岩手県の葬儀場をお探しならやさしいお葬式

岩手県で使用できる葬儀制度としては、国民健康保険に加入している方が死亡したときの給付金制度があります。給付金が受け取れるのは、喪主の方です。火葬のみの直葬の場合、火葬を執り行った方に給付金が発生します。ただ、直葬だと給付金が発生しない自治体もあるので注意してください。給付金額については、釜石市や一関市のように30,000円に設定されている場合や、北上市や奥州市のように50,000円に設定されている自治体もあります。自分が住んでいる市町村のホームページで、確認してください。葬儀を行った翌日から2年が過ぎると、申請不可能になります。葬儀を終わらせたら、出来るだけ早く申請してください。ちなみに、国民健康保険に加入して3か月以内の方は給付対象外になります。また、火葬場使用料助成金が設定されている自治体もあります。それが、滝沢市。火葬料が30,000円を超えた場合、20,000円を上限として給付金が発生します。火葬料から30,000円が引かれた金額が給付されますが、百円以下は切り捨てになります。八幡平市・二戸市・釜石市では、火葬場使用料が安くなる制度があります。八幡平市斎場では、亡くなったのが市民であれば使用料が10分の1、二戸市では5分の1、釜石市では50,000円が20,000円になります。

岩手県の県庁所在地、盛岡市には火葬場併設の公営斎場があります。上盛岡駅近く、国道4号沿いにあり、こちらで火葬と葬儀をいっぺんに済ますのが一般的です。その他の火葬場だと、矢巾町や雫石町の火葬場を利用するようです。その場合、盛岡市の7つある民営斎場を利用します。ただ、矢巾町にも民営斎場があります。岩手県北部には、八幡平市・二戸市・久慈市があります。このうち久慈市には、火葬場併設の公営斎場があります。久慈市北部にある久慈地区斎場は、洋野町や軽米町の方もよく利用します。二戸市にある唯一の火葬場、『斎場にのへ』は市西部にあります。民営斎場は4つあるため、市内で火葬から葬儀までを済ませます。八幡平市には、火葬場と民営斎場が1つずつあります。市域南部にある八幡平市斎場で火葬を行い、平館駅近くの通夜ホール新山荘で葬儀を終わらせます。県南の花巻市には、石鳥谷町斎場があります。こちらは火葬場併設の公営斎場になっており、市民のみならず北上市の方も利用するようです。北上市の方が石鳥谷町斎場を利用しない場合、村崎野駅東口から北東に1,5kmの位置にあるしみず斎園で火葬を済ませ、市内の民営斎場で葬儀を完結させます。岩手県南部の奥州市は、唯一の火葬場としてさくらぎ苑があります。市街地北東部、マルハン水沢店向かいにあります。その南、県南端の一関市は、火葬場が2箇所あります。市街地南にある釣山斎苑と、市西部の千厩斎苑です。そして両市とも、民営斎場が複数箇所あります。

岩手県の人口は約121万人です。県庁所在地は盛岡市で、人口は約29万人です。秋田市よりも少ない数字ではあります。ただ、都市圏人口になると45万人を超え、北東北では最大人口です。そんな盛岡市は、岩手県中部にあります。北部には八幡平市・二戸市・久慈市と言った、ちょっとした街があります。反対に南部には、人口約9万人の花巻市や北上市が、隣り合っています。さらに南下していくと、人口11万人の奥州市と一関市があります。一関市街地と奥州市水沢地区は、小都市を形成しています。そんな岩手県は、高齢化が進んでいます。こうなると気になるのが、墓事情です。地方公共団体運営の墓地数は254箇所です。東北内では最も少ない数字ですが、全国的には決して少ない数字ではありません。人口規模を考えると、十分足りると言えるでしょう。岩手県では、墓不足の話は無いようです。ところで、墓不足が進む都市部では、納骨堂が注目されているのをご存知ですか。設置要件が緩いため、都市部でも建てやすいです。岩手県の納骨堂の数は33箇所です。決して少ない数字ではなく、岩手県ではこれからも墓不足の心配はしなくて済みそうです。