車料や御膳代も含め)となっています。
お布施のことが少しご理解いただけましたでしょうか?
ご紹介しましたお布施の相場に関しましては菩提寺が分かっており、檀家として菩提寺の僧侶が読経して下さった際にお渡しするお布施の平均額となっております。そのため、菩提寺が分からない方や、寺院霊園ではなく民営霊園や公営霊園を利用しており、どこかのお寺の檀家でもない場合ですと、読経をお願いする際は平均相場より多くお布施を包む傾向にございます。
「やさしいお坊さん」では不明確なお布施の金額をより分かりやすくし、菩提寺を持たない方でも故人や遺族のための僧侶による読経をご依頼しやすくしております。
その他に分からないことがありましたら、お電話にてご質問・ご相談いただけます。
「やさしいお坊さん」では24時間いつでも僧侶の派遣や依頼や、法要に関する相談ができますので、菩提寺が近くになく相談できる人もいないのであればお気軽にお問い合わせください。
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