知っておきたい!コーヒーとココアのメリット&デメリットまとめ

最終更新日:2023/02/15│公開日:2023/02/15

友達
友達
ココア、飲みたいな♪ でもコーヒーもちょっと気分!
私はココアかな。今日は。
メディカルちゃん
メディカルちゃん
友達
友達
う~ん
悩みすぎだよ♪
メディカルちゃん
メディカルちゃん
友達
友達
う~~ん。。。どっち良い?
友達
友達
う~~ん? ココアもいいし
コーヒーもいい。。。。
わわっ、悩みすぎ!望月先生助けてください
メディカルちゃん
メディカルちゃん
管理栄養士の望月です。じゃあ今日はコーヒーとココア、どんな時にどう飲むとメリットになるのか?解説しますね

もくじ

  1. コーヒーとココアについて
  2. コーヒーとココアのカフェイン量の比較
  3. コーヒーとココアの飲むタイミング
  4. コーヒーとココアの温度(ホット/冷たい)の選び方
  5. コーヒーとココアの美容面で良いとされている特徴
  6. コーヒーとココアの飲み方

コーヒーとココアについて

コーヒーのメリット

コーヒーに含まれている成分として代表的なものは、カフェインとクロロゲン酸などのポリフェノールになります。
カフェインのメリットは?
メディカルちゃん
メディカルちゃん
カフェインの体に良い働きとしては、眠気を覚ますこと、集中力を高めること、運動機能を向上させること、体脂肪の燃焼を促進することなどが挙げられます。
ポリフェノールのメリットも教えて!
友達
友達
ポリフェノールの体に良い働きとしては、強い抗酸化作用があり、「活性酸素による酸化」を防いでくれることです。
まだまだ報告されているメリット、ありますよね!
メディカルちゃん
メディカルちゃん
そう。胃酸分泌を促して消化を助ける、肝臓がんを抑える、コーヒーの香りで精神のリラックスできるなど様々な研究報告があります。

コーヒーのデメリット

胃液分泌が促進され、胃潰瘍や胃炎を起こしやすくしてしまうことがあります。
何倍も飲むとカフェインの取り過ぎによって吐き気、嘔吐などカフェイン中毒になることもあります。
さらにコーヒーを飲むと歯がきばみやすくなります。

ココアのメリット

ココアには上記したコーヒー同様に、カフェインとポリフェノールが含まれています。
中でもカカオポリフェノールがとても豊富に含まれていて、自律神経が整いやすくなりリラックス効果が期待できます。
他にも、たんぱく質、脂質、糖質、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンB群、食物繊維などが豊富に含まれていて、栄養価が高い飲料です。

ココアのデメリット

メディカルちゃん
メディカルちゃん
ココア、飲みすぎると太るかな?
ココアは栄養価が高い分、脂肪分も多く含まれています。
そのため、飲みすぎてしまうと肥満に繋がる恐れが出てくるので、注意が必要です。
それでも飲みたい!そんなときは?
友達
友達
ダイエットなどのときは、砂糖や添加物の少ないピュアココアや純ココアを選ぶのがよいでしょう。

コーヒーとココアのカフェイン量の比較

コーヒーとココアに含まれているカフェインについて、100mlあたりの含有量で比較していきます。

コーヒー100mlあたりのカフェイン含有量は、約60mgです。
ココア100mlあたりのカフェイン含有量は、約10mgです。
確かにコーヒーのほうが多いね
メディカルちゃん
メディカルちゃん

コーヒーとココアの飲むタイミング

コーヒーとココアのおすすめしたい飲むタイミングについて紹介していきます。
それ知りたいです!
メディカルちゃん
メディカルちゃん

コーヒーとココアに多く含まれているカフェインの特徴として、摂取後に血液に乗って脳へ到着するのは30分後とされています。
飲んで一息したら30分だね
友達
友達

それを踏まえて、且つカフェインの体に良い働きを発揮できるタイミングは以下のようになります。

朝がおすすめ

朝は起きたばかりなので、まだ体や頭が少しボーっとしている状態です。そこでコーヒーやココアを飲み脳に刺激を与えることで、体や頭が目覚めて気持ちの良い一日を送ることができるでしょう。

運動する30分前に飲む

カフェインの運動機能の向上というメリットを最大限に活かすために、運動する30分前に飲んでみるのもよいでしょう。

仕事中や勉強中に飲む

仕事中や勉強中に飲みカフェインを摂取することで、眠気を吹き飛ばすことができたり、集中力アップに繋がります。

就寝前は避ける

カフェインには眠気を覚ます機能があるので、これから寝ようと思っている場合には就寝30分前以降の飲むことは避けるようにしましょう。

ここは注意してね!
メディカルちゃん
メディカルちゃん

コーヒーとココアの温度(ホット/冷たい)の選び方

コーヒーとココアを飲む際の、ホットorコールドの選び方を、その日の体調に合わせて紹介していきます。

体感気温に合わせる

自分が寒かったり涼しいと感じる場合にはホットを、暑かったり暖かいと感じる場合にはコールドを選択するとよいでしょう。

四肢末端の体温に注意

特に暑いor寒いと感じていなくても、手足の先、四肢末端が冷たい場合にはホットを、汗ばんでいる場合にはコールドをおすすめします。
自分の感じたままでいいんだね
メディカルちゃん
メディカルちゃん

コーヒーとココアの美容面で良いとされている特徴

コーヒーとココアを飲むことで、美容や肌ケアにおいて良いとされる特徴について紹介していきます。
気になるのは、肌ケア!
友達
友達

コーヒーとココアに多く含まれているポリフェノールには、さまざまな種類があります。
その中の、カカオポリフェノール、フェルラ酸、コーヒーポリフェノールに注目していきます。

カカオポリフェノール

カカオポリフェノールには抗酸化作用があるため、活性酸素を除去することができます。
この活性酸素というのが、シミやそばかすの原因となるものです。
そのため活性酸素を取り除くことで、肌をダメージから保護することができます。

フェルラ酸

友達
友達
あんまり聞きなれないね
クロロゲン酸が体内でフェルラ酸に変化します。フェルラ酸は血液の流れをスムーズにして血管の老化を防いだり、またメラニン生成を抑制することで、シミの予防に繋がり、美白が期待できます。

コーヒーポリフェノール

コーヒーポリフェノールによって脂肪燃焼をアップさせることができるので、美容に繋がります。

コーヒーとココアの飲み方

メディカルちゃん
メディカルちゃん
くれぐれも飲みすぎは注意だよ

コーヒーとココアは利尿作用があるため、多くの飲料の中でもトイレが近くなるというデメリットがあります。
トイレが近くなると困るという場合には、コーヒーでもココアでも一杯程度に留めておくことが無難です。
さらに、同じ種類と量でも冷たい飲み物の方が体が冷えることによってトイレが近くなりがちなので、温かい飲み物の方がよいでしょう。

友達
友達
うん! メリットよく知って飲むと美味しい!
だねー♪
メディカルちゃん
メディカルちゃん
良かった。ちょっとホッとした…笑
メディカルちゃん
メディカルちゃん

<参考文献・URL>

※執筆の参考にしたものがあればこちらにご記入ください。
全日本コーヒー協会「コーヒーの成分」→
https://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/facts/
総合南東北病院「健康ひとくちメモ ココア」→
https://www.minamitohoku.or.jp/up/news/1pointmemo/1pointmemo81.htm
公益財団法人長寿科学振興財団「ポリフェノールの種類と効果と摂取方法」→
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/polyphenol.html

監修者

望月理恵子
望月理恵子管理栄養士 健康検定協会理事長
株式会社 Luce 代表取締役、健康検定協会理事長、臨床栄養協会評議員。山野美容芸術短期大学や服部栄養専門学校にて栄養学の講師を勤める。また、小田原銀座クリニックの栄養顧問など、栄養学・美容学の分野で活動。その他、テレビや雑誌などを通して日常生活に密着した健康知識・栄養情報を発信中。「痩せる時間に食べてみた」「栄養学の○と×」など著書も多数。

関連記事

「バカは風邪ひかない」って本当?ストレス性の風邪を防ぐ方法!
リモートワークに効く!運動不足解消法

PAGE UP